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世界は理不尽だけど最高だ  作者: 高旗空
第四章 物語は再び綴られ始める
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世界は未知の力で溢れている

「えー、まずは、今俺が知っている中で魔力を含めた力の種類を教えます」


生徒達の態度は皆、真剣そのものだった。

……てか、お願い。そんなに期待しないで、こっちがプレッシャーに負けちゃうから。俺って、案外繊細なの。


「え、それぞれの力の名称は俺が付けたものだが、"魔力"、"仙力"、"霊力"、"聖力"、"妖力"、"竜力"、"星力"、"神力"、"理力"の九種類が、今のところ存在している筈だ」


何故、最後に筈で占めたのかそれは簡単で、これからも新たな力が確認される可能性があるからである。

その、根拠となるのは、敢えて(・・・)最後に述べた"理力"の存在である。

理力とは、魔力を特殊な方法で返還することによって生まれる、この世界ではない異世界の力であり、それを生産出来るのは後にも先にも異世界の種族、綺羅が率いている"機甲族"だけだからである。

と言ってもまあ、流石にこれを教えてたら世界間の大問題に成ってしまうので教える気はないが……。


「あー、急に九種類も言って混乱しているかも知れないが、ぶっちゃけ時間もないし、今回は霊力……じゃなくて仙力について説明するぞ。……理由?そりゃあ、俺的には霊力よりも仙力の方がよく使えるからで」


「……先程の精霊魔法の話は何処に行ったんですか」


さっきの話?宇宙の彼方まで飛んでいったんじゃあないかなぁ。


「あー、もう!いいじゃん!仙力で!なんなら今すぐ仙力を使った仙術を見せてやるよ!な?これで良いよな?」


(((うわぁあ、めんどくさいなこの人)))


「で、ぶっちゃけ仙術にもいろいろ有るが何が良い?この教室吹き飛ばすか疲労を回復させることしか出来ないけど?」


「「「疲労回復でお願いします」」」


「お、おう、わかった。で、誰からやる?残念ながら触れないと発動しないから全員纏めてとかは無理だよ」


「じゃ……あ、わた…しに、や……って」


今にも消えてしまいそうな声が聞こえたので慌てて見てみると髪がボサボサで目の下に濃い隈を作った女子生徒がいた。………って!


「おおおぉぉぉい!大丈夫か!?……誰だか知らないけど! 」


「あぁ、私の…名前はメレ……だ。まさ…か、一週…間、寝なか……った、せい、で、こう、なってしま……う、とは」


「うん。わかった寝ろ。寝かせてあげるから。うん。"癒し手"」


手に仙力を籠めてメレに仙力を譲度していく。……取り敢えず、かなりの寝不足だろうし、目に籠める。……よし!


「終わった!」


「「「いや、何をしたんだ!?」」」


「えっと、この仙術は触れた対象に仙力を譲度していく技で、この技から分かるように仙力=生命力と繋げる事が出来るというわけだ。と、これが仙力の性質だ。……てか、このメレって、子いつもこんな感じなの?」


「まあ、この子はいつもこのような感じです。そういえば、先生はこれらの力を種族と結びつけて話すと言っていましたが?」


「んー?説明するとさっきの仙力の場合は獣人族が多く保有しているんだよ。で、獣人族は総じて身体能力が高い理由もこの仙力にあるんだよ。そして各種族にもやっぱ秀でたものが多くて、魔力は全ての生命体に共通して存在していて、人間族には聖力、海人族には星力、魔人族には妖力、竜人族には竜力、そしてさっき言ったように、獣人族には仙力って、具合に抜き出ている感じだ。まあ、それぞれの細かい全体の保有量や保有率も有るがな。……っと、これくらいでいいだろ。はい!今日の授業はこれで終わり!……ふう、疲れた」


最後に黒板への板書を終わらせて俺はとっとと教室から出ていく。

はぁ、真面目にやるって、やっぱ大変だわ。眠い。


―――しかし、職員室に戻った俺は知ることになる。俺はこの一ヶ月間はこの教科担任であり、別の教室でも授業が待っているということを……。




ぶっちゃけ、魔力とかの九種類にルビ振りたかったけど思い浮かばなかった。

……アイデア有ったら是非下さい。お願いします。m(__)m

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