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叫べ

作者: 荻雅 康一



泣け泣け叫べ


我が身連なるこの苦痛


うねる我が身の蛇の中


留まり知らぬこの孤独


堪えろ堪えろと叫ぶほど


我が身を襲う潮の味


たえた先には光か闇か


解らぬ雲路は


祈りのようで



泣け泣け叫べ


我が身連なるこの恐怖


引きし大波渦の中


流しきれぬこの傷を


耐えた耐えたと叫ぶほど


我が身を襲う灰の味


たえる先には望みか狂気か


判らぬ思慕は


祈りのようで


波間漂う()()の鳥


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