表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
世界は理不尽だけど最高だ  作者: 高旗空
第三章 波乱万丈な二度目の異世界
31/146

冤罪ったら冤罪です!

―――時間は瞬が検問所で検問を受ける時に遡る。


「お~。ここが、王都か~。三百年前とあんまり変わってないなぁ」


聞く人が聞けば耳を疑うような言葉を吐きながら瞬は検問の列に並んでいた。

しばらくして瞬の番が回ってきた。


「な、なんだその格好は……ま、まあよい。取り敢えずこの魔道具に触れてくれ。犯罪者の場合は赤く光り、罪状が浮かび上がるはずだ。まあ特に何もしていなかったら何も起きないが」


衛兵は段々?とこの水晶型の魔道具について話してくれた。……前半は聞かなかった事にしよう。

なるほど。どうやら時代の流れによってそんな便利な魔道具が出来ていたようだ。……と、言っても三百年前に俺はそれっぽいの創ったりしたからなぁ。……正直感動が薄い。


「あ、はいわかりました」


そして瞬が水晶に触れると水晶は赤く光った(・・・・・)


そして前回の最後の所に戻る。



「お前を逮捕する!」


「………………………………………はい!?」


全く意味がわからなかった。

俺、なんかやったっけ?


「すいません!罪状は!」


その問いかけに衛兵は水晶に浮かび上がった罪状を言った。


「罪状はな―――精霊族の女性四名を監禁……何てあくどい奴だ!」


「えええええぇぇぇぇぇ!!!!!」


嘘だろ、全く心当たり無いんですけど!考えろ、思い出せ!なんか手がかりがあるはずだ。精霊族、女性、四名、監禁この四つのキーワードから導き出せるのは―――


「精霊神の事かぁあああああ!!!!」


嘘だろ、けどこれしか当てはまらないてかあれは善意ですよ!あれがなかったら四名とも異世界の奴らの餌食になっていたかも知れないんだよ!

てか、一人はもう解放されてるし!しかも数ヶ月たったら自動的に全員解放されてるし!


「ちょぉぉおおおっと待つんだ衛兵さん。どうやら貴方はすこーしだけ勘違いをしているようだ。な、少し弁明させてくれないか?」


「五月蝿い黙れ!この極悪人が!精霊様を監禁?しかも女性で更には四名もだと?……逮捕だ!皆来い!」


その呼び掛けからどこに潜んでいたかは、考えたくない量の怖いお兄さん方が俺を一瞬で捕縛した。……どうしよう。逃げよっかなぁ。


すると、またしても瞬に不幸が襲い掛かる。


「み、皆!俺、鑑定スキル持っているんだが、こいつの刀とよく分からない金属の塊、生体反応があるんだが……」


無論、それらは綺羅と白姫、黒姫であるので生体反応があって当然だが、衛兵達と野次馬の反応は違った。


「……バイオ兵器」


誰かが、ポツリとそう呟いた。その途端。


「ぎゃぁああああに、逃げろぉぉぉおおおおお!」

「衛兵さん!さっさとこいつを牢獄に!」

「てか、バイオ兵器って言葉何で知ってんだ!」


阿鼻叫喚の地獄絵図であった。勿論最後の言葉は瞬によるものであったが。


「と、とにかくこいつを牢獄に入れて王宮に報告をこいつ、国滅ぼしに来てるぞぉおおお!」


「来てないわぁああああ!」


瞬の心からの声は混乱によって打ち消されたのである。


そして瞬は監禁と国家反乱の疑いで牢獄へ。刀と双銃(綺羅と白姫と黒姫)は王宮へと至急に運ばれていった。


白姫「ヤバいですシュンさん捕まっちゃいましたよ」


黒姫「けど、精霊の姿で出たらより混乱するんじゃあ……」


綺羅「………(強制睡眠機能発動中)」


こっちはこっちで大変だった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ