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初めての異世界生活は無人島から  作者: MOZ
第1章 初めての異世界無人島生活
10/43

無人島生活9日目

いつ更新するかわからないとか前に言ったのに毎回13時更新になっていますね。

これからも何かない限りは13時投稿にしたいと思います。


閲覧数も大分落ち着いて増えなくなってきちゃいました。…頑張らないとな。

強大な敵が現れて主人公の真の力が目覚める!というのはやらない予定です。多分…

俺強え系を求めている人がいたらすいませんが諦めてください。この主人公貧弱なんです。

さて昨日は飯も食わずに寝た俺だがもちろん理由がある。

それは加護が消えるまでは食料をとっといておこうという考えだ。我ながら冴えているな。


え?そんなの誰でもわかるって?ははははは。


…よし一人芝居も終わったし周辺の偵察でもするか。

とは言っても暗くてわからん!とりあえず刺してある竹槍のメンテナンスでもするか。

さすがにあれだけのゴブリン仕留めたし大分痛んでいるな。先端削りなおしとくか。



ふむ感覚的にはそろそろ夜が明けるな。魚焼いとくか。加護がいつ消えるかはわからんが昨日は夜明けで消えたみたいだし今回もそうだろうな。


魚がいい感じに焼けたところで朝日が昇るとはグットなタイミングだな。

今日がいよいよ始まるなぁ。おお朝日だ。


!!!

な、なんだ急に腹がとてつもなく減るぞ。

そうかスキル発動させたままだった。スキル全解除。


や、やばい腹が減りすぎて頭がふらふらしやがる。早く魚を食わないと。


10匹以上とった魚全部食ったら次は眠気がきやがった。これはやばい。くそつかいたくないけど使うか。ハシゴをツリーハウスの上に乗せて、スキル『爆睡』発動。




うーんすっきりしたな。このスキル危険は大きいけど一度に疲れ取りたかったら使うべきだな。当分寝なくても活動できそうだ。


今の所侵入者はいないみたいだな。運がいいな。

やばいな。また腹が減った。けど今は食うもの何もないぞ。

ハシゴは何とか降りられたけどこの後木を登って周囲を警戒しながら移動するのはさすがに無理だ。


な、何か食えるものはないのか。食えるもの、食える……

こいつは食いたくないな。


けどしょうがないか。このクソまずいのでもないよりマシだ。またゴブリン食う羽目になるとは思いもしなかったけどな。



う、うぇぇ…吐きそうだ。けどこれで何とか食料探しに行けそうだな。それにしてもこの腹減りは通常のものとは全く違う気がするな。食った瞬間に体に吸収されている感覚みたいなのがあるな。


とりあえず川沿いに行って木の実をありったけ食おう。そのあとは周辺で食えそうな生物探しだな。


木の実いくら食っても全く腹の足しにもなんないなんて思いもしなかったぜ。

このまま周辺の偵察もできないし、とりあえず魚も獲ろう。


……なんで今日に限って3匹しか取れないんだよ。

いや考えてみればこの川ですでに50匹以上魚とっているわけだし、獲れなくなっても不思議じゃないのか。

とりあえずこいつらだけでも焼いて食おう。


なんで魚焼いている時にゴブリンがくるんだよ。いやこいつらも腹が減っているわけだし臭いにつられてくるのは当たり前なのか。


来たのが4匹だけでよかったわ。すぐに片づけられたし。しかし3匹食っても腹の虫が収まる気配がねえとは。やっぱ周辺探し回るか。


はぁ…まだゴブリンがいるな。3、4匹のグループだからなんとかなんとかなるかな。離れたとこから竹槍を投げて2匹仕留める。その後近づいて2匹を切り伏せる。あいつらが持っているのはただの木の棒だ。問題ないな。よしこの作戦で行くか。


気づかれないように近づいて10mの距離まできたら竹槍を投げる。よしまずは命中。

混乱しているとこにもう一発。よしこれも命中。

さすがに気づいたな。これも予想通り。後は近づいて切り伏せるだけだ。まずは一匹、よし胸に突き刺せた。後は抜いてもう一匹も。


…ぬ、抜けない!やば!

あぶねぇなんとか一撃よけられたけど剣手放しちゃった。ど、どうしよ。そうだポケットの石を投げて。


「グギャ!」


よっしゃ、後は殴って倒したらこいつの持っていた木の棒で思いっきり殴る!

…ふぅ。なんとか倒せたな。


〔経験値を20取得しました。〕


1匹経験値5だから4匹分まとめてきたか。分かりやすくていいね。そういえばステータス確認してなかったな。今のステータスはっと。


名前 ワタナベアキヒト 男

種族 不明 年齢10歳

レベル4

筋力50

魔力37


結構上がった気もするけどゴブリンあれだけ倒したのにレベル3しか上がんないの?プラス値はスキル切っているからなくて当然か。この世界のレベルアップはシビアだな。


ああそうだ。剣回収しないとな。今の筋力で突き刺すのは危険か。覚えておこう。


しかしゴブリンの数は異常だな。あんなに餓死しそうなのにこんなにも数がいるなんて。


おっと悠長にしている暇はないな。俺もこのままじゃ餓死しちまう。何かいい飯探さないとな。


いや待てよ?今更だけどこれだけゴブリンがいるのに食える生物なんているのか?

そもそもいたとしてこの数のゴブリンの中で生きていられるやつってことは…


やばい。詰んだかもしれないな。まともに狩れて食えるやつって言ったら魚くらいだぞ。なおゴブリンは食料には含みません。二回食ったけど。


これは本格的にどうするか考えないとまずいな。周りになんか食えそうなものないのか?食えそうな。食えそうな……


あんなところに鹿さんおるやないかい。じゅるり。いぃぃやっほぉー!今夜は焼肉じゃい!くらえ!投槍!


……


俺はアホかな?いや鶏かな?三歩歩いたら忘れちゃったのかな?この森で生きられるってことはあのゴブリンをなんとかできることだって言ったじゃん。


あの鹿さんの足元の肉塊は何かな?見覚えのある肌の色してるけどけど。

しかも投槍当たったのに傷一つないってどういうことかな?こっち向いたよ?


………


ぎゃああああああああああああああ。

逃げろ逃げろ逃げろ!


うおおおおおおおおおおおおおおお。


あいつめっちゃはええ!

やばいこのままじゃ追いつかれる。何でこの森の中を縫うように走れんだよあいつは。


やばいやばいやばい。ジグザグに走っているから今の所何とか追いつかれないけどこのままじゃマジでやばい。鹿に殺されるとか笑えねぇよ。


よし拠点が見えた。あの中に逃げ込めれば何とかなる。


…どうやって入ろう。登っている暇なんてないぞ?

こうなったら一か八か、柵の所でかわして柵に頭をぶつけて怯んだ時を狙って素早く中に入ろう。


よしここで待ち構えて一気に避けるぞ。鹿は今どこに!


もうすぐそこおるやん。『筋力』発動、からの横っとび!


あ、あぶねえ間一髪避けられた…


バキバキバキ!


「俺の柵がああああ!」


うっそ、まじかよ柵壊れて頭突っ込んでいんじゃん。


あれ?なんかもがいているな?あれってもしかして抜けなくなっているんじゃね?


ああ、突っ込む敵対策用の竹槍が足に刺さったせいでうまく歩けないのか。その上角も引っ掛かっているし。


……

刀の形状を鉈に変化。

へっへっへ。散々追いかけてくれやがって。この鉈をもがいている鹿の首目掛けて一気に振り下ろす。

…1発じゃ無理か。なら何度でも。


〔経験値を50取得しました。〕


8発目でやっと仕留めたか。経験値も美味しいけど、これで鹿肉が食える。


……

やったぁぁぁ!肉だぁぁ!

首は引っ掛かっているからここで切り落として、後は蔦で吊り上げて中に入れるか。



時間はかかったけどなんとか入れられたな。じゃあ早速解体するか。

傷が胴体にないから綺麗に皮を剥げればこいつで服が出来るな。では早速剥ぎ取り開始!




剥ぎ取り終了。不恰好だけど初めてにしては上出来なんじゃないのか?

そんなことはどうでもいいか。足一本塊のままでいいから早速焼こう。


い、いい匂いがしてきやがった。よだれが溢れてくるぜ。ああもう我慢できん焼けている部分からナイフで削いで食う!


……

やばい涙出てきた。

うますぎるだろこの肉。鹿さんありがとう。感謝感激です。


焼くのに時間かかったけど足一本食い終わったな。まだ食えるしもう一本足焼くか。


まだ昼過ぎだからこいつ食ったら柵の修理もしないとなぁ。まあ肉をたらふく食えたから今日はがっつり動けそうだな。今日も頑張るか



さて、加護が無くなったことによってスキルのレベル上げできなくなりました。

日々の暮らしに必要最低限のスキルしか使えませんね。


それから主人公久々の肉です!地球換算だと18日ぶりですね。俺なら耐えられないな。

え?前に食ってるだろって?ゴブリンはノーカンで(笑)


次回は9日目の午後からの話の予定です。

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