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07 モンスタースタンビード1

モンスタースタンビードそれは魔物の森に面するこの国が避けれない脅威の一つだ。魔物の森は定期的に支配者が現れる、それは森の魔物を率いてこの国に侵攻してくるらしく定期的な魔物の討伐などで防ぐしかないのだが、実際は防げない。魔物の生態は不明でいくら魔物を狩ろうともスタンビードは起こるし支配者は現れる。

 この国は元々魔物の森の一部で初代国王が仲間達と開拓し作り上げた国だ。何故ここに国を作ったのか?その答えは建国時代、つまり500年前に遡る。

 500年前世界は荒れていた。魔王が誕生し大陸でいくつかの国が亡びそれに乗じた国のせいで混乱を極めていた。その中力をつけたのが帝国と聖王国だろう。魔王は勇者により討伐されるも大陸の人口は4割以上も減り主大国と呼ばれた国は軒並み崩壊して文明すら後退した時代に聖王国は多種族の奴隷化を提唱し帝国はこの話に乗った。それ以降他種族は住んでいた土地から逃げ安住の地を探すも大陸の何処に行っても逃れられない、その時他種族と共に世界の流れを嫌った人達…この人達が冒険者の前身なのだが彼らがこの場所に移住を決めた。

 最初は集落だったらしいがそこには差別は無く厳しい環境でも力を合わせ生き延びていた人達の前に一人の旅人が現れた、その人は重厚な鎧を着て性別不明の怪しい人間だったがその集落に住む者達は似たようなものなので誰も気にしなかったがその旅人が言ったらしい。ここに国を作ろうここならば誰にも迫害を受けない我らの国が作れる筈だと。当然反対は大きかった。元々人が生きれる環境じゃないのだ、集落が出来て最初の一年で2割以上が死に集落を守るので精いっぱいの者達は誰も耳を貸さなかった。


「ならば我が力でここに国を作る基盤を作ろう…つまりこの邪魔な森を消し飛ばそう」


そういうと旅人は魔法を放つ。するとあたりの木々を吹き飛ばし何もない空間が出来た。旅人は言う


「私は生涯この地を開拓し続ける力を合わせれば人が住める環境を作り出せるだろう」


旅人は王になった。生きる事しか考えれなかった人々に道を示しその最初の一歩を歩き続けた。

 新しい王は言った。


「私は他の種族と力を合わせる。私は彼らの協力を取り付けた今から生まれる国は何処にも干渉はさせない我等逃れた者達の楽園にしよう」


そうして多くの種族と世界の流れに逆らった人達がこの国を作り上げたらしい。初代国王はその並外れた魔法で土地を開拓し魔物達を森の奥深くまで押し込むように版図を広げたが魔物の被害は消えず騎士団以外の防衛手段として冒険者ギルドを作ったギルドは初代ギルドマスターとの盟約で独立した機関として動き市民の生活の助けや魔物の被害を防ぐ事になった。

 まあギルドはこの国発祥らしいって事だね。内容はよくある独立した機関で冒険者は国の管轄じゃ無くギルドに入ってれば他の国に入るのも楽だとかランク分けがあったり所謂テンプレ通りだ。


 話がずれた。元々この国の領土は全部魔物の森だったらしく無理に切り開いて出来たのが私達の国で魔物は取り返そうとしてるのか定期的に攻め込んでくるって事。まあそれもある程度時期が分かるから基本的にはそこまで被害も出ない。スタンビード対策に各村には地下室がありそこに食料や水を保管して入口に魔物除けが仕掛けられてるので逃げ込めば見つからない、だからその内に魔物達を討伐するのが毎回の流れらしい。


「本当に1万以上なのか?前例がない事態だぞ」


お父様の言うように1万は前例が無い。基本的に数百、多くて1000程度でそれ以上だと魔物達の統制がとれないらしい。


「事態は深刻ですギルドと騎士団総出で対処しなければ王都に着くのも時間の問題かと」


目的地は家でしたか。多分今まで以上に強い魔物が支配者になったのでしょうね物語じゃよくある事ですが実際にやられると迷惑極まり無いですね魔物は人や他種族の敵なので私も攻撃は出来ます…蟲タイプとかいますし。


「ギルバート…は学園かあ奴なら話を聞き次第戻ってくるだろうが間に合わん俺とシルビアが出よう迎え撃つぞ」


お父様が号令を出すと近くに居た人達が慌ただしく動き始めました。そうですね王様の出陣ですから色々あるのでしょう。ならば私も出るとしましょう。


「私も行きます最前線に出れなくても後方から魔法で援護出来る」


「……」


お父様はしばらく無言になりました。まあ私5歳ですしね普通は参戦しないだろう。でも私の力は役にたつ筈、戦争なら役立たずですが相手が魔物なら私も容赦しないし今の状況だと出ないと戦力不足だろう国境沿いに帝国軍がうろついてるし。


「絶対に後方から出ない、無理をしないそれを守れるのならいいぞ」


「分かった」





さて城を出て3日経ちました。アルバートさんとの訓練から1週間ですね時間は同じですし曜日の呼び方が違うけど一週間は7日だし。

 今回の討伐はお父様率いる騎士団が600とお母様率いる魔法師団80人と冒険者が400人の1000人以上の人達が平原に立ってます。何処の平原だって?知らん!と言うか名前は別に無いらしいアバウトだな良いのかそれで?と思うが後で良いでしょう。

 作戦はシンプルです騎士団が突っ込み敵を混乱させたら両サイドから冒険者が挟撃し倒すそうです。魔法師団は最初に高威力魔法を使うらしいですが私とお母様は各個人で使えるので自由に撃って良いそうです味方に当てなければ何をしても良いって事でしょう。ならば今度こそこの杖の練習台になってもらいましょう。高威力魔法の後は援護くらいしか出来ませんしね上級魔法なんて混戦状態で打ち込んだら味方に被害が出ますし。


「アリスちゃんは絶対に私から離れないでね、絶対よ」


「分かりました」


流石に実戦。私も緊張しますがお母様が少し怖いです。お母様も私に構ってる暇は無いのでしょうだから私もお母様から離れる気はありませんとも。


 魔物が見えてきましたね種類は動物系や亜人(他種族でなくゴブリンやオーク等)系で占められてる。良かった蟲は居ないみたい…でも下級のワイバーンとか居ますね少しだけ厄介そうなので私はあれも撃ち落としておきましょうか?ワイバーンはそこそこ強いらしく(お父様的見解)他の人達に被害が出そうなので私の新魔法で仕留めます小規模の実験では成功してるので大丈夫でしょう、駄目なら他を使うだけですし。


「魔法は騎士団が突っ込むまで撃って良いの?」


「出来るだけ強い魔法で他の人達の負担を減らすのが私達の仕事よ手加減しちゃだめだからね」


「分かった、じゃあ私はワイバーンとその周辺を吹き飛ばす」


「じゃあお母さんは前線の魔物を蹴散らすわ、オークとかゴブリンって昔から嫌いなのよね」


まああれはリアル女の敵な種族だから好きな女の人は居ないだろう…多分


さあ私の初陣だ

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[一言] 句読点が少なくて区切るべき場所で繋げてたりして読みにくい
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