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随分前から思っていたのですけれども、楽しいって言葉と、楽であるという言葉、同じ漢字でも意味が違いすぎませんか。……楽しかった思い出がないから今思いついた話をしています。わたしは考えることは好きなのですけれどね、何かを実行しにいくこと、楽しいことって言われることが面倒に感じてしまうようになってしまったのですよ。楽しいことと言えば、やはり外に出たりなにかお金を使ったりするでしょう?わたしには体力もお金もありませんでしたから……楽しいことをしたという記憶があまりないのです。残念なことに。ですから、楽しいことではなく、楽をするということについてお話できたらと思います。
同じ漢字なのに、楽をする方の楽という字には、「安易な」という意味が含まれていますよね。楽をするということは、なにかお金や時間を節約をするということではありませんか。その例として、わたしは無洗米が好きです。これほど楽であるという言葉を体現したものは無いと言って良いでしょう。米を研ぐということが面倒なので、これがなかったら米を食べることを諦めていたこともあるかもしれなかったです。最後にご飯と食べたのは……なんだったでしょう。ああ、ふりかけでした。すき焼き味の。何だか好きなんですよねえ。そういえばふりかけも、「楽をする」ためのアイテムではありませんか。ご飯とふりかけさえあれば、とりあえずの1食は可能なのですから。栄養学的にはもっとなにか添えるべきかもしれないですけれどもね、そうもできない時って意外と多いものなのです。そういう場面でよく活用していた記憶があります。……なんだか、さっきのピコンって音が炊飯器が炊ける音に似てる気もしてきました。食欲って、肉体が無くてもこんなに話せるものなのですね。今、それを感じているところです。ああ、またもし叶うのならあのサクサクとした「すき焼き」をまた食べたいです。おや、今って楽しいですね。外に出なくても、お金が無くても、あなたに向かって話している状態って、楽しいのかもしれません。こんなにも心が踊っているのですから!
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