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初めての異世界生活は無人島から  作者: MOZ
第1章 初めての異世界無人島生活
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異世界生活 16日目part2

さて連続投稿です。短いのですぐに読み終わるかと思いますがそこはご容赦ください。


後、章管理始めました。


基本的に見直してから投稿していますが見落としがあるかもしれません。その時は報告してもらえると助かります。

買い物続き始まります。

さーてようやく朝が来たぞ。『爆睡』で寝たわけじゃないけど割と元気だな。まあ地球にいた頃はそんなに寝てなかったしな。というかちゃんと寝たことって何回あるっけ?


細かいことは気にしないで店見て回るか。良さげなとこはないかな?


お、あそこ店先に鍋とか並べているぞ。チェックしないとな。


「ん?いらっしゃいにいちゃん。なんか探してんのかい?」


「鍋なんかの調理器具を探しているんです。手持ちも寂しいのでなるべく安いのを。」


「安いのか…。ならこいつなんかどうだ?うちの弟子の作品なんだが下手くそすぎて安くても売れねえんだ。」


確かに下手だな。というかこんなのも並べるのか。弟子のためなのかな?この街のおっさんは優しいからな。側面なんかは凸凹だけどまあ使えるかな?


「ちなみにおいくらですか?」


「材料費くらいだな。銅貨で15枚ってとこだ。」


他の形のいいのは倍以上するしそう考えると格安だな。


「いくつか欲しいんですけど他にもあります?」


「なんだにいちゃん物好きだな。他にもあるぞ、まあ刃物は下手くそすぎて作らせてねえけどな。」


他にも鍋がいくつかあるな。寸胴鍋から中華鍋見たいのもあるけどボコボコだな。けどまあ使えるか。


「これとこれとこれとこの鍋ください。」


「本当に物好きなにいちゃんだな。こんなの買うなんてよっぽど金がないのか。がははは。」


まあ無人島で使う分だしな塩を作りたいから鉄じゃなくてサビづらそうな合金の鍋も欲しい。そんなことを思ったら普通にいいやつ買うと金額が倍じゃすまないし。


「よっぽど金がないんですよ。それにしてもなんだか嬉しそうですね。」


「ん?なんだい気づかれちまったか。実は息子が作ったやつでな。冒険者やってたんだが足に怪我して引退した後うちに戻ってきたんだ。継がせる気なんてなかったんだが、いざやり始めたらなんだか嬉しくてな。」


息子さんが作ったやつか。まあ無骨だけど一生懸命作ったんだろうな。それを知っているからこうして隅に置いて売っていたのか。やっぱいいおっさんだな。なんとも嬉しそうな顔してやがる。


「そうですか。じゃあいずれ息子さんが有名になった頃に、息子さんの弟子に昔の作品として持ってきますよ。」


「がっはっはっは!面白いにいちゃんだな!おまけに俺のも持っていけ!こいつもその時にでも見してくんな!」


「ありがとうございます。きっと持ってきますね。あ、それと投げナイフとかありますか?武器系統も見たいんですけど」


「それならこっちにあるぞ。まあゆっくり見て行きな。」


すっかり忘れていたけどせっかくスキルで『投擲』あるんだからそれ用の武器もないとな。いつまでも竹投げていたんじゃあしょうがないし。


投げナイフも案外いろんな形があるんだな。クナイみたいなのとか普通のナイフ見たいなタイプとか。どれがいいのか全くわからん。


「ちょっと試させてもらっていいですか?」


「試したいならここでやりな。時々そういう客がいるから試す用のスペースもあんだ。」


ほう、なかなか便利だな。以外とちゃんと作られているな。的までの距離は10mってとこか。この距離で当てられるかな。とりあえずクナイみたいなのから試すか。スキル使って思いっきり投げてみるか。


「ほお。なかなかやるじゃねえか。ど真ん中じゃねえけど的には当たったな。」


当たったって言ってもギリギリだけどな。中心から50cm以上離れているんじゃね?気にしないで次行くか。




「これがいいかな。」


一番投げた時にしっくりきたのは両刃の刀身で木の葉のように丸くなっているやつだ。何本か持ち運んでも重すぎないし、かといって軽すぎなくて的には深く突き刺さった。


「確かにそれが一番綺麗に投げられていたぜ。やっぱり一般的なタイプがいいのか。俺のオリジナルはもう少し考えて作った方がいいか…」


あんたのオリジナルも混ざっていたんかい!どおりで投げナイフのバリエーションだけで20個以上あるわけだわ。投げナイフ大好きオヤジだったんかい。

まあいいかとりあえずこいつは買いだな。

他には…ん?この小さい鉄の塊って…矢尻?


「ん?そいつは投げられねえぞ。なんてったって矢尻だからな。がはははは。」


「投げられないのくらいわかっていますよ。それより何で矢尻があるんですか?こういったのって矢の状態で売られているんじゃ…。」


「ああ、駆け出しの冒険者じゃ知らねえのかな?矢にこだわる奴は自分で部品を揃えて作るんだよ。後、自分で作った方が安上がりだったりするしな。」


へぇーそうなのか。俺も作れるように買っておくか。値段もそんなにかからないし。袋売りで一袋にかなりの量入っているな。


「じゃあ矢尻2袋と投げナイフ20本と砥石にさっきの鍋ください。」


「ずいぶん買っていくな。毎度あり!たくさん買ってくれるからな、おまけして銀貨4枚でいいぞ。」


お、やったね。これだけ買ってこの値段はありがたいや。





さて今までいろいろ買ったから手元がだいぶ寂しくなってきたな。残りは…銀貨4枚と銅貨数枚しかないじゃんか。まさかこんなに使っているとは思わなかったな。この後は買うもの考えないと。




「お!昨日の坊主じゃねえか。ちゃんと冒険者ギルドで売れたか?」


ん?この声は…

あ!この街に来た時に最初に話した屋台のおっさんじゃん!


「あの時はありがとうございました。あれから色々あって冒険者にもなっちゃいましたよ。」


「服装も綺麗になっていると思ったら冒険者になったのか。じゃあ冒険者になった坊主はうちの店に買いに来てくれるのかな?」


「ええ、もちろん買わせてもらいますね。ただ手持ちもないのでほどほどに。」


あんまりないけどこれはしょうがないんだ。あんなに親切にしてくれたんだ。恩は返さないといけない…。


鍋に投げナイフ、矢尻が揃ったことによって戦闘力大幅アップです。

…多分。


金物屋と飯食って終わっちゃいましたね。本当はこの後の話とまとめて書いていたんですが長くなりすぎたのでいいところで区切ったらこうなりました。

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