やんわり語ろう真実を 後編
―――そしてなんやかんやで五年が過ぎ、大戦の火蓋が切って落とされた。
んで、当然異世界から侵略者が来るなんてだぁーれも知らない!と、言うわけで俺と愉快な仲間達と獣神と獣神眷族による戦いが始まった。
あ、一つ言っとくけどこちらも遊んでた訳じゃあないよ。……余計なことは二年分したけど。
で、第一回戦は異世界からきたゴーレムっぽい奴らその数五万体!
それに対して挑む俺と獣神の連合軍っぽいものその数確か二十人くらいかなー。ま、こちらから戦いに行ったのは獣神眷族を除いた十一人で獣神眷族達にはまあ、あれだ裏方をね、ま、まあ最終兵器的なポジションだったんだよ。
で、来るところは分かってたから予めそこに隔離結界を張っておいてこっそり戦っていたんだよ。
しかーし!そこで想定外の事が起こった!精霊族が気付いちゃったんだよ!
いやー焦ったね取り敢えず俺の仲間には認識阻害の魔道具を与えていたから取り敢えず獣神が何とか押さえている風に見せかける配置にして誤魔化していたんだわ。
そして沢山の精霊族を引き連れたフィオリア達が来てもう大混戦!
いやー正直反省してくださいよいきなり来て愚直に突っ込まれても怪我人増やす一方だったんだよもう!
で、戦いも終盤に入っていき、敵方の主力?の機甲族が攻めて来た。ぶっちゃけ結構焦ったよ!何しろ敵方の主力が出てきたからね。
そんで、お前らは戦いに夢中でこちらの答えかけにも答えてくれないから綺羅を紛れ込ませて反乱をしたように見せかけて敵の陣形を乱す方法を取った。
けどここでも事件が起こる最前線で戦って居たどっかの誰かさん達が邪神の介入によって捕まったことだわ!あー今思うとイライラしてきた。ちょっとフィオリアとアイリス正座ね せ い ざ。
さすがに焦った俺と獣神だったけどこう見えても結構慎重だったんで策はあった。
けど邪神の介入を感じだ時に分かってしまったんだよ。―――相手と俺達の差をな。
だから俺は考えていたなかで最悪を想定した策をとった。
俺は獣神にこの解放の剣とプロテクションブレスを渡して俺の意を察した獣神はフィオリアを解放させてブレスを渡させた。
そして戦いは敵陣へと動く。
敵陣に侵入した俺達は邪神とご対面する。そして戦いは激化していった。俺の仲間も殆ど戦闘不能に陥り、案の定俺と獣神は一つの作戦をとった。
―――ここから先は俺と獣神と邪神しか知らない事だが、まず俺は予め仲間に与えておいたアイテムのなかに忍ばせておいた"無銘の小太刀"つう魔道具に綺羅達を―――封印した。
ついでに言えばこの小太刀がさっき話題に出てきた奴な。そして捕らわれているアイリス達を取り返すと"迷宮の魔核"っていうアイテムに取り込ませて無銘の小太刀、迷宮の魔核そしてアリーとスコルには話した神にも匹敵する武装であり、俺の最期の作品だった"英雄武装"を一気にランダム転移でばらまいた。あ!英雄武装の数だけど合計で十基だよ。これ、重要!
そんで、この行為でわかった奴も居ると思うがそえ、俺が取った作戦はいたって単純。次へと全てを託した。―――まあ、幸いその頃には覇権の時代を終わらせ、半神へと至った五人の逞しい英雄がいたそうだしね。
そして俺は邪神をこの星から離れた月へと追いやり、迷宮を作って邪神を封印。獣神は邪神の能力の一部を消去させる事に成功した。
―――しかし代償は当然あった"命"だ。しかしここで獣神が滅んでしまえばこの世界に与える影響は多大だ。だから俺は獣神も、とあるアイテムに封印しとある場所へ転移した。残念だけど場所は言わない。
そして邪神の進行は俺という特に有名でもない奴一人の犠牲で済んだてことだ。
そして俺は目覚めるとこの世界に来る前の状態だったと言うわけ、勿論記憶も前の状態に。
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「―――そして俺はこの世界に召喚され、今に至るって事だ」
ふぅ、全て話終えたやっぱシリアスは得意じゃないからちょっと軽めにしたつもりだけどどうだろう?まあ、途中で真面目なレオンが壊れていたようにも見えたが。
皆を見てみると、皆こちらを向いていた。……ヤバい怖い。
「色々と聞きたいことは両手で数えきれない程有りますがまず、シュンさん。―――あなたが迷宮創った張本人だったんですか!過去に英雄達が攻略したそうですがそこには巨大な結晶があっただけだったそうですが!」
「いや、急いでいたからつい。にしても、結晶だけ?おかしいな確かに封じ込めた筈なのに……あ、中身俺しか見えない設定にしてたわ。ごめんごめん」
「じゃあこれからも罪滅ぼしもとい迷宮攻略をしてください」
ヤバい今回のフィオリアは辛辣だ。
「一応やっては見るけどぶっちゃけ後数ヶ月たったら自動的に解放されるよ。精霊神達」
するとポカンとした空気が辺りを満たしたあれ?また地雷でも踏んだかな?
「しかし不安はある。何故改造されたジェミニが迷宮に居たのかだが、取り敢えずそこは多分今は置いておこう。―――面倒だし。で、フィオリア、どうして俺に迷宮探索の依頼をしたのに迷宮の事を知っているんだ?」
「えっと、その」
やはり図星のようだ。
「まあ、良いそれについてはフィオリアに俺に迷宮攻略するように命令したやつに直接聞けば良いか。―――てな訳でさっきからそこで盗み聞きしている奴。さっさと出てこい」
その瞬間まわりに圧倒的強者のオーラが、この空間を支配した。
「あーあばれちゃったか。やっぱ全てお見通しって訳かシュン君は」
そしてシュンの目の前に始めから居たかのように拗ねた顔の少年が表れた。
「当たり前だ。お前の考えることは単純過ぎるんだよ―――人神クロード」
まるで見透かしていたかのような瞬の言葉にこの世界を司る最高神はむくれる一方だった。




