第7話 姉さんや・・・
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うれしくて、おっぱぴーしそうです。
試合は、圧倒的に俺の勝ちで治まった。
分家たちも己との力の差をようやくわかったのかしぶしぶ、負けを認め俺が
次期鬼頭家当主に任命されたのであった。
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その夜、母さんにいちゃもんをつけながらも飯を食べ終わった後
「一花、今日はお疲れ様。ありがとね、私のために戦ってくれて……///」
「いいって、別にお礼なんて。姉さんらしくないよ……。それに、自分のためでもあるし」
「ふぅ~ん?、でも守ってもらうってものもうれしいものだょ……」
「ん?聞こえないけど、それより姉さん、顔赤いよ……だいじょうぶ?熱あるんじゃない?」
「大丈夫///……それよりお礼するから!!これあげる!」
「おう!?………ありがとう」
姉さんから疲れに聞く栄養ドリンクをもらった。
さっそく飲んでほしいらしくずっと俺をみている姉さん……。
しかたないからその場で飲むことに
…………ぐびり、ぐびり。………うっ……苦い。いったい何の成分が入っているんだろう。
「うん……独創的な味だね」
と言ってごまかした。
まあ、いいや。姉さんのことだし毒が入っているわけないからよしとしよう……。
それに、姉さん飲んだことに満足しているみたいで笑顔だし。
♢ ♢ ♢ ♢
その後、風呂に入った。もう、鬼頭家様さまだね~。異世界で初めて驚いたうちの一つが風呂だ。
どうやら、近くで温泉が出るらしくそれを掘って通したみたいでいつも風呂に湯が満ちている。
ひのきのような木で出来ており、非常にリラックスができる。うちの家族はみんな風呂が好きだ。
これ以外にも、分家のほうにも風呂があるらしくこっちはもっぱら家にいる使用人か本家の俺たち用だ。
ただ、一つしかないのが難点で男か女かののれんを外に掛けて置かないといけない。
さすがに、間違えたら困るからな。
「………ふぅ~。落ち着く」
湯に浸かりまったり極楽に蕩けていると……脱衣所からごそごそという音が聞こえてきた。
「……ん、父さん?それとも達也か?」
とつぶやいているとガラガラガラと入ってきた。
……………来たのだが、頭が真っ白になってしまった。
なんと、現れたのが姉さんの桜だったのだ。
その瞬間俺は、即座に後ろを向き
「ちょちょちょ………姉さん!?どうしてここに姉さんが!?確かのれん掛けて置いたはずなのに……」
「ええ、だからわざわざ入ったのよ?ちゃんと一花一人だけが入っているのを確認して使用人に外見張らせてもらっているわ」
「えっえ!?……なんで」
「え~と、今日のお礼に背中洗ってあげるのよ!!ほら、早く来なさい」
「いやいやいや、遠慮しときます」
「いいから来なさい!それともな~に?姉弟なのに意識してるの?」
「そ、そんなことはないけど………」
「だったら、さっさと来る!ほら、早く来ないと叫ぶわよ?」
と脅されしぶしぶ前を向いた。
一応タオルで全体を巻いているらしく大事なところは見えてないがそれでも、プロポーションがいいのが伝わってきており
とくに胸が強調されている。
いつもだったら、髪を後ろで一つにまとめていた姉さんだったが、今はそれもおろしており別の印象を受ける。
道場では見せない表情を見せられつい、ぼーっと見とれてしまったが
今の現状を思い出しあわてて椅子に座る。
「それじゃあ、いくね~///」
と備え付けのスポンジを手に取りおもむろにこする。
「うんしょ、うんしょ………どう?気持ちいい?」
「う~ん、もうちょっと強くてもいいよ~」
「そう?わかった……これでどうかな……?」
「ああ、気持ちいいよ。ありがとう姉さん」
「ふふふ、どういたしまして///……一花の肌ってきれいだよね白いし……女の子みたい~」
「うぐっ………そうかな~」
「……あっでも、私は好きだよ~?」
「触り心地いいし……///」
「ソウカ、それはヨカッタ」
俺の中では、いまエマージェンシーが発動している。
姉さんは、無意識なのか時折背中に柔らかいものが当たるのだ。そして、だんだん吐息が
荒くなっている………。
た、助けてくれ~~。理性が……今悪魔と天使に分かれ悪魔が
「もっとお礼をもらっちゃえ」
と言っており、天使が
「ダメだよ!実の血のつながっている姉さんなんだよ!」
と訴えているが、背中にあたるマシュマロのせいで7対3の割合で天使が劣勢だ……。
がんばれ、天使。負けるな天使。
そうしている間にも
「それじゃあー次は前ね~」
と姉さんがニコニコしながらも爆弾を放り投げてきた。
「むりむりむり、さすがに前は無理です姉さん!」
と必死に拒否を訴える……。
「だいじょうぶ!私が全部キレイキレイにしてあげるから……安心して一花は天井の染みを数えていればいいよ」
「全然大丈夫じゃない!?………」
「おかしいな~。そろそろ一花効果出るはずなのに……」
「何が!?」
「うん?………ナイショ///……………栄養ドリンクとひょうして精力剤入れたけど、効果なかったのかな~?使えば私に襲ってくると母様言ってたのに……ぶつぶつ」
そんな、桜の様子を気にしてはいられなかった。実は、さっき桜が渡したドリンクはちゃんと効果を発揮しており
一花の下半身が、マグナムになっていたのだから………。
そんな、一花はというと
「鎮まれ……鎮まれ……。そうだ、こういう時は数学だ……。公式、公式……底辺×高さ×1/2え~とえと、半径×半径×3.14うん!?
3.14=π=パイ……パイ!!
ダメだおかしい!!」と混乱している。
そして
「……一花、こっち向いて」と潤んだ目で見られ触られた瞬間
思わず、理性が崩壊するのを避けようとした俺は直立し入口に向かって全速力で走った。
しかし、そこまでいくまでに足元にあった石鹸に足を滑らせ
スッテ~ンという盛大な音とともに気を失うのであった……。
深夜にしゅーくりむが食べたくなった……。