二人の実力
ステータスって久々に書きましたよ。……結構大変だった。
「あのー大丈夫ですか?」
つい、興奮して思わず叫んでしまった俺にフィオリアが怪訝な表情で、話しかけてきた。
……は!落ち着け落ち着くんた俺。
「あ、ああ、済まない大丈夫だ。にしてもお前達があの"白姫"と"黒姫"とはなぁ……分類上は武具精霊って所なのか?それに、さっき迷宮での戦いについても知っている感じだったし何処からの記憶があるんだ?」
「……そうですねぇ大体で言うと、シュンが私達に魔力を込めて大きな魔物に攻撃をした時でしたよね黒姫?」
「うむ!大体そこら辺だったと思うぞ」
なるほど。要するにほぼ最初からの記憶があるということか。そう言えばさっきから精霊王が一言も声を発していない。
「おい精霊王。さっきから固まっているがどうした?なんか珍しい事でもあるのか?」
「………す、済まない。いや、これは思った以上に彼女達の魔力の質が高くてな。それに、恐らくだがかなり強いぞ」
「そうなのか。そういや、やっぱ精霊ってことは精霊契約みたいなものは、ないのか?」
「ええ、ありますよ。と言うよりも今からさっさとしましょうか?」
白姫がそんな事を言ってきた。……つまり、精霊契約は案外直ぐに終わるということかだろう。
「じゃあ頼む」
「わかりました。では、片方の手を出して下さい」
そう言われたので手袋を脱いで右手を前に突きだした。
「では、始めます。黒姫」
「ああ、いくぞシュン!」
そして二人が俺の右手に触れて何かを唱え始めた。
「「汝、我らの言の葉を聞き入れよ―――」」
―――すると、何処からか二色の光が手の甲に集まって来た。
「「相対する我らが力を引き入れ―――」」
―――そしてその光は互いに交わっていく。
「「我らと共に歩もう!」」
―――二色の光が入り交じり、手の甲へと吸い込まれてゆく。
そして二人の"宣言"が終わると、手の甲に二丁の拳銃が交差した刻印が刻まれていた。
「これで契約は完了だな。これからもよろしくな白姫、黒姫」
「「こちらこそよろしくお願いします」」
こうしていきなりであったが、無事に契約が完了した。
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「ふむ。どうやら無事に契約は完了したようだな。時に白姫と黒姫よ。お主達のステータスはどうなっているのだ?」
そういえば今のところ二人のステータスは見ていなかった。
「ああ、そういえば見せていませんでしたね」
そう言って白姫と黒姫はステータスを見せてくれた。―――そして俺達はそのステータスに絶句してしまう。
白姫
lv.80
HP 2150
MP 16000
EXP 549680
NEXT 16589
ATX 963
VIT 2569
AGL 1153
DEX 1423
INT 3658
《オリジナルスキル》接続(接続者:黒姫・瞬)・魔弾作成・精霊魔法:鋼・魔力属性無限化
《スキル》念話・体術
《加護》精霊王の加護
《称号》双子精霊・創られし者・星導十二精霊:双子・契約者
黒姫
lv.80
HP 5890
MP 12450
EXP 549680
NEXT 16589
ATX 1542
VIT 2689
AGL 1421
DEX 1862
INT 2842
《オリジナルスキル》接続(接続者:白姫・瞬)・魔弾作成・精霊魔法:鋼・魔力属性無限化
《スキル》念話・体術
《加護》精霊王の加護
《称号》双子精霊・創られし者・星導十二精霊・契約者
「「「「「「「「「「「「「「「……………」」」」」」」」」」」」」」」
星導十二精霊の皆さんやフィオリア達を含め、総勢十五名、言葉が出なかった。
「あ、あのーだ、大丈夫ですか?」
「なんかおかしかったのか?」
原因でもある二人の純粋な声によって俺達は現実へと、戻って来た。
「……だ、大丈夫だ。……なあ、精霊王。このレベルは多分だけど、こいつらを創ってからの経験値が入ってこのレベルだと思うけどよ。……精霊って此処まで強いの?俺とのレベル差が50以上あるのに幾つか能力が上の所があるんだが……。それに星導十二精霊って書いてるような気がするんだが」
「ああ、正直言って強すぎるぞこいつら。精霊族でもこのレベルで此処まではいかんぞ。……それに星導十二精霊になっておるとは」
俺と精霊王は二人で渇いた笑みを浮かべていた。しかし誰も咎めようとしない。いや。咎められない。
「そういやアイリスって技能も司っていたよな。星導十二精霊ってどんな基準で選んだんだ」
「い、いや済まない。そもそもこの"ステータス"自体はクロードとキュウビの奴と一緒に創ったからな。……たしかここら辺は、クロードが創ったっけ。……あの時は皆、変なテンションだったからなぁ」
アイリスが遠い目をしていた。……なるほど。つまり、製作者でもよく分からない事になっているということですか……。
とりあえず結論。白姫と黒姫マジパネェ。




