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転生王女の国家大改造 ~無敵な国を作りましょう~  作者: 窮鼠
ヤマタノオロチを出荷せよ
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330 未来の為に

「尻尾ですか? それなら姫様手作りのクッキーを頂いたら増えましたよ」


「クッキー如きで尻尾が増えるわけ無かろう! 母を謀るきかえ? 」


「いえ、本当に増えました。オイシカッタデスヨ」


 アリシアさんが何故か虚ろな瞳で答える。

 何故か私のクッキーを食べた人は感想を聞かれると虚ろな瞳になって答えるんだよね。更に言えば、具体的な味を聞くと頭を抱えだす。

 私は料理の腕も一流の筈だから不味い筈が無いのだ。多分美味しすぎて答えにくいのだろう。一応オイシカッタって答えてるし。


「そのクッキー危ない物じゃないのか……」


「残った物は全て王国が押収しました。何が入っていたのかは作った本人も知らないそうです」


 混ぜた魔法薬がエイボンの物を適当にパクった物だしね。でも、ちゃんと毒物が入ってないかは検査してある。

 結果は摂取しても問題なかったので、大丈夫なはずだ。


「うーむ。何故尻尾が増えたのか具体的には不明か。

 本来妖狐族の混血は種族特性が一切受け継がれぬ筈じゃし、妖狐族でも7割が尻尾は一つじゃ。謎じゃのう……」


「ミックスブラッドじゃないの? 」


「妖狐族のミックスブラッドは記録に無いの。しかし、初と言う事もあり得るか。妾達が国を持っていた頃は別氏族との婚姻は禁忌であったし、可能性は有るかの? 」


 ミックスブラッドは普人以外の多種族同士で子供が生まれた場合、極めて低確率で両親の種族の特性を受け継ぐと言う存在だ。

 アリシアさんは割とそれに当てはまっている。

 とは言え、ミックスブラッドは混血の多いアーランド王国でも例が少ない上に、外見から判断できないので、そういう存在が有ると言われているだけだ。

 これは将来を見越して調査を行うべきだろう。後でお兄様に報告しよう。

 さて、話をヤマタノオロチに戻す。


「ヤマタノオロチは解放不可能な場所に再度封印する事になった。生贄も要らないし、復活しても害にならない。その上、将来人が手出しする事も出来ない都合の良い場所に封印する」


「火口にでも放り込むのかえ? 」


「ロケットで太陽に飛ばした」


「「はあ? 」」


「うん。だから太陽に封印する為に今運んでる。

 アレの不死性は完全じゃない。再生と破壊を繰り返せば、いずれ細胞は限界に達して崩壊するから、いずれは滅ぶよ」


 第一火口に放り込んでもヤマタノオロチは耐熱能力も有るので、大してダメージが通らないから普通に復活して移動する。しなくても人の手出しが可能な場所だ。

 私だって火口に沈むヤマタノオロチのコアを拾って来いって言われたら「余裕だね」って答える程度の難易度だ。魔法を侮らないで欲しい。

 その点、太陽は封印場所として最高の場所だ。ヤマタノオロチも太陽の熱には耐えれないし、奴の能力じゃ自力で脱出も不可能だ。

 ヤマタノオロチの欠点は制御出来ない事以外に機動力が低い事と、飛行能力も無い事だ。単に再生を繰り返すウザい奴なのだ(私主観)。

 そして、太陽は人の手出し出来ない場所でもある。

 恐らく、この世界の人類は最低でも数百年は太陽に封じられたヤマタノオロチを回収できないだろう。そして、それが可能になった頃にはヤマタノオロチは燃え尽きてる筈だ。

 完璧じゃないか。流石私だ。封印を維持する手間も必要ない。

 ついでにロケットの説明をすると、二人はポカーンとした表情で開いた窓から外、太陽を見る。


「あそこに封印……そんな事が可能なのか?

 確かに人類に手の出しようがない場所だが」


「ムフー。私には可能。ヤマタノオロチの首も大量に確保したし、奴にはもう価値は無い。邪魔物は出荷するに限るね。

 第一生贄を使って封印を続けるなんてナンセンスだよ」


 生贄の一族が続く犠牲に耐えれる筈が無い。実際ヨスケさんは耐えれなかった。当たり前だ。誰が好き好んで大事な家族を生贄にするものか!

 アーランド王国でも生贄は禁止にする法律を作ろう。魔法では生贄を使う者も存在する。断固禁止だ。徹底的に厳罰に処す。

 まあ、最近まで魔法後進国だったアーランドが生贄を使う魔法なんて一部のアホな邪教集団程度で、そいつ等は基本的に犯罪組織なので粛清対象だったけどね。


「そうか、そうだな………全て終わったのだな」


 ヨスケさんは完全に一族の役目が終わった事を理解出来た様だ。今までは半信半疑状態でもあったからね。

 でも遅すぎた。もう少し早ければ彼の一族も――止めよう。天災で滅んだのだ。流石の私にも出来ない事は有る。

 出来ない事を願うな。私は決して万能の存在ではない。同じ過ちを繰り返す気はない。彼だけでも解放された事を祝おう。

 もう和の国が彼とアリシアさんを求める事は無いのだ。

 因みに和の国にも、アリシアさんの事はしっかり釘を刺しておいた。余計な事をすれば帝国の二の舞だと和の国も理解しただろう。その為に使わなくても勝てたのに、戦車とかを持ち出したのだ。

 あの国は引きこもりだけど、馬鹿じゃない。彼我の戦力差くらい理解出来るだろう。

 単に中央国家連盟の方針が大嫌いなだけとも言う。都に普通に獣人とか歩いてたしね。

 驚いた事に、和の国も種族の差別は特にないらしい。

 まあ、アーランド程仲良しと言う訳でもない様だけどね。アーランドは酒場で多くの種族のおじさん達が肩を組んで歌いながらお酒を飲んでる国だし。種族とかどうでも良いって考えだ。


「妾はその魔法の櫛を使って欲しいのう……ちょっとでも駄目かの? 」


「国宝級ですよ? 駄目に決まってるじゃないですか」


 何故にアリシアさんが決めるのか。これは王国所有じゃなくて、私の私物だよ?

 モフる対象は私が決める事なのだ!


「そうなると、王国中の獣人が姫様に群がってきますよ」


「夢のモフリライフか……悪くないね。アリシアさん、辞職の用意をお願い」


 第二の人生には悪くない。


「駄目に決まってるじゃないですか! 王国中が大混乱にありますよ!

 第一姫様は獣人とドワーフばかり構うって他の種族も嫉妬してるんですよ」


「獣人は魔法の櫛をばら撒いただけで、ドワーフに関しても技術流してるだけだし。

 エルフに至っては基本的に引きこもってるから接点が無いだけじゃん」


 王都でもエルフは殆ど居ないんだぞ。騎士団には居るけど、彼等はエルフを超えたエルフ。ネオ・エルフを名乗るマッチョだ。アレは確かにエルフじゃない。身長2m超えの大男になっている。

 騎士団に入る前は普通のエルフだったらしいが、染まってしまった様だ。可哀想に。でも本人達は後悔していないのでしょうがない。

 更に少数種族達も王都じゃ珍しいし。彼等って数が少ないから種の保存の為に固まって暮らしてるんだよ。んで、その場所は混血領な訳で、接点が有る訳が無い。

 普人貴族とも接点が殆ど無いな。平民は多いけどね。

 今まで率先して接触してくる普人貴族って議会のオークみたいな連中だったのが原因だ。真面目な話、何であそこまで肥える程に放置したのか分からない。全員見習い身分で、騎士団に放り込めば反乱も起こさなかったんじゃないかな?

 連中のせいで社交界と距離を取っていたと言う理由も有る。私が出ると確実に乱入してくるからね。後は社交界のお姉さま方が怖い。めっちゃ怖い。あの人達はマダムとお母様に次ぐ天敵だから……


「今後は本当に社交界に出て貰いますよ」


「私の正しい運用法は研究所に放り込む事なんだよなぁ……」


「……引き籠るのが大好きなのに、閉じ込めると爆破してでも逃げるじゃないですか

 それに姫様かなり飽きっぽいですよね。研究所で大人しくするタイプじゃないですよね! 」


 まあ、前世でも誘拐される度に普通に帰って来る事から、帰巣本能の塊呼ばわりされてたし。

 マダムですら、私を何処かに閉じ込める罰を与えない時点で何が有ったのかは察して欲しい。後、爆発は芸術だから。

 因みに私は特に理由なくヴィラン側の研究所で働いてるタイプだ。正義だ大儀だで行動が制限されるヒーロー側に居る事は無い。


「まあ、使う使わないは私の勝手だし。文句を言われる筋合いも無いよ」


 大体私の魔法の櫛って王都のニャンコ達には普通に使ってるし、ペットにも使ってる。お陰で獣人が血の涙を流すくらい私のペット軍団は毛並みが良い(生活態度が良いとは言っていない)。

 数も順調に増えて来てるし、王城は狭いから新王都の土地でも買ってそこに移住させるか。

 将来的にはドラゴンも欲しいよね。やっぱり異世界なんだからドラゴン軍団も欲しい。今度捕まえよう。調教はクート君のブートキャンプで如何にでもなるはずだ。

 後、鳥が欲しい。天使でも捕まえるか。


 因みにヨサクさんとさっきから火花を散らしている。


――我妻をブラッシングする気か? ――


――ムフー。この魔法の櫛は私専用だよ? 私以外が使おうとすると攻撃魔法が発動する――


――その程度で俺を止めれると思うたか! ――


 その素晴らしきモフモフをモフモフするのは私だ。私は荒ぶる鷹のポーズでヨサクさんを威嚇する。彼も同じポーズで私を威嚇する。

 ふっ……きょ、今日はこの程度で許してやろう。ひ、引き分けだ。勝負は将来に持ち越しだ!


「これ、幼子を威圧するでないわ大人げない」


 クゥさんにヨサクさんが頭を叩かれる。かなり良い音が響いて、彼は頭を押さえて蹲る。


「し、しかしだな! これはプライドの問題なのだ! 」


「それを大人げないと言うのじゃ。この様な幼子が邪な感情を持ってるわけが無かろう。妾のブラッシングくらい良いではないか」


「お前の尻尾は俺のだ! 嫌だ、俺以外がブラッシングするなんて認めれない! 」


「フンス! 」


 再び頭を叩かれるヨサクさん。


「では妾の更に美しい艶姿を見る気はないのかえ? 」


「ぬ……ぐううううううう! 」


 何故ブラッシングでここまで苦悩するのだろうか?

 もしかして獣人にとってブラッシングは何か特別な意味が有るのかな? でも私はアリシアさんのモフモフを毎日モフモフしても何も言われた事は無い。

 多分独占欲が強いのだろう。私も格下のケモナーがアリシアさんをブラッシングしたいって言って来たら決闘を申し込むだろうし。

 しかし、私が持っている魔法の櫛は私以外には使えないのだ。

 お兄様と獣人貴族達との話し合いで、魔法の櫛の最新バージョンは私以外に使用を禁じられている。

 理由は確実に盗難にあうかららしい。獣人にはこの魔法の櫛の魅力に抗う事は出来ない。

 でも、これの動力源である虚無機関は魔導炉以上の機密指定だ。

 魔導炉を遥かに圧倒するエネルギー量を持つ虚無機関は私を持ってしても再現が不可能だ。

 同じ構造の機関を作っても何故か動かない。と言うか別の世界から謎のエネルギーを取り出してるのは解るのだが、それが何処の世界で、どうやって取っているのか一切不明だ。そもそも虚無機関に別世界に干渉する機能は無い。

 何かしらの偶然で虚無機関が別世界と繋がった結果なのだろう。

 因みに虚無機関は魔法の櫛の持ち手の下についているキーホルダー型の魔導具。そこに繋がる亜空間に設置されている。

 虚無機関の取り出すエネルギーって物凄い禍々しいんだよね。一般人なら発狂しかねない。

 私は割と平気だけど、周囲への悪影響が懸念されているので、亜空間に設置されている。


「くっ! ならば仕方ない。同志よ。生半可な腕ならば許さんぞ! 」


「無論だとも同志よ。私のモフモフ力は未だへっぽこだけど、ブラッシングの腕なら負けるつもりはない」


 漸く許可が下りた。

 私は目を瞑り集中する。全身の神経を研ぎ澄まし、魔法の櫛を構える。


「フウ―………! 」


 息を吸って止める。同時に目を見開き、流水の如くクゥさんの尻尾をブラッシングする。

 ふむ、日々の手入れ怠らない模範的獣人らしく、毛玉りもない素晴らしい尻尾だった。

 しかし、手入れは完璧でも道具が悪い。私が梳く度に尻尾はどんどん輝いて行く。

 急がねば。このブラッシングは私の奥義だ。早くも腕の筋肉が悲鳴を上げている。



 どれほど時間が過ぎただろうか。私が目を覚ました時にはアリシアさんに抱きかかえられていた。


「全身が動かない」


「やり過ぎですよ! 」


「明日は筋肉痛だね」


 でも、私はやり遂げた。見たまえ。目の前のクゥさんの輝かしい9本の尻尾を。

 素晴らしい出来だ。私のブラッシング技術の粋を掛けた出来だった。

 しかも、この奥義は受ければアリシアさんでも白目を剥くのに、クゥさんは平然としていた。


「これが、これが妾の尻尾か……

 如何じゃお主。美しかろう? 」


「あ、ああ。クゥ……2人目を作らないか? 」


「このアホ! 子供の前じゃぞ」


 ペシ! っとヨサクさんの頭を叩くクゥさん。

 惚気るのはうちの両親で慣れてるので問題ない。


「ふう、流石に疲れたよ。私は転移で城に帰るから、アリシアさんは1週間程ここで休暇を行うと良い」


 私は大満足だった。最早悔いは……まだいっぱいある!

 でも暫くベットで休みたいので家に帰ろう。

 顔合わせは十分済んだ。後は家族の時間だ。

 私は一度行った場所。特に印象深い場所なら転移で飛べる。ここはアリシアさんの家族の家だから大丈夫だ。

 私はアリシアさんの返事を待たずに転移で帰宅したのだった。










「やあアリス。お帰り♪ 」


「部屋に戻った筈なのに……違う。ここは私の部屋じゃない……」


 転移で戻った先は自室では無く王族用の執務室だった。

 そこには頭を机に押し付けて力尽きているお父様と、物凄い良い笑顔で凄まじい速度で書類仕事をしている宰相さん。

 そして待っていたとばかりに微笑むお兄様。


「私は解っていたよ。君は必ず私の仕事を手伝ってくれるって。

 可哀想な兄を決して見捨てる筈が無いって」


「………『ドレスアップ』去らばだ」


 私は一瞬でドレスアーマーを装備する。そしてドレスアーマーの各所が変形し、節足に変わると、ワサワサと執務室から横たわったまま脱出した。


「え、ちょ! 待ってアリス。手伝って! 本当にお願い! 」


「私は疲労困憊だ。暫く休む」


「大丈夫だよ。君の作った【元気でハッピーになれる薬】の備蓄は十分あるから! 」


「冗談ではない」


 私は官僚達みたいに仕事の亡者になる気は無いのだ。

 私は、凄まじい速度で横たわったまま、追いかけてきたお兄様を振り切って自室に逃げ込んだ。

 部屋に入ると、節足がジャンプし、ベットに飛び込む。

 私は再び『ドレスアップ』で普段着に戻ると毛布に包まる。さあ、お昼寝の時間だ。健やかに逞しく成長する為に休むのだ。


「私達をブラック労働させてる間にする昼寝はどうだ? 」


 部屋の本棚に猫に変身した分身が入っていた。


「別に何も思わないけど。一体何の用?

 私はこれから優雅にお昼寝するんだよ。全力ブラッシングで全身の筋肉が悲鳴を上げてるんだ」


 お風呂に入りたいけど、疲れたので起きてからで良いや。


「死ねば良いのに。寧ろ死ね! 

 まあ良いよ。要件を伝えに来た。プリンス・オブ・ギルバートが完成したよ」


「キング・オブ・ドラコニアは? 予定だとあっちの方が先に完成する筈なんだけど」


「建造中に船体が倒れてね。修理に時間を取られた。まあ、後2~3日でそっちも完成予定だよ。

 ついでに、2隻の建造による技術累積によって新型の魔導戦艦の設計も行ってるよ」


「財務大臣が予算くれるかなぁ」


 魔導戦艦の建造費とかで色々チクチクと小言を言われてるし。

 お金がもっと有れば色々好きに作れるのに。宇宙世紀に突入したい私には王国の財政に不満が有る。今度商人のケツを蹴り上げてもっと稼がせよう。


「これである程度の防衛は出来そうだね」


「魔導戦艦2隻は流石に過剰でしょ。中央が予定より早く攻めてくるのは困る。後10年は大人しくして欲しいよ」


 確かに面倒事になりそうだ。


「機密保持の為に完成後は北方に送るべきかな。北進の戦力にでもするよ」


「だね。今は中央には帝国の混乱に目を向けて欲しいからね。

 そうすれば次も勝てる。前よりずっと楽に勝てる」


 分身が私の言葉に頷くと、バックして本棚の奥に消えた。そこも脱出ルートなのだ。

 私はベットに横たわりながら天井を眺める。


「私に時間を与えた事を後悔するが良いさ」


 どうせアーランドの大国化は中央が認めない。いずれ必ず攻めてくる。彼等は普人以外の種族が自分達より上位に居るなんて認める筈が無いのだ。

 だから準備しよう。もうあんな思いをしない為ににも。

今章は次でエピローグです。

 次の章の前に幾つか緩和を入れて、次はシャハール王国編となります。


財務大臣「何やら悪寒が……」

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[一言] >将来的にはドラゴンも欲しいよね いや、何かいた筈なんだが…
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