表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
霊媒師募集  作者: たまこ
84/1194

第八章 霊媒師弥生-16

階段を上がり、2階のフロアに着いた。

右!左!と首を振り、悲鳴の元を探る、と、左側前方から新たな悲鳴と、青白い光が廃墟の床に転がっているのが見えた。


「社長!あれ見てください!床で光ってるのってスマホじゃないですか!?」


僕の指した方向を社長と弥生さんが見る。


「そうみたいだな、声もあっちの方向から聞こえるし行ってみるか!」


1階同様、2階もゴミと瓦礫で足元が悪い。

僕らはそれでも、小走りに青白い光と悲鳴の元へ急いだ。


「悪かった……!俺らが悪かったから……」

「許してください……」

「あ、謝りますから……どうか……」


震える声で懇願する男達の声が近くはっきりと聞こえてきた、もう近いはずだ。

僕は途中、点灯したまま転がっているスマホを拾い、社長と弥生さんの後に続いた。


2階は入院フロアになっているらしく廊下を挟んで各部屋のドアが並ぶ。

その中の1部屋。

全開になった横開きの扉、その室内に彼らはいた。


最初に部屋に飛び込んだのは、格闘系霊媒師、斬りこみ隊長でもある社長だった。


「助けに来たぞ!おまえら大丈夫か!?」


耳にビリつくデカイ声に、若い男の三人組が一斉にこちらを向く、そして、


「「「まぶしっ!!」」」


ですよねぇ、もう本当に社長のライトがすみません。


腰を抜かしているのか、床にへたり込む若者3人は、眩しいLEDをもろに受け、目をシパシパさせながら、「誰!?」「味方!?」「助けて!?」と、自由に動く手だけをバタバタさせていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ