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世界は理不尽だけど最高だ  作者: 高旗空
第四章 物語は再び綴られ始める
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どれがいい?

「―――んで、改めて今回、こんな会議を始めたのは……ズバリ、例の組織をどうするかだ」


もう、相手の組織名もわかんないし、例の組織って、言うことにしよう。うん。それがいい。


「どうするとはどういうことだ?」


「すまん。言葉が足りなかった。どうするっていうのは、相手の本拠地をどうやって制圧するかだ。それに、相手の本拠地については何処に在るのかはゴエモン親分が、教えてくれたしな」


「ふっ、俺達にかかれば造作もねぇえさ」


「……すまんイナバ。本当にこの猫は何を言っているんだ」


あー、やっぱりわかんないよね。猫の言葉なんて言語理解でも、対象外だしね。……あ!そうだ!

確か昔に……


「有った!テテテテッテテーン"思念理解のイヤリング"~!これをつけると、相手が何を思っているのかそれとなく分かる魔道具なのだ~」


「……なんだ、その変な口調は」


すいません。少し調子乗ってました。一度はやってみたかったんです。


「まぁ、いいからこれをつけてくれ。言葉は分からないが、多少はマシになると思うし」


取り敢えず黒姫、暦を除く全員に進呈。


『おい、黒姫、俺の感覚を"接続コネクト"でお前と暦に繋げれないか?』


『ああ。出来るぞ』


暦にも念話で了承を入れた後に黒姫のオリジナルスキルを発動する。

これによって、発動している間限定だが、黒姫と暦にもゴエモン親分の言葉が分かるようになっただろう。


「さて、それじゃあ、俺が聞きたいのは制圧の仕方だ。流石に勝手にやっちゃうのはあれだと思ったからな。皆にはどの方法がいいか聞きたいんだ」


「念のため聞くが、お前の中では、どんな案がある?」


「えっと、相手の本拠地は洞窟を改造した形で、地下に在るらしいんだ。……という訳で、こんな案を考えた。

①普通に正面から突入して制圧する。

②暦の能力で猛毒の霧を出してもらって、洞窟に流し込み、洞窟の入り口を魔法で閉じて中にいる全員がコロリするまで待つ。

③相手の本拠地を地図から消す。………こんな所だけど、どう?俺が推すのは三番な。楽だし」


「ちょっと待て!なんで一番以外はそんなに物騒なんだ!?というか、なんだ、二番の妙な具体性は!?」


「いや、だって、わざわざご丁寧に突入するよりもドカーンって纏めて殺っちゃった方が楽じゃん。簡単じゃん。ここにいる面子なら俺とエルザと暦になら可能だし。二番は相手が持っている資料が欲しいならって、感じだけど」


「……ぐっ、一応しっかり考えてはいたんだな」


それはそうだろ。

俺をなんだと思っているんだこいつ。


「じゃあ、多数決で決めるぞ。一番がいいやつ――――」


多数決をとった結果、①を選んだのは4人、②を選んだのは2人、③を選んだのは1人、となった。

やっぱりできる限り重要人物は捕まえといた方が良いってことなんだろうね。


「あっ、そうそう、後、数時間したら千草、白姫、クレハ、四天王、乃々、綺羅が来るから。そいつらが到着したら突入開始って事で」


領主とギルマスは「誰だそれは」と言ったが、エルザの「魔王並みかそれ以上の非常識な戦力だ」という言葉にお互い、顔をひきつらせていた。

なお、ゴエモン親分には彼女達の事を報告済みだ。


「そんじゃ、それまで各位待機ということで、よろ♪」


こうして、過剰なる戦力による決戦が始まろうとしていた。


例の組織「あれっ!?なんか寒気と同時になんか非人道的な事から助かった気が……」


そういえば暦の容姿を書いていなかったので今、追記させていただきます。


こよみ:瞳と髪の色……亜麻色。身長……155cm程。種族……???

この大陸に住まう魔物の頂点たる魔王であり、"あるもの"を守っていた。瞬の元では守魔王将という役職で仕えていた。性格は温厚。平和主義である。

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