キャラ・国紹介
アーランド王国
アリスティア・フォン・アーランド
アーランド王国第一王女。
王国の上層部から未来を担う者と認識されているが、表に出る事は少ない。
それは彼女が元々人前に出る性格でないのと、過ぎた頭脳から命を狙われる可能性があるからだ。それに彼女の精神の脆弱性を上層部が危惧したからでもある。
魔法の腕は既に王妃に勝るとも劣らない程だが、攻撃魔法は余り好きではないので自覚していない。
天敵王妃とマダム。
ギルバート・フォン・アーランド
アーランド王国王太子。
アーランドの王族は歴代武人であり、彼も若くしてその才能を受け継いでいる。王国内でも上位に入れる剣の実力者だが妹のアリスティアには甘く、妹に実力を知られないようにと深夜に特訓してる事がある。
王国では粛清者や鬼畜太子と陰で噂される程に政治的な活動もしており、王女に仇なす者は王太子に消されると噂される男である
ドラコニア・フォン・アーランド
アーランド王国国王
元SSSランクの冒険者であり、王国最強の男である。
その力は万の兵士に匹敵すると言われているが普段の生活は普通そのもので、粗暴な性格でも無い。しかし戦場に出れば鬼神の如く戦場を蹂躙するので帝国兵は見たら逃げ出す程である。
娘が好き過ぎて、津波のように押し寄せる娘の婚約の申し出を断り続けている。
元々が恋愛結婚である為、王女に結婚を強制する気は無いようだ。時折王太子と聞いてはならない会話をしているらしい
シルビア・フォン・アーランド
北の魔女と呼ばれる王国筆頭魔導士にして、王妃である。【幸福】と呼ばれる固有魔法を持ち、視界の全ての現象を自分に有利で変えれる。
他の魔法も一流で、その実力は多くの国に轟いてる。
王女については戦場に出したくない天才だと公言している。戦場に出れば心の弱い娘は狂気に負けると早々に気が付いたようで留学も慣れない環境に身を置く事で心身共に強くなって欲しいと思っての事だ。
慣れない環境に身を置かせて精神を鍛えて欲しいが過保護でもあり、数百人の暗部を護衛に送っている。但し研究癖は王女に相応しいと思って無い。
アルバート・グラウス
5侯爵の一人で国王の次に強い実力者。原種と呼ばれる獣人の先祖返りで見た目は二足歩行の獣である。国王とは冒険者時代からパーティーを組んでおり、家族間で仲が良い。子供は娘一人だが反抗期により仲が悪い。ただし本人は溺愛しており、度々死んだ魚の目をしてベンチに座っているのを目撃されている。
アリシア・オールディス
元奴隷で現在は騎士の爵位を持つ貴族。貴族位は昔の戦争で伯爵・子爵2人・騎士5人を暗殺した事によって授与された。
元暗部の副隊長であり、王女に気に入られた為、除隊してメイドになった。
元々暗部に適正のある性格では無く、心身ともに消耗していたが国王には奴隷から解放された恩義があり、恩義と忠義だけで勤め続けたが、壊れる前に王女に救われたと感じ、以後王女を護っている。その感情は恋愛感情に近いが幼児にそう感じた時点で立派な変態だ。
常に何故自分が女なのだと後悔しているが、もし男なら王女を嫁にしようとして、国王と王太子と壮絶な戦いをするだろう。
エルフと獣人のハーフでミックスブラッドと呼ばれる完全なハーフ。
ハーフは本来両親の才能を受け継がないかどっちかしか受け継げない。しかしアリシアは獣人の身体能力や母親の妖術を受け継ぎつつ、エルフの寿命と魔力資質も受け継いだ。
本来なら騎士の中でも上位にいける程だが元奴隷なので爵位や地位はそこまで高く無い。現在は護衛の暗部の司令官的な立ち位置になっている。
メイドーズ
基本的に主人公の傍仕え。戦いは好まない性格なので、援護・脱出・察知を行ってる。現在メイド道を修業中。元の世界に家族が居ないのとアーランドの良さから地球に帰る意志は無い。
オストランド王国
アノン・シェフィルド
オストランド近衛騎士団団長の娘。家の爵位は騎士爵だが、実質的には伯爵家と変わらない影響力がある。
王国随一の剣の腕を持ってるが、経験不足に筋力不足で、まだ実戦向きでは無い。アリスの強さに憧れて自らを鍛え直す事を決意。
ケーナ・リリウム
財務系の子爵の娘。真面目系・委員長系の少女である。
趣味は読書でアリスティアと気が合う。現在の悩みはBL本をアリスティアに渡すかどうかである。
その趣味性から本当に話の合う人は少ない。
シャロン・ヤースティン
領地持ちの準男爵家の娘。親は小物貴族で貴族らしい傲慢さを持つが本人は特に欲が無い。しいて言えば園芸が好きな程度。
同年代か年下に異様に好かれる体質でアリスティアからも慕われてる。アリスティア曰く「一緒に居ると安心する」らしい。現在スタンビートで荒らされた庭を見て涙目中。
第5王子
馬鹿息子。色々やらかして後が無い。
王国紹介
グランスール帝国
普人主義や帝国による大陸統一を掲げる帝国。
しかし政治は腐敗が進んでおり、ここ100年で急激に国土を増やした結果、国内の治安は最悪である。
歴代の皇帝は戦争狂に近く、内政を怠ったのが原因だろう。しかし軍は強く数も多いので反乱は起こって無い。公に無いだけで反乱し放題だが、全て鎮圧して参加した者は全て奴隷階級に落とす。
神聖アビア皇国
教会の総本山を有する国で王政では無く、教皇が統べる国だ。教会の教義の為ならいくらでも人を殺して良いと本気で考えてるヤバい国。
他種族を亜人と呼び、それらと迎合する国は帝国と手を組んで潰す。
内政は国民が狂信者なので何とかなっているが、腐敗が手を付けれないレベルで進んでいる為、教会の上層部は多種族の奴隷をいたぶって遊ぶ等をしている。
アーランド王国
元々小さい集落から発展した国。多くの国で起きてるモンスタースタンビードであるが、魔物の森に面してる…と言うかそこを切り取って発展した王国は世界一の数と規模のスタンビートが起きる国である。
しかしそれらの事情や多くの種族の共存する他種族国家であり戦力的には帝国を上回っている。
アーランドに住む他種族には後が無く、普通に他種族が暮らせる国は現在ここにしか無いので結束は強い…しかし最近普人の腐敗が始まっている。
国民性はお祭り大好き。
オストランド王国
文化以外に取柄は無いと称される国。歴史と教育の国である。
現在迫りくる動乱に向けて軍拡中。




