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世界は理不尽だけど最高だ  作者: 高旗空
第四章 物語は再び綴られ始める
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最近、思ったこと

短いですが、新章開始です!

「……なあ、最近気付いた事なんだけどさ、俺ってここのところ、働きすぎだと思うんだけど」


城塞都市アークレンに到着した俺達が滞在している宿屋で言った第一声がこれだった。


……え?ここに来るまではどうしたかって?精々、クレハとガチで対話――肉体言語とも言う―――をして、ちょっと辺り一面を焦土に変えかけたりてか、変えちゃったり、ここに入ろうとしたら、綺羅がバイクの姿のままが良いとごねたのを優しく皆で丸二時間かけて説得したり、今度こそ入ろうとしたら、当然というべきか通貨が三百年の内に代わっていて、通貨を持っていなかった俺と綺羅―――白姫と黒姫は武具形態だったのでノーカン―――が揃って衛兵に三百年前の通貨を偽物と勘違いして連れていかれて、千草とクレハが交渉 して、一時間が経過、結局、キレかけた二人の手によって、衛兵さんが葬られかけて、それを俺と綺羅で必死に止めるのに二時間かかった事ぐらいしか無かったよ。


……うん。有ったね。結構有ったね。よく考えたら軽く、五時間以上かかってるね。

それによくよく考えてみれば、昼頃に着いた筈なのに日が傾いているなぁ。……夕日が綺麗だったなぁ。


で、話は戻るけど、そっから宿をとって今に今に至るわけだ。


「……また、クソ師匠が突拍子もない事を」


「正直、今回はクレハの意見に同意ですね。一体なぜ?」


「……なんかもうこれがシュンさんだと納得する自分が居ます」


「んー?働きすぎだと?ならば休めばよいではないか」


「わかります。わかります。確かに最近は働きすぎですね」


皆、各々の返答を返してきた。

取り敢えず綺羅よ。同盟を結ぼうじゃないか。


「いや、だってさぁ。よく考えたら、この世界に再び来てからはや一ヶ月は経とうとしているけどさ、その間に俺、二回位、意識を失っているんだよ?これって結構頑張りすぎたと思うんだよ」


「「「「……」」」」


その俺の言葉に四人は言葉を失っていた。綺羅は肯定しているが。

取り敢えず話を続ける。


「でさ、ここに来て、乃々が来るっていう面倒事が発生したり、魔王が何故か動き始めたとか聞くじゃん。で、思ったんだ。そう、即ち―――面倒だと!」


まあ、ぶっちゃけると流石に面倒事が重なって現実逃避をしようとしているということである。


「ご主人様。確かに今回は騒動が重なり、心労も溜まっている所かと思いますが。正直、今回は動かざるを得ない事態ということを自覚しているのですか?ご主人様。それに綺羅」


「「うっ」」


「丁度良い機会です。これを利用して、ご主人様と綺羅のその怠け癖を矯正しましょうか。―――という訳で二人とも正座してください」


「「……え?」」


「正 座 し て く だ さ い !」


「「イ、イェス、マム!」」


「だいたい、ご主人様も綺羅もですね―――


「……取り敢えず、ご飯でも食べに行こうか」


「……はい」


「……ああ」


その後この説教は三時間に渡って続いた。……うわぁい。お空が真っ暗だー。


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