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縁などいらん、今すぐ断ち切れ  作者: 浅葱雪兎
33/42

禁断の恋って、コレ?

無事戻って来たものの

様子がおかしい充・・・。

藤堂に会った多喜は藤堂に

充のことは本気なのかと

訪ねるが・・・?


藤堂の答えは如何に!?


一応

イケメン後輩×ツンツン先輩第25話

・・・、結局5時限目の間にみつるは戻ってこなかった。

これ、やばいかな?

藤堂とうどう先生も教師で大人だし学校で

変なことはしないって思ってたけど・・・、

もしかしたらもしかしちゃったのか?


するとあれだ。

俺は親友のピンチにのんびり授業を受けていた

最低な奴ということになってしまう。

でもなぁ・・・、さっきの藤堂先生に

楯突く気は起きないしな・・・。


充~・・・、無事に戻ってきてくれよ。

俺のためにも。


ガララ


「あ・・・。」


噂をすればなんとやら。

充が戻ってきた・・・、が、しかし、あれは無事といっていいのか?


「充、大丈夫か・・・?」

「・・・え、なにが・・・?」

「何が?って・・・。」


色々とだよ色々と!!

顔はほんのり赤いし、表情はなんかぼーっとしてるし、

動きはフラフラしてる・・・。


これは、いや・・・まて。いやな想像しちゃったじゃんか!

てか、藤堂先生は犯罪者にでもなるつもりなのか?

生徒に手を出すなんて・・・。

しかも学校で・・・。


「・・・はぁ。」

「・・・、なんかされたのか?」

「へぁっ!?な、なんかって!?」

「え?いや・・・言えないような事とか?」

「~~っっ/////」


あ、これマジで?マジでなんかあったの?

お巡りさ~ん、ここの学校に犯罪者がいま~す!!


顔を赤らめるってことは何かあったのは断定事項だよな・・・?

なんだ、何があったんだ?

充がここまでパニクってるってことは相当なことが・・・!?

おぇぇぇぇーーーー!


充スマン!想像したら気持ち悪かった・・・!!

俺、高氏たかうじでよかったかも・・・。


いやいやいやいや!!!

何言ってんの俺!?高氏だろうと何だろうと男同士は無理だろ!?

だぁぁぁぁぁぁ!!俺の中の常識が狂ってきてる!!


平凡な俺カムバック!!


______________________________________________

________________________________


「はい、じゃあ今日はここまで。」


教師の授業終了のセリフとチャイムの音で教室内が一気にざわつく。

今日の授業はこれで終わりだし帰りたいんだが・・・。


「・・・はぁ。」

「充、授業終わったぞ。」

「へ?あ、あぁ本当だ~。」

「帰るか?」

「うん・・・、あ!」

「どうした?」

「ごめん、今日は情報委員のほうで集まりあるから

帰れないわ!!」

「あっそう、じゃあ俺先帰るな。」

「うん。高氏と仲良くねぇ~」

「うるせぇ!」

「ははは、じゃあねぇ~」


普通に話してるけどやっぱりぎこちない・・・か?


「さーら先輩!!帰りましょう!!」

「あ、あぁ。」

「あれ?新庄しんじょう先輩は?」

「充は今日情報委員。」

「あ、先輩達委員会二つ入ってるんですっけ?」

「おう、部活入らないかわりにな。」


この学校は委員会と部活できるだけ両方入るようにと

最初に教師に言われるが、

いいのがなかったり、家の事情で無理だという

奴には、部活無しで委員会に二つ入るか、委員会無しで

部活を掛け持ちするかの二択がある。


まぁ、委員会より部活のほうが断然忙しいというか

週に何回もあるから、部活掛け持ちする奴はそうそういない。

大抵は委員会二つを選ぶ。


俺はいい部活がなかったから、委員会二つで手を打った。


「さて・・・帰るか。」

「はい!!」


話を切りのいいとこで止めて下駄箱に行こうとした瞬間、

目の前に藤堂先生がいた。


「よう、茶新さあらと高氏。今から帰るのか?」

「はい!」

「・・・。」


これは・・・、藤堂先生に聞くチャンスか!?

でも、あまり人の恋愛沙汰に首を突っ込むのはなぁ。

しかし心配なのは心配だ。


「どうした茶新?」

「あの、藤堂先生は本当に充のこと好きなんですか?」

「さ、さーら先輩?」

「別に藤堂先生と充の恋の邪魔しようってわけじゃ

ないですけど・・・、あれでも一応大事な親友なんで。」

「心配・・・か?」

「まぁ、そういうことになりますね。」


それじゃなくても充は隠し事が多いし、

なんかあっても言わないし、

・・・だったら俺が自分で情報収集するしかないだろ。


「充のことは好きだ。愛してる。」

「なっ////」

「藤堂先生!ここ、廊下ですよ!?」

「大丈夫だよ、人はいねぇし。」

「ここまでハッキリ言われるとは・・・。」

「いやいや、もし俺がハッキリ言わなかったらお前

俺のこと殴るかなんかしてたろ?」

「当り前じゃないですか。」

「おお怖っ・・・。」


これで充のことは遊びだなんか言ってみろ・・・。

俺は容赦なく藤堂先生を殴るね。

親友を傷つけられても、先生が怖いから

何もしないなんて、そんなことは俺の中でありえない。


「じゃあついでにもう一つ・・・。

さっき充が戻ってきたとき様子が変だったんですけど

何したんですか?」

「あぁ~・・・、何って、ナニ?」

「・・・最っ低だなアンタ!!」

「藤堂先生破廉恥ですよっっ!!最低ですっっ!!」

「おいおいおい、誤解すんなって!!ナニっつっても、

本番はしてねぇし・・・。」


本番ってなんだ・・・?

もしかして、あ、アレのか!?


「ひぇぇ、藤堂先生それセクハラっすよ!!

いけませんそんなこと学校でしちゃ!!」

「いや、だからしてねぇって、てか高氏お前!

なんなんだよ?女子かお前は!?お前だって

茶新見てハァハァしてるくせに。」

「し、してません!!!」

「俺は知ってるぞ。お前この前、体育やってる

茶新の腹チラ見て鼻押さえてただろ!!」

「そ、それは!!!」

「高氏・・・?」

「ひぃぃぃ!!すいませんっっ!!」


やはり高氏も油断ならんな・・・。


「で?ナニって結局何したんですか?」

「ちょこっとキスしただけだよ。・・・深いほうだけど。」

「・・・。」

「なぁ、虫けら見るような目でみんのやめてくんね?」

「違います。虫けらじゃなくてゴミを見るような目です。」

「いらない訂正どうもありがとう。」


なんてこった・・・。

俺がのんきに、無事に戻って来いよ~なんて思ってた時には

時すでに遅く充のファーストキス(?)は奪われていたのか。

ごめんな充。

でも、気持ち悪そうじゃなかったから

満更でもなかったのか・・・?

どうなんだ充!!


「はぁ・・・、ま、本気ならいいんですけど・・・。」

「お前らお互い心配性だな~。」

「は?お互いって?」

「なんでもねぇよ。」

「・・・?」

「ほら、これといって用事がないなら

暗くならないうちにさっさと帰れよ。」

「はい。」

「藤堂先生さよなら~」

「気を付けて帰れよ。」


ゆるく手を振る藤堂先生に一応挨拶してから、

学校を出る。


____________________________________________

_______________________________


「あぁ・・・、なんか友達と担任がアレな関係って

微妙な感情だな。」

「そうですか?」

「お前みたいな常識ぶっ飛び野郎には聞いてねーよ。」

「ひどいです・・・。」


これって、俺は二人の恋を応援するべきなのか?

それとも、教師と生徒の恋愛なんていけない!

って止めるべきなのか?

いや、そもそも男同士なんてありえないっ‼

って言うべきなんだろうか?

でも、人のこと言えないしな・・・。


「さーら先輩どうしたんですか?」

「お前のせいで俺の常識が覆ってる事に

ショックを受けてんだよ。」

「え?どーゆー意味ですか?」

「お前が俺に言い寄ってきてるせいで

充を止める術が無いってことだよ・・・。」

「?」


はてなマークを出してる馬鹿は放っておいて

さっさと家に帰るに限るな。


とりあえずは見守るしかないか・・・。

担任と親友の恋を応援するという

複雑な心境を抱えたまま帰路につく俺だった。


恥ずかしげもなくハッキリ言う藤堂の

せいで私が恥ずかしいですww


多喜は知らないだけで、

充のファーストキスは既に

奪われてるんですよね~


次回はそろそろ体育祭ですかね?

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