第1話 〜新たな出会い〜
「いててて...」
体がめっちゃ痛い...ここはどこだ?ついに転生したのか?でも何か能力とかあるって言ってたけど、悪魔の祝福か...絶対やばいやつだよなぁと思った時、
「がらがら、ごとん、がらがら」
と音が聞こえるようだ...なんだ?何かの馬車か?
「おーい、助けてくださーい」
相手の目を見た時思った、このまま立ってたら嫌な予感がすると...そして全速力で逃げ出した。体がめっちゃ痛いのを無視して。
「!#&%$?+*&$?」
正直何を言っているのかわからなかった。後になってわかったことだがこの人は教科書を運んでいた先生だったらしい。この制服を被ってその時間にそこにいてサボってると思われたんだって。その学校では先生が大きな都市や大きな街にいって貸してもらったり、買うことが多いらしい。
その時はそんなこと露知らず、全速力で逃げたわけだが。
そして逃げた先に大きな街があった。すでに夕暮れで街はひときわ明るく見えた。そして街に入ろうとしたが案の定門番らしき人に止められてしまった。
「「!#&%$?+*&$?」「*<?`+?&$?」
と意味が分からない言葉?を言われた。
「ふっふっふっ。俺の英語力なめんなよ?」
「hello,man?」
「I go to man OK?」
俺は完璧に英語を話した。英検5級の力なめんなよ?
※英検5級...およそ中学一年生レベル... 夢宮 蒼汰...現在高校二年生...
門番は不思議そうな顔をしていたが通してくれた。でも入ったあとにしばらくつけられてた気がするのはなんでかな?それはさておき俺は町中を見てわまった。現代よりも文化は進んでないのか...でも魔法というのかな?そういうものはあるらしい。
「おーすげぇー!!」
そこには呪文を唱えて光をともしている人がいた。その人とも話そうと思ったが一番の難問...
「言葉が理解出来ねぇー!!」
と俺は大声で叫んだ。周りを見ると人々がこちらをが白い目で見ているのが分かった。
「*/@;:@,」「*+*>`{」
などど意味が分からなかったが白い目で見られてるんだろうなぁとは分かった。
「多分逃げないと通報されるな」
俺はそう思ったのでそこから逃げようとしたとき...
一人の少女が近くまで来て
「大丈夫ですか?」
と若干引かれた声で言われたのであった...