プロローグ
処女作です。まだまだ文章力が足りない。
転生―――――――死後に別の存在として生まれ変わること。肉体・記憶・人格などの同一性が保たれないことから復活と区別される。
まあ、程度の差こそあるが、みんな小説やアニメなどで知っているだろう。
転生する小説の中に出てくる子供のように精神年齢が大きく卓越した視線で世の中をみたいと思わなかっただろうか?
まあ、それは夢物語であって実際に起きるわけでもなく日々刺激を求める中での妄想でしかないのかもしれないが。
ここまで、言えば察しが付くかもしれないが俺は、異世界転生というものを経験した。
死亡原因は、わからない。なぜか、そこだけ記憶があやふやなのだ。
気絶してたらしく、目が覚めたら赤ん坊になっていた。まあ、痛みがないからほっとしているが。
最初のうちは、転生キターとテンションが高かった俺だが赤ん坊で何も表現できずすぐ疲れる体のせいですぐに寝てしまった。
その後、トイレに行きたいがそれを我慢していたら自分の口から
「オギャー、オギャー!」
泣いてしまった。
「はぁ~い。大丈夫だよー。おむつ換えましょうね~」
といつの間にかそばにいた純和風の黒髪の美女がニコニコしながらおもむろにおむつを交換してきた。
その間、俺は「やめろ―、やめてくれ―、後生ですから///」と心中叫んでいたがオギャーにしか聞こえずスルーされた。
どうやらこの美女は、俺の母親だったようだ。乳母に任せることもしばしあるが基本この人が付いていてくれる。
そして、父親はこれもまた彫の深い端正な黒髪で長身のイケメンであり、2人が並ぶとすごくお似合いだなと思った。
数か月もするとトイレも食事も慣れてきて抵抗がなくなった。流されることを得意なのだ。――――――
それで、わかったことだかどうやらこの家は大きな屋敷らしい。どうやら、両親はかなりの金持ちか権力者なのだろうと理解した。
あと、この世界は異世界なのがわかった。初めは、屋敷の造りから日本の屋敷だと思っていたが、両親の話を流し聞きしていくうちにモンスターがどうとか結界がどうのとかの話を聞いたからだ。
まあ、今の俺には関係ないが。
赤ん坊の俺がやるのは、食べる!寝る!―――――あとは、刺激もほしいがそこは仕方ない。
しかし、この赤ん坊ニート生活も悪くないなと思う俺であった。
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