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初めての異世界生活は無人島から  作者: MOZ
第1章 初めての異世界無人島生活
14/43

無人島生活11日目 午後

どうも!書いていたらいつの間にかストックが出来たのでこのまま連続投稿続けます!


前回はダチョウと出会った所で終わりました。

今回なにが起きるんでしょうか。

ダチョウって普通荒野とかにいるよな?俺にはそういうイメージしかないんだけど。


あ、もしかして割とおとなしいのかな?ずっとこっち見ているし。なんだか愛らしい瞳してるな。こいつペットにしたら荷物も運べそうだし便利かも。


大きさは俺より少し大きいくらいだから1m50くらいかな。ペットにするのいいかもな。その前に食料調達しないとダメか。くっ!そんな愛らしい瞳で見つめられると殺せないじゃないか。


し、しかたないし、とりあえず慣れるところから始めるか。


「ほーらほらほら、怖くないよぉ〜。大丈夫だよ〜」


お、興味示したのか?こっち見ながら頭動かしているな。なんとかわいいやつよのぉ。


ほーれほれほれ、これならすぐにいけそうだな。こいつをすぐにペットにしてやれそうだ。

よーしこの調子で…


あ、あれ?お友達かな?隣からもう一匹。あ、その隣からもう一匹。


……これやばくない?俺の中の何かが危険信号出している気がする。あ、もう一匹来た。


……ゆっくりとゆっくりと後ろに後退しよう。目を離しちゃだめだ。離した瞬間何かされそうな気がする。


ガサッ


後ろにもか!

……振り返ったせいで目離しちゃった。


何が何だかわからないけど、とりあえず下流に向かって走れ!


うわっ!やっぱ追ってきた。

脚はえぇ!このままじゃ追いつかれる!ど、どうする?


あ!この木登りやすそうだな。とりあえず避難だ!



なんとか追いつかれるまでに登れたな。

合計6匹いるな。けど本当に危なかったのかな?意外と俺の勘違いという可能性もあるからな。


お、下まで来たぞ。ほらほらどうする?どうす…

蹴ったな。木を思いっきり。え?すごい剔れていんじゃん。


…そういやダチョウの脚力ってやばかったな。足も速いし。


お、おい。そんなに蹴るなよ。まあだいぶ太い木に登ったからそんな簡単に折れはしないと思うけど。


あ、こっち見た。イェーイ、ハロー。


お、ジャンプするのか?少し屈んだな。まあここまで飛んでこないだろ、地上から3mはあるからな。


お、くるぞくるぞぉ。ジャーン…プ?

目の前まで飛び上がってきやがった!ちょ、ま、あぶね!その上突ついてきやがったぞこいつ。


こ、これはもっと上まで上がらないとまずいな。

ああ、もうどうしよ。でもダチョウだし肉は食わないだろうから興味失せればどっか行くだろ。だいぶ登ってジャンプしても届かないからどこかに行くまで休んでいるか。




うーんなかなか退かないな。かれこれ1時間は経つんじゃないのか?

あ、また他のが集まってきた。これで10匹になるか。もう少し休むか。一体いつまでいるんだよ…


ん?あの新しく来たやつの口の周りなんかついているな。


あれは…あ、赤い実でも食べたのかな?口の周りが真っ赤だな。


あ、あいつの口から何かはみ出ているな。あれは…ゆ、指かな?緑色だしゴブリン?


そういや鳥って雑食だったような…

もしかしてこいつらってじゃれているか縄張り守っているのかと思いきや俺のこと捕食しに来た?


おいおいおいおい。ピンチじゃんか!10匹もいるんじゃ逃げられないじゃん。あ、また木を蹴り始めた。このままだとさすがに折れるんじゃないか?


やばいどうしよ。このままだと啄ばんで殺される。なんとかして逃げなきゃ。


いや待てよ?ジャンプしてきたところを狙って首に刀を振れば簡単に倒せるんじゃね?物は試しだ。やってみるか。


少し下に降りてジャンプするように促せば…ほーれほれこっちだよ〜。

お、ちょうど一匹飛びそうだぞ。よし、じゃあ準備して…来た!首に向かって刀を振り切る!


「ギャア!」


……え、硬くね?斬れてないし。これじゃあ殴っただけじゃん。うっそまじか。


「「「「ギャアギャアギャアギャア!!!」」」」


あ、めっちゃ怒ってる。これは本当にピンチだな。ちょっとやめて、このままじゃあ本当に木が折れる。


本当にどうしよう。他の木に飛び移るか?いや俺にはそんな芸当無理だな。けどこのままじゃあこの世とおさらばするのは間違いないし。なんとかして逃げる方法考えないと。


いや、今までもこんなことよくあったし案外なんとかなんじゃね?例えば木を倒すの諦めてどっかに行くとか。どこからともなく誰かがやってきて助けてくれるとか。俺に真の力が…いやこれはないな。


お?そんな馬鹿なこと考えていたらなんだか急に静かになったな。あのダチョウどもはどうしたんだ?急に辺りをキョロキョロとして…


あ、走ってどっかいったな。どうしたんだ?


ん?あっちの方から何か来るな。あれは…クマ?


わークマさんが助けに来てくれたぁ。口から血を滴らせながら…


……やばい、これは本当にやばい。勝てる気がするとかそんなもんじゃない。あれは本当にやばいやつだ。木の上だし『隠密』で気配消しているしなんとかバレないと思うけど。


頼むどっか行ってくれ。バレた瞬間に死ぬ、これは間違いないだろ。一難去ってまた一難か。





や、やっとどっか行ったか。30分くらいうろうろした後ダチョウたちの行った方に歩いて行ったな。移動してからずいぶん経ったしもう降りても平気だろ。


降りてわかったけどこの木後数発で折れていたな。クマが来て本当助かったよ。

あのダチョウどもが暴れていたから木の周りに羽が大量に落ちているな。これ集めれば矢羽に使えるな。


食料の調達はできていないけど一旦戻るか。ちょっと危険すぎる。帰りに魚でも取っていくか。




今日は魚たくさん採れたな。これなら明日まで持つだろ。焼きながら作戦会議でもするか。一人だけど。


まずはあのクマだけど見つけたら即時撤退だな。あれにはまだ勝てる気がしない。


次にダチョウだけどあの硬ささえなんとかなれば勝てない相手じゃなさそうなんだよね。しかも群れで動くから一度に数匹手に入るし。


じゃあどうやって戦うかだな。うーんスキル使って筋力底上げして首ちょんぱするか?

いや、それでも斬れそうにないんだよなぁ。多分俺の太刀筋とかの問題だろうし。そうなるとどうしよっかなぁ。


うーん、とりあえず今日採ったあのダチョウの羽を矢につけながら考えるか。しかしどうしよう。いい方法考え付かないなあ。


矢羽つけるのは接着剤ないしオオグモの糸で結びつけるか。輪っか作ってそこに羽と矢を入れて引っ張る。よし、いいんじゃないか?この調子でどんどんやっていくか。


こうなると矢尻が欲しいな。石器時代みたく割った石をくくりつけるか?

いや、ここの奴らは硬い奴が多いし石の矢尻じゃあ刺さらないだろうなぁ。


そうなるとどうするか。やっぱいい素材が手に入るまで我慢かな。本当に足りないものばっかりだなぁ。一回街にでも行って買い物したいけどそれはできそうにないからな。無人島不便すぎるな。


あ、あれ?もしかして無人島飽きた?い、いやそんなことは…けどこんなこと考えるなんて…

ほ、他のこと考えよう。矢羽も付けなくちゃいけないし。



ん?これもしかして…

あ、この方法ならあのダチョウ倒せるかも。けどそうなると今の材料じゃ足らないか?


ちょっと暗いけど急げばなんとかなるか?明日の事考えると今行くしかないよな。




なんとか真っ暗になる前に狩り終えたな。ちょっと逞しくなったんじゃないか?それで今採ってきたやつはこれをこうしてやってと……



よし、これならきっといけるはずだな。あ、後エサ用にゴブリン狩るか。まあそれは見回りついでにやればいいか。じゃあ下準備はこれでいいかな。じゃあ腹も減ったし夕飯食うか。


うーん明日の事も考えるとあんまり食えないからなぁ。今日はこの辺でやめておくか。体は毎日水で洗っているけどいい加減お風呂に入りたいなぁ。はぁ日本の娯楽が愛おしい。


見回り終わったけどやっぱり今日もゴブリンいたなぁ。本当にあいつら何体いるんだよ。ゴキブリ並みにタチが悪いな。まあ今日に関してはありがたいけどね。


一体まるまる持っていくのは重いから腕と足だけ持っていくか。切り口は火で焼いて血が垂れないようにしてやってと。


さて準備も終わったことだし今日はもう寝るか。明日こそはダチョウを狩りまくって焼き鳥にしちゃる。覚悟しろよあの野郎ども。可愛いからって付け上がりやがって。





あ、クマさんは出ないでね。



ダチョウ襲って来ましたね。

地球のダチョウも雑食の上、脚力は半端無いので道端で出会ったらなるべく逃げる様にして下さい。


その上クマまで出てきました。こいつはどう足掻いても勝てそうに無いですね。


アッキー何か秘策を思い浮かんだ様ですね。ちょいグロでしたが一体なにをするんでしょうか。

また明日をお楽しみに!

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