犬みたいな奴らの飼い主やってます。
ネタです。
「おはよう!あっくん♥今日も今日とてクールでカッコいいね(*>д<)!」
朝学校に行くために玄関の扉を開けたあっくんに対していつも通りに声をかけた。
「はよ、ゆき。」
その挨拶に何の関心も示さずただ淡々とあっくんは返事を返す。
学校に着くとすぐに僕は男子に囲まれる。
「ゆきちゃん、おはよう!今日も可愛いね!」
こんな言葉が次々とかけられる。あっくんは歩きながら読んでいた本を広げたままどんどん教室に向かって僕から遠ざかって行く。
「あっくんと僕の邪魔しないでよ!」
近くにいたゴミ虫を退かして僕はあっくんの横に走って並んだ。
「ゆき、ゴミ虫はないだろ。それに俺は逃げない。教室に行くだけだ。」どうせ同じクラスだろ?
そう言ってあっくんは僕の頭をぐしゃぐしゃに撫でた。
僕は口では止めてなんて言っていたが顔は物凄い笑顔だったと思う。
俺の幼なじみは女装が似合う(実際に女装してる)男だ。
俺はゆきと呼んでいるが本名は望月幸成で幸成って呼ぶとスッゲー怒る。特に女装してるときは呼んだらいけない。
いつから女装してるかは知らないが俺が外に仲間作ってる時には既にあんな感じだったと思う。
お金持ちなのに、いやお金持ちだからこそか。変に色々徹底してらっしゃる。あっくんなんて呼ばれてはいるがあいつと俺じゃ身分も違うしそもそも何であんなになつかれてるかも謎である。
チームののみんなは犬みたいだけどそれとは違って番犬?いや、犬に違いはないが。なんていうか牽制してる?よくわからない。それが幸成へのヘタレな、俺の感想です。ぶっちゃけ何でチームの頭やってるかもわかりません。拾ったら増えたみたいな?最初に拾った奴がなんか、別のチームの頭で色々世話したらなつかれそこに色々勘違いしたそいつの仲間が乗り込んできてまあ奴がなんか、ボコボコにしてましたが。(俺はなにもしてないむしろ見てました。)そいつらの手当てしてやったら俺を祭り上げてまあチームができました。なんか、奴が不服そうにしてましたが俺が頭なのは納得してた。(何でだ?)
んで、今奴と幸成が放課後に、寄ったカフェ?(奴のチームが元々溜まり場にしていた場所マスターは渋いおっさん)に行くと俺が幸成に伝えると着いてくと言ったため連れていくとまあ、そこに奴がいて互いに喧嘩している?俺はマスターにいつものを頼みながらカウンターに座る。
すかさず両隣を二人が牽制しながら座る。
「あっくんの側にいていいのは僕だけなんだからね!」
「んだとっ!てめぇみたいな男女っ敦司さんには、釣り合わねぇよっ!」
あっ!俺の名前は日ノ宮敦司って言います。
こんなやつらの飼い主やってます?
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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