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初めての異世界生活は無人島から  作者: MOZ
第1章 初めての異世界無人島生活
2/43

無人島生活1日目

連続投稿です。

まあプロローグだけっていうのもおかしいか。


ま、眩しいな。太陽の光強すぎだろ。えーとここはどこだ?

……海だな。


足元は砂浜だな。後は森みたいだな。左右は砂浜が続いているな。

人は…多分いないんだろうな。


「無人島だぁぁぁぁぁ!!そんでもって異世界だぁぁぁぁぁ!!」


ふぅぅぅう!テンション上がってきたぁぁあ!神様ありがとぉぉお!そんでもって俺の体小さいなぁ!10歳くらいかな!声も違うし!


無人島に来たら是非ともやりたいことがあったんだよな。ちょうど今全裸だしいいか。


「あははははは!俺は自由だぁぁぁぁぁ!ふぉぉぉぉぉ!」


無人島の砂浜を全裸で駆け抜ける。これぞロマン。


1時間後。


あー疲れた。やっと落ち着いたわ。

とりあえず着るものでも探すか。そういや神様から貰ったものってどこにあるんだ?えーと…ああ俺が最初にいたところか。


…俺刀って言ったな。確かに言ったよな?刃渡り2cmも無さそうなほぼ柄だけのやつを刀とは言わないよな?せめてさ、わき差しくらいのはくれたっていいんじゃないか?例えばそうだな…

そうそう今俺が持っているやつなんて俺の想像通りじゃん!


……俺の持っているやつ?

…………


料理には包丁がいいかなぁ……

あ、ぐねぐねした後三徳包丁の形になった。

……へ、変形するだと。


「すげえ!これトランスフォームする!!まじでか!すげえ!神様ありがと!」


 最大の大きさは薄く伸ばせば小刀くらいならいけるか。いやこれはあの神が作ったやつだからな。持ち主に合わせて成長する的なのがあってもおかしくはないな。きっとそうだな。そのうちバスターソードみたいのだっていけるだろ。


今後が楽しみだな。けど俺は刀を頼んだよな?もしかしてあの爺さん刀知らなかったからこれをくれたのか?まあいいかラッキーだったな。


じゃあ貰った残り2個も試すか。

ふふふふふ。異世界転生ならあるよなチート魔法が。きっとすげえ魔法が使えるに違いない。

その上超能力も持っているからな。これはもう俺最強だろ。俺強ぇ系だろ。


「いでよボルケーノファイア!くらえ!ゴットオブサンダー!」


…何も出ないか。どうやら使い方が違うみたいだな。そうだ!よくあるイメージってやつだな。こう俺の手から魔力を出してそれを炎に変えるイメージをしっかりと持てばいいんだろ。よし右手を前に出して炎をイメージするんだ。


「はぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」


1時間後


「……」


喉…乾いたな。

水探すか。砂浜沿いに歩いていけば川が見つかるだろ。


2時間後


「み、みずぅ…川はどこにあんだよ…」


更に1時間後


あ、あそこに見えるのは。

か、川だ!水だぁぁぁぁぁ!もう手で掬うなんてめんどくせぇ!そのまま直で飲んでやる。


「み、水うめぇ。こんなに水を美味いと思うなんて。さすがは無人島だぜ。」


とりあえず水も飲んだし食料探すか。素足だから森に入るのは危険だな。この辺から見えるやつで食えそうなのを集めるか。


2時間後


「んほぉぉぉぉぉ!い、いぐぅぅぅぅ」



しばらくお待ち下さい。




1時間後


……俺はバカか?バカなのか?普通川の水なんて飲んだら腹壊すだろ。しかも河口だし。あ、やばいまた出そう。


またしばらくお待ち下さい



やばい初日で死ぬかもしんない。とりあえず水分採らないと脱水症状で死ぬわ。

み、水は…まともな水は何処に。

あ、木の上にヤシの実みたいなのある。下に落ちてないから今の俺にあれを取ることは不可能だわ…

みなさん今までありがとうございました。これにておしまいです。







「なわけあるかぁぁ!くそぉぉ!水はないのか!」


は!そういえば木から水を取り出す方法あったな!確か樹皮が貫通するくらい穴開けてそこに木の枝を差し込んで水を誘導してやれば…


一本じゃ集まるまでに時間かかるから何本かやっておこう。水が出るかも怪しいからな。えーと、穴を開けて木の棒さして、穴を開けて木の棒さして、穴をあけたら水が溢れ出すから吸い付いて……


…この木すごいな!水がめっちゃ出てくる。この調子ならこの木だけで十分足りそうだな。

ていうか他の木で集めようにも貯める入れ物ないし意味ないじゃん。そんなことにも気付かないなんて。

それにしても、あー生き返るわぁ。3分でコップ一杯くらいはでてくるんじゃねかこの木。当分ここで水分補給だな。



 ぷはぁ生き返ったぁ。まだ腹は痛いけれどこれならなんとか食料を探せるな。

そういえば結構な時間たったよな?それなのに今まだ太陽が真上に来たぐらいだな。

こっちの世界に来て起きた時は太陽が昇ったばっかりだったけど。うーん…社畜になりすぎて外での時間の感覚がわからなくなったのかな?


まあそんなことはいいか。さてと食料だけれど川の水飲んだ後この辺探した時は何にもなかったな。


とりあえずこの木に登ってヤシの実みたいなの取るか。

少し斜めっているから頑張ればなんとか登れそうだな


…半分まできたけどヤバイな。怖いな。半分でも8mくらいはあるんじゃないか?下見たせいで腰抜けそう。後漏れそう。


 やっと実に届く距離まできたけどこれはなかなか落ちないな。

くそ…この…あ、落ちた。なるほど。こう斜めの方からやれば…

おお、コツ掴んだな。よしこれでラスト。ん?なんか今一緒に落ちたな。


今回の収穫はヤシの実みたいの4個とこれは…ヤシガニか?貴重なたんぱく質ゲットだぜ!ヤシの実に潰されて死んだみたいだな。ラッキー。


ヤシガニもどきは後にして早速ヤシの実に穴を開けるか。サバイバルナイフにして剥がすように穴を…穴…あ……


硬くね?全然穴あかないし少ししか削れないし。このままじゃ飲めないじゃん。

そうだ!刃をドリルみたいな形にして回しながら根気よく削れば……

なんとか穴空いたわ。では早速いただきます。


んぐんぐ……

ぷはぁ!昔飲んだココナッツジュースより俺はこっちの方が好きかも。なんというかこう…癖がない?って感じだな。

訳がわからんって?知るか!俺に食レポ求めんな!


じゃあ難題の火起こしをするか。こんなの初めてやるからなぁ。まずは丈夫な木の棒と乾いている大き目の木の板見つけてと。火種ができた時用に燃えやすそうな草を持ってきてと…

よしこれで準備はオーケーだな。後は木の棒と木の板を擦り付ける!


うおおおおお!ガッシガッシガッシガッシ!

え?木の棒を回転させないのかだって?実は木の板の溝で木の棒をこすった方が早いらしいぞ。

試したことはなかったけどな。とりあえず休むことなくひたすらこすれぇぇ!


30分後


う、腕が取れそう…てか火がつかない。これ本当に火着くのか?


さらに30分後


け、煙が出てきた!あ、あともうちょい。よしこれを草に入れて火をつければ!

あ、消えた……


からの30分後


「うおおおおおおおおおおお!!」


おまけに30分後


「ついたぁぁぁぁああ!やったぞぉぉお!」


この火を絶やさないように薪をくべなくては!

……よしこれでいいだろ。これなら消えることはないだろうし。

それでは早速あのヤシガニみたいなものを焼くか。


[実績が解除されました。スキル『熱』lv1を取得しました。]


へ?何事?


トランスフォームナイフは今後物語進める際に役立ちそうなんで入れちゃいました。て、てへ


早速スキルの登場です。まあスキルを超能力扱いにしてます。

魔法は…まだ使えるようにはしません。


水に関しては多少ご都合主義入ってるけど許してください(泣)

ちなみに木から水分を取り出すのはこの方法で実際にできるそうです。

作者はジャン◯ル大帝◯オで知りました。


誰でも魔法使えないか試したくなりますよねぇ。

中二病の発症原因の一つでしょう。


あ、汚いのは勘弁してください。今後は無いと思うんで……多分

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