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初めての異世界生活は無人島から  作者: MOZ
第1章 初めての異世界無人島生活
15/43

無人島生活12日目

続きがたくさんかけたので今週も休まずにいけることが確定しました!

今回はダチョウ戦リベンジです!


あ、一言言っとくとグロ注意です。

うーん今日もよく寝たなぁ。とりあえず気合い入れるか。なんといっても今日は俺のこの無人島生活の運命が決定すると言ってもいい日だからな。


今日の朝のクラフトは昨日作ったやつの最終チェックだな。万が一でも本番で使えないなんてことになったら俺死ぬ可能性あるし。


さてでも飯食うか。魚ばっかりだったけど今日でこの食事ともお別れしてやるぜ。そういえば塩も取らないといけないから、今日うまくいったら明日は海に行くか。


腹ごしらえ完了!さあリベンジ行こうか。

その前にとりあえず『マップ』で場所を確認してから行くことにしよう。




やっぱり遠いな。マップ見ながら近道を通って来たから昨日よりか距離は短くなっているはずなんだけどなぁ。


あ、やっと川に出たな。ここから昨日のところまではそんなに距離はなかったよな。それじゃあここからは慎重にいくか。



お、昨日の俺が逃げた木じゃん。ここまで来たからこの辺で狩りをするか。じゃあさっそく用意した罠を設置するとしよう。どの木に罠を設置しようかな。


お、この木なんて高さも幹の太さ、枝の太さもちょうどいいじゃん。よしこの木にしよう。




罠設置完了!後はダチョウ来るまで待つとしようか。あ、ゴブリンの手足仕掛けるの忘れていたわ。


うーん臭いも考えて少し切れ目でも入れて血を滴らせるか。

今更ながら俺この世界来てからいろいろ変わったなぁ。グロ耐性ついたし逞ましくなったし。


さーて仕掛け終わったからこの木でゆっくり待つとしましょうか。というかここに来るかな?周囲観察して、居たら自分で呼び寄せるくらいしないとダメかもなぁ。



うーんやっぱりなかなか来ないな。暇だしここからまとめて『鑑定』して情報量の足りないやつ食べに行くか。ここ最近レベル上がったみたいだから食べなくても情報量が大分多くなったんだよなぁ。


今レベルいくつだったっけ?えーと…32か。大分上がったな。まあ俺の持っているスキルの中で現状レベル上げられるやつはこれだけだしな。


ではまとめて『鑑定』!

や、やっぱ情報量多すぎて頭痛くなってくるな。う、うーんこの中で情報量少ないのは…


ん?あれって〔薬草〕って書いてないか?

や、薬草だ!あれは何としても手に入れなければ。



えーと確かこの辺に…

お、やっぱりあったぞ〔薬草〕だ!

うっひょお、これさえあれば怪我した時も安心だぜ。このまま使っていいのかな。少し齧った後鑑定してみるか。味は…漢方みたいな感じだな。臭くて苦い。さて効果は…


薬草・大気中の魔力を吸収して成長する野草。調合することによってポーションを作り出せる。また患部に塗りつけることによっても効果がある。食べても効果あり。


なんという便利そうなアイテム。しかもポーションだと!夢のアイテムじゃんか!調合スキルが何としても欲しい。


さてお目当てのものも採ったことだし木に戻るか。


ガサッ


ガサッ?

……おやおや懐かしいフォルムじゃないですか。昨日ぶりですかな?お久っすダチョウ先輩。



……逃げないとやばい。刺激しないようにゆっくりとゆっくりと。

あ、もう一匹出てきた。ゆっくりなんてしてらんねぇ!ダッシュだ!


「「「ギャアギャア!!」」」


やっぱ追ってきたぁ!追いつかれる前に登りきらないと。


「うおおおおおおお!!!」


このままじゃ間に合わない。仕方ないから『筋力』『筋強化』同時発動!

よし、これなら間に合うな。後は木に登ってしまえば…あぶね!今足に何かがかすったぞ。


これでなんとかなったな。これじゃあゴブリン要らなかったかな。まあいいや、後はこの木の枝からこいつらを挑発すればいいだけだ。


「おーいこっちだぞぉ。ヘーイどうした?食えるもんなら食ってみろよ。」


お、気付いたな。よしジャンプしてくるな、よし早速準備だ。


ほい、ジャーンプ。

やっぱりこいつの脚力すごいな、ここまで届くんだから。まあそれが仇になるんだけどね。


最初の突きを躱したらその首にオオグモの糸を何本も束ねた特製ロープで作った輪っかを通してやってと。じゃあね〜。


「グエッ」


おお、いい感じに首締まったな。これぞ俺特製の罠、その名も絞首刑君1号だ!

本当は引っ張って出来たらいいんだけど、さすがに重くて無理だから木の枝に固定するしかなかったんだよね。枝もオオグモの糸で吊り上げて強化してあるから折れることないだろうし。

これは完全にダチョウ専用の罠だな。


お、もう一匹も跳んでくるな。では2号も出動!躱してから〜はめる!そんでもってじゃあねぇ〜。


もう一匹もいって大丈夫だな。今回は3匹でよかったよ。お、きたな。じゃあ躱してはめて、おしまいと。


いやあ途中で気付いてなんかしらの行動に出るかとも思ったけどバカだからそこまで気がつかなかったか。しかしこれで食料大量ゲットだな。


あ、そういやまだ経験値入ってないな。と、いうことはまだ死んでないのか。うーん下に降りてトドメ刺すのは暴れてあの脚で蹴られたら死んじゃうからな。


ここは安全策をとるか。

秘技、開いた口にリャリャ汁流し込むの技!

あ、そーれ、ちょろちょろっと。あ、暴れ出したな。けどすぐに毒回るから安心しなさいな。では他の2匹にも。


いやあ静かになったな。周辺に他に何もいないし降りてトドメ刺すか。


では心臓めがけて刀でブスリと。


〔経験値を85取得しました。〕


おお、経験値もうまいな。では残りの2匹もヤるか。



いやあ経験値も良かったし食料も手に入ったし最高だね。

このまま運ぶのはさすがに重たいから内臓だけここで捨てていくか。



内臓全部取り出してやっと運べる重さになったな。それでもこれはスキル使ってやっと運べる重さだな。川使って流しながら運ぶか。少し遠回りになるけどしょうがないか。




や、やっと着いた。もう夕方じゃん。こいつら獲ったの確か昼前だよな?

運ぶのに何時間かかったんだよ…


まあこれでやっと食えるな。とりあえず切り分けたやつはどんどん焼いていこう。そんでもって今日中に

『食いだめ』スキルゲットするぞ。


や、やっと一匹捌き終わったな。鳥皮好きだけどこいつのはさすがに食えないな。そういえば地球だとダチョウの革製品って高級品だったような。


こいつの革の加工はいずれだな。とりあえず今は肉を食おう。川で流しながら運んだ時は時はスキル使わなくても済んだけどそのあとはスキル使いまくったからな。途中で腹が減りすぎてその辺の草喰いまくるはめになったぜ。そのせいで口の中が青臭い…



うーんなんとも香ばしくていい香り。まだ2匹捌き終わってないけどとりあえず食うか。


うーんうまい。皮側は脂身多いけど中は脂身が少ないんだな。塩とかスパイス欲しいけど今は我慢しないとな。肉はまだまだあるしじゃんじゃん焼くか。


いやあうまいなあ。食っても食ってもまだまだあるのは嬉しいな。解体しながらどんどん焼こう。


そろそろ腹にもだいぶ溜まってきたし『食いだめ』手に入るんじゃないかな?まあまだ入るし焼くか。


30分後


…さ、さすがにきついな。もう解体も終わったし焼いて食うだけなんだけどもう食うのきついよ。ま、まああと少しだよね。


20分後


ふ、ふ〜。ま、まだなのか?もう入んないぞ?いやもう本当にマジでこれ以上食ったら吐くよ?


20分後


……も、もう入んない肉の一枚も入んない。あのジジイ違う方法やり方教えたんじゃねえのか?けどこの方法以外のやり方わからないし食うしかないか。


20分後


し、死ぬ。本当に。もう肉が口の中から飲み込めない。こうなったら口の中にため込めるだけ溜め込んで水で一気に流し込むしかない。

この溜め込んだ分を一気に水で流し込む!


10分後


や、やばい。は、吐く。もうだめだ。吐……


[実績が解除されました。スキル『食いだめ』lv1を取得しました。]


あ、胃の中がすっきりした。これならまだ食えそう。それにしてもやっとか。あの爺さんの言う『死ぬほど食う』って比喩じゃなくて文字通りのことだったんだな。これは言われないと一生取れないスキルだな。


じゃあ腹に隙間もできたしまた食うか。干し肉作りたいから明日は海に行って塩作って森の中で香辛料集めないとな。


腹一杯食ったら『爆睡』で寝るか。



アッキーの秘策とは首吊りの上口に毒を流し込むという外道極まる行為でした。

食べても毒は大丈夫なのかって?

すぐに内臓を取り除いた上、川の中を長時間歩いたことによって血も抜けて毒が抜けたんじゃないんですかね?


ちなみにダチョウの革はオーストリッチと呼ばれる高級品なんです。


『食いだめ』は爺さんに言われた通り死ぬほど食わないと手に入りませんでした。まあ手に入ったらまた食えるようになるんですけどね。


食料を大量に手に入れたことによって今後の活動に変化が起きるんでしょうか。次回をお楽しみに。



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