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世界は理不尽だけど最高だ  作者: 高旗空
第五章 忘れたい事は誰にもある 前編
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らぐなろく(仮)

遅れてすみません。

力尽きていました(物理的に)……ちょっと、運動しただけなのにね。………筋肉痛が辛い。



「はぁ………はぁ……………、まだ、終わっていねぇぜ!千草よぉ!」



体の節々から煙が上がっているものの、鬼灯は立ち上がった。

正直、あれで、生きていると言うのが凄いが満身創痍である。


―――しかし、その目に宿る闘志の炎は消えていない。寧ろ燃え盛っている用だった。


「……ほぅ。相変わらずの再生力ですね。良いでしょう。仕切り直しと行きましょうか」


「じゃあ!私もー!」


「「「!!!」」」


仕切り直しと宣言し、お互いが構えたところでまさかの乃々参戦宣言だった。


「……まさかの三つ巴ですか!?」


ちょっ!何してんの!?普通ここは千草VS鬼灯で熱い戦いが繰り広げられる筈じゃないの!?……なんで、空気を読まないのかなぁ…………あ、この子がしっかりと空気を読んだことってほとんど無かったよ。………よし!もう、こうなったらどうとでもなりやがれ!

どうせ、俺に被害はあまり無い……筈。


「では、私も混ぜさせて貰おうか。よくも私を差し置いてこいつらは……」


「……ほぅ。この人間、なかなかやるな」


「私は構いませんよ」


「乃々も乃々もー!いっぱいいた方が面白いもん」


「……あ、エルザのこと忘れてた」


そう言えば、エルザのこと放置しとったわ。うん。こりゃあ、御冠になるわ。激おこだわ。

……そして、まさかの満場一致の賛成。


今のこの面子と戦うって、相当ヤバいと思う。


「……では、殺り合いますか」


千草の不吉な言葉を皮切れに、全員から濃密なプレッシャーが放たれる。


「……あれ?何でだろう。嫌な震えが止まらないや」


先程から変な震えが止まらない。―――そして、やっぱりそれは盛大なフラグであった。


突如、各々に向かって一筋の閃光が放たれる。(……ついでに戦おうともしていない俺にも向かってきた。)


「! ……がふっ」


半歩動くだけでビームを避ける皆。思いっきり油断していたせいで被弾する俺。


「被弾数1誤射4……マスターへの警戒は無意味と断定し、戦闘体制へと移行します」


そこには撃ってきたのは気絶していたはずの綺羅が立ち上がっていた。でかくなった分、人形の時の周りの武装が巨大化&増設したって感じだな。……にしても、こいつあれだな。精霊王をぶっ飛ばしたのと同じで、恐怖とかそう言ったネガティブな感情が堆積していった結果、限界……というか、自信の許容量を振り切ってマトモに(・・・・)なってやがる。


あー、懐かしいー。初めての会った時とかはあんな感じで尖りまくっていてまるで狂犬だったのに今じゃあ立派な駄犬になっちゃったからなぁ綺羅。なんで、こうなったんだろう。


……てか、俺への警戒が無意味ってどういうことじゃ!今の俺だって、もう、ある程度の力は回復しているから、もとに戻るのを先送りにして、一時的に元に戻って戦えるんだぞ!……数分間だけど。


そうこうしているうちに戦いは始まった。


「"初縫い・紫電"」


「"覇獣撃"」


「"カオスグレイプニル"」


「"サウザンド・マジック"」


「"機竜砲哮"」


―――全てを縫い付ける迅雷の如くの一撃


―――獰猛なる巨獣を催す山脈を消し飛ばす拳打


―――混沌へと引き込もうと放たれる無数の鎖


―――入り乱れ、辺りを蹂躙する千の魔法


―――竜を模倣した天をも穿つ人智を越えた砲撃



明らかに初撃にはオーバーキルな一撃が初っぱなから放たれた。



―――ラグナロクでも起きるのかな、これ?





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