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縁などいらん、今すぐ断ち切れ  作者: 浅葱雪兎
30/42

存在の証明を、今2

充の過去編!!

今回は長いです‼


俺様教師×面白いこと好きなトラウマ持ち君

第7話

過去の話って言っても、ここ数年前の話。


俺の家は父親、母親、姉・・・、そして俺の4人家族だった。

俺が生まれてすぐのころはそれなりに普通の家だったと思う。

物心ついた時には既に、周りとは少し違った家族になっていた。


父親は少し酒癖が悪いけれど普段は優しい人だった。

でも、母親への感情が異常ともいえた。

好きや愛してるだけでは収まりきらないくらいの

執着心を母へ向けている人だった。


母親はとても優しい、温かい人だった。

けれど、その分とても弱い人だったのも確か。

弱いのは体も心も両方。しょっちゅう泣いては

体を崩し入院の繰り返し・・・、それのせいもあってか

俺はあまり母親のことが記憶にない。


姉はとてもいい人だった。

強くて賢くて、聡明な人だった。

幼いながらも俺は姉さんを尊敬していたし、

父や母よりも姉を頼りにしていた点が多かったと思う。


普通の家族とは少し違っていた両親は、

嫌いではなかったものの、違和感とちょっとした

恐怖心を俺は感じていた。


その度に姉は俺に父と母のいいところを

切々と語ってくれた。

けれどそれは全て『少し前までは』という言葉がついたのも

このうえない事実。


俺が物心ついたあたりから変わってしまった両親の

昔の姿を知っているのは、姉さんが教えてくれたからだ。


姉さんがいなかったら俺はとっくに

自分の両親が嫌で逃げだしていたかもしれない・・・。


けれど姉さんがいつも、いつか昔みたいに戻ってくれる、

それまで許してあげて、と俺に言うから

俺はそれを信じて待っていた。


姉さん曰く、両親が変わってしまったのは自分のせいでも

あるのだ・・・、といつも苦し気に俺に教えてくれていた。


母さんが弱くなったのは姉さんがまだ幼いころに

母さんが目を離したすきに姉さんが大怪我をしてから

らしい。

右足の骨折と、頭を強く打ったこともあり

数日生死の境をさまよったといっていた。

それでも骨折は治ったし、頭も何針かは縫ったが

大したことではないと姉自身は笑っていた。


けれど母は毎日毎日、自分のせいで、自分のせいでと自分を責め続けた。

そのせいで体に不調をきたし、入院。

以降、精神肉体ともに弱ってしまったという。


母をとても愛していた父は弱っていく母を見て

愛しているという感情が捻じれに捻じれ

強い執着へと変わったらしかった。


姉は両親を変えてしまったこと、俺に

普通の家族をみせてあげれないことをいつも

悔やんでいたが、決して笑顔を無くさない人だった。


そんな姉が俺の心のよりどころであり

母親代わりだった。



けれど、俺が7歳の時に事は起こった。

きっかけは珍しく体調の良かった母が、いつも

淋しい思いをさせてしまっているからと

俺を公園に連れて行ってくれた日。


母と俺と姉。

三人で近所の公園に向かった。

公園で遊んで帰って楽しかったねで終わるはずだったあの日。


理由なんてものは、本当に些細なことの

タイミングが重なってしまった・・・ただそれだけ。

けれど、『それだけ』というにはあまりに不幸すぎたんだ。


公園に向かうのに、

たまたま、お菓子を買うためいつもと違う道を通った。

たまたま、信号が赤で止まっていた。

たまたま、母は少し後ろにいて姉は俺の隣にいた。


たまたま・・・。

たまたま、居眠り運転をしたトラックが通った。


本当に些細で、些細だからこそ、残酷なことだった。


クラクションの音がたくさん聞こえて、

耳に響く大きいタイヤの音、

道を行く人の悲鳴、

目前に迫ったトラックと、

姉の俺を呼ぶ声。

突然の衝撃・・・。


わけのわからないまま、ただぼんやりと

流れる景色と母の叫び声とそして、


姉の温もりだけを感じていた。


加速したまま止まらなかったトラックに撥ねられたのは、

7歳の男の子と、14歳の女の子・・・。

俺と姉のことだった。


最初に轢かれたのは俺のはずだった。

けれど、とっさに俺をかばったのは姉で、

ふと目を開けた俺の目に映ったのは・・・、


お腹の部分がべっこりと潰れた血塗れの姉の姿。


体と頭を強く打ったのか、動く様子はなく、

いつもの笑顔も浮かべられない姉の姿は

俺の目に焼き付いて離れなかった。


体中がひどく傷んだ。悲鳴が頭に木霊した。

震えが止まらなかった。涙が止まらなかった。

まだ姉に息はあったもののわかってしまった。

ここで、お別れなのだと。もう会えないんだと。


俺が唯一言えたのは「おいていかないで」という一言。

姉がいない毎日など考えただけでも気が狂いそうだった。

俺も一緒に逝きたいと思った。


けれど、その言葉を言った瞬間に姉の口が動いたのを

俺は見逃さなかった。


風の音にも負けてしまいそうな姉の声は

何故か俺の耳にしっかりと聞こえた。


姉が唯一言えたのは「わらっていて」という一言。

顔の動かない姉が最後に奇麗に笑った姿が

頭に浮かんで消えた。


そこで俺の記憶は途切れた。

この後にどんな救出劇があったのかなんて

俺にはわからない。

ただ一つ言えるのは、俺は独りになったのだということ。

これが人生で初めての孤独の実感だった。


_________________________________________________

_______________________________________


「次に目が覚めた時は、俺は病院のベッドにいて

姉は死んだと聞かされたんだよね。」

「そうか・・・。」

「まぁ、姉が助からないのは言った通り

なんとなくわかってたから暴れたり、泣き出したりは

しなかったけど・・・。」

「充は強いな。」

「・・・どうだろうね。ただ頭に入ってこなかった

だけかもしれない。現実逃避ってやつ?」

「それでも、強いさ。」

「・・・。」


藤堂はただ、強いよ。お前は強いって言いながら

俺の手を握ってきた。

それに安心しながらも、俺はこの先を話すのが怖い。

今までのはほんの序章にすぎないんだ・・・。


「辛いならもう、やめるか?

お前が話せるようになるまで俺は待つぞ?」

「大丈夫。話すよ。」


今、話さないと・・・、またすべてが止まってしまう

気がするんだ。


「こっからは、残された家族の話。

抜け殻みたいになった女と狂った男と

取り残された俺の話。

俺が退院したときには全てが終わって

全てが狂ってたんだ・・・。」



____________________________________________

_________________________________


退院する俺を迎えに来たのは

叔母だった。


入院してる間も、お見舞いに来たのは父方の叔母だけ。

母のことや父のことを聞くと毎回

忙しいから来れないのだと言っていた。


家について何か月ぶりかの我が家に帰った俺を

待っていたのは、


姉の部屋で泣き崩れる母とその母を後ろから

見つめる父の姿。

気付いたら叔母はいなくなってた。

あの人は利己主義的な人だったから面倒ごとには

関わりたくなかったんだろう。


話しかけても一向に泣き止まない母。

腕を引いても微動だにしないで母を見つめ

何か呟いている父。

まるで、俺はそこにいないかのように・・・。


母は姉だけを思っていて、父は母だけを思っていた。

俺のことを思っていてくれた姉はもういなくて、

奇麗な仏壇に俺の好きな姉の笑顔の写真。


本当に独りになってしまったんだと実感した日だった。

2回目の孤独は

事故の時とは比べ物にならないくらいの

絶望が俺を襲った。


けれど、泣いてはいけないのだ。

姉が最後の力を振り絞って言ったのだ「わらって」と。


ここで俺が泣いては姉の思いを裏切ってしまう。

母を慰める人もいなくなってしまう。

父を正気に戻す人もいない。


俺がやらなければ、何も変わらないことだった。


それからはもう、悪夢のような日々。

ご飯も食べないで泣き続ける母にひたすら声をかけ続けた

ご飯を食べよう、お姉ちゃんは大丈夫だ、元気を出して。


父にも声をかけ続けた。

しっかりして、母さんを助けてあげて、みんな心配してる。


けれど、俺の声は一切二人には届かなかった。

何度か見た二人の目は見たことがないくらい

濁っていて、まるで飲み込まれてしまいそうだった。


悲しみがたまった底なし沼。

一度はまったら二度と抜け出せないような深さ。


母はそれに飲み込まれてしまったんだ。


ある日、学校から帰ってくると

泣き声が聞こえなかった。

俺は期待したんだ。

やっと戻ってくれたんだと、俺の声が届いたんだと。

けれどそんな期待が砕けるのはすぐだった。


母の姿は家になかった。

リビングにも姉の部屋にも俺の部屋にも

両親の寝室にも・・・。


あったのは、荒らされた姉の仏壇だけ。


母は、姉の位牌と写真を持って姿をくらませた。


これが3回目の孤独の実感。

結局俺のやっていることは無駄だった。

俺の声も姿も存在も母の目には一切映っていなかった。

響いていなかった。


その夜に帰ってきた父は母の姿がないのを見るなり

母はどこだと、早く連れ戻せと叫び散らし

電池が切れたように崩れ落ちた。


次に目が覚めた父は、俺にとって悪魔の様だった。

父は母がいないことを認めなかった。

母がいるかのように振舞った。

その代わりに消えたのは・・・、俺。


父は俺を見て母の名前を呼んだ。

まるで人形のように出来のいい笑顔で俺を見て

母の名を呼ぶ。


俺を見ているのに父の目には俺など映っていない。

気持ち悪かった、怖かった、不快だった。

やめてくれといっても、俺は母じゃないといっても

父は聞かなかった。


それからはもう、地獄の日々。

酒を飲みまくっては俺にしがみついて母の名を呼ぶ。

俺を家から出さない。

まるで監視されているような感覚。


父の放つ言葉はまるで呪詛の様に

俺の体を苦しめていった。


父が俺を見て母の名前を呼ぶようになって

数日が立ったころ、父は余計な違和感を持ったらしかった。


「何故、泣かないんだ」


ただ一言、父はそう呟いた。


「お前は泣き虫だっただろ。なぜ泣かない。

実里みのりが死んだのに泣かないなんて

お前はそんなやつじゃなかったはずだ。」


父の中で母はか弱くすぐに泣いてしまう

儚い存在だということを思い出したのだろう。

俺はみのりが死んでから一度も泣いていなかった。

父はそこに違和感を感じた。


それで正気に戻ってくれればよかったのだが

狂った父はそんな簡単なものじゃなかった。


俺に、泣けと強要してきたのだ。

「泣かないなんておかしい、泣け!!

泣かないなんてお前は偽物だ!!

あいつをどこへやった、返せっっ!!」

と叫びながら、

俺に暴行を加えた。


そうして痛みに耐えられなくなって

泣き出す俺を見てこう言うんだ。

「あぁ、帰ってきてくれたのか。もうどこにも

行かないでくれ、愛してる。」

って言いながら俺を抱きしめる。


毎日毎日コレの繰り返し。


だから俺は、大人の男の怒鳴り声とため息が嫌いだ。

俺を見て母ではないと気づいたときに必ず

父がこぼす落胆のため息。

そして、母を返せと怒鳴る声。

泣けと命令する口調。

そして、愛してるという言葉。


全部が全部俺を苦しめる。

姉は笑えといった。父は泣けという。

母は消えた。誰もいない。


俺を抱きしめる父の顔は笑顔なのに

冷めていた。目に俺は映っていない。

母を返せと叫ぶ。実里が死んだのにと叫ぶ。

俺は?俺は何処に行ったの?


もう、俺の名前を呼んでくれる人はいなかった。

これが4回目の孤独。

名前を呼ばれないのは存在していないも同然の仕打ちだった。


俺は父が嫌いで怖くて仕方ない。

二度と会いたくはない。

母も父も俺を捨てた。

期待などとうに諦めた。


そんな地獄の日々が終わりを告げたのは

それから数か月後。


義務教育の中、生徒が学校に何カ月も連絡無しに

来ないなんて怪しまれるのは当然で、

家に連絡しても出ない俺の家に不安を覚えた先生は

まず、生徒の書類を出し、書かれていた

父方の親戚に連絡。

しかし、そちらも連絡に応じない。


困った先生はとうとう警察に連絡をした。

連絡を受け警察が俺の家に入ったとき

酷い有様だったらしい。


ゴミだらけの閉め切った部屋。

こもった空気。

リビングで酒を飲んでいる父親と

足と腕を縛られた子供の姿。

暴力を受けた跡が生々しく残った幼い体は

数日まともなものを食べていないのか

やせ細っていた。らしい。


はっきりいって俺はこの時のことを

あまり覚えていない。

もう、精神も体も限界だったのか意識は朦朧としていた。


なんとなく覚えているのは数人の人の足音と、

息をのむ音だけ。


そんな中でも一つ覚えてるのは狂った父の


「俺は、妻がもうどこにも行かないように

しただけだ!返せ、触るな妻を返せ!!」


という叫び声。


父はとうとう最後まで俺を俺として見ることはなかった。


病院に運び込まれた俺は、海外で暮らしていた母方の叔母が

連絡を受けて慌てて駆けつけてくるまで

独りで数日を過ごした。


母方の叔母は姉が亡くなった連絡さえ受けていなかったらしい。

姉の葬式のことは聞けてなかったので憶測だが、

母と父は近くにいる身内だけで葬儀を済ませたのだろう・・・。


叔母は俺を見るなり、そっと俺を抱きしめて

ごめんなさい。といった。


気付いてあげられなかったこと、母のことをもっと

気にしてあげてれば早く気付けたかもしれない。

未然に防げたかもしれない。

一人にしてごめんなさいとただひたすら謝ってきた。


それからは叔母が海外の仕事を辞めて

こちらに戻ってきてくれた。

俺は叔母と一緒に暮らすことになった。


叔母はとても優しかった。昔から良くしてもらっていた

覚えはあるが昔以上に優しかった。


そんな優しい叔母に対して俺は傷つけることばかりしてしまった。

抱きしめられると体の震えが止まらないし、

過呼吸を起こすし、吐き出すし・・・。

その度に叔母は「ごめんね、もう大丈夫よ」と声をかけてくれた。


今ではもう、そんなことにはならないけど、反射的に

体が震えたりはする。


一人暮らしをするようになったのは高校に入ってから。

一緒に暮らそうと叔母は言ってくれたが

いつまでも甘えているわけにはいかないし、

何度も叔母を悲しませた俺は罪悪感で一杯だった。


もう、誰も傷つけたくなかった。

このまま一緒にいたら、また、姉の様に叔母もいなくなって

しまう気がした。


だから離れて暮らした。

その代わり1カ月に1回必ず会うという約束をした。

それとこれは俺だけのルール。

叔母と会う時は必ず笑顔でいること。


救出劇から数カ月は笑えなかったが

表情が動くようになってからは笑顔でいるようにした。

笑顔はいい。周りを幸せにする。姉のようになりたかった。

姉の願いを叶えたかった。

俺にとって『笑顔』は姉の生きた証明であり、願いであり、

そして自分の存在を確固とさせるものなんだ。


__________________________________________

___________________________


「笑顔を心がけてそれなりに順調に物事は進んでたんだけどねぇ、

人の笑顔を見てそれやめろって言う例外が二人

現れたからさ~。」

「なんだ、俺だけじゃなかったのかよ。」

「残念~、一番最初は多喜ですぅ。」

「チッ、茶新め・・・。」

「ちょっと、多喜に舌打ちとかやめてよ!」

「冗談だよ。」


まったく・・・。

多喜に舌打ちなんて恐ろしい!!

倍返しされちゃうよ・・・。


「ところで、一つ聞いていいか?」

「何?ここまで話したんだからもうなんでも

話すよ。」

「お父さんは今どうしてるんだ・・・?」

「・・・、さぁ、わかんない。」

「わからない?連絡とかは・・・、取れるわけねぇか。」

「とりあえず、逮捕されて、その後は精神病院に入院した

ってのは叔母さんから聞いたけど・・・。

今どうしてるかはわからない。」

「そうか。」


まぁ、知ろうと思わなかったから

今でも知らないままなんだけど・・・。

叔母さんも会えって強制するような人ではなかったし。

むしろ叔母さんは少なからず父を憎んでる。


姪が亡くなったことも知らされず、

母を立ち直らせるべきなのに、その役目を放棄するだけでは

飽きたらず、幼い息子にすべてを任せ、終いにはその息子を

監禁して暴力したとなっては叔母の怒りも相当なものだ。


「母さんはいまだに行方不明のままだし・・・、

俺は死んでるんじゃないかなんて

人でなしなこと思ってるけどね・・・。」

「まぁ、そう思うのも仕方ないだろ。

お前が7歳の時ってことはもう、9年か10年は経つだろ?」

「うん。」

「それくらい経つと死亡ってことになるんじゃなかったか?」

「一応死亡ってなるけど叔母は今でも探してるよ。」

「そうか、お母さんには会いたいって思うか?」


どうだろ・・・。

父さんと違って母さんに恐怖心はないけど、

会いたいかどうかはわからないな。


「生きてればいいとは思うけど、会いたいって思ったことは

いまのとこ無いかな・・・。」

「そっか、話してくれてありがとうな。」

「別に・・・、思ったより平気だったから・・・。」


ずっと怖がって話せなかったけど、話しちゃうと

案外あっさり話せるもんだな・・・。

なんか、スッキリしたかも。


「一応言っとくけど・・・、ありがとう。」

「どうしたいきなり?」

「話すきっかけ、作ってくれた、から?」

「疑問形かよ。」

「いいでしょ別に・・・。」

「ははっ、まぁな。」


落ち着いてきたら段々と忘れていた

眠気が襲ってきた。

忘れていたのが不思議なくらい

瞼が重い・・・。


「眠いか?」

「眠い・・・。」

「じゃぁ、そろそろ寝るか。ほら、こっち来い。」

「ん~」


言われる通りに藤堂の後についていく。

リビングの左側にあった扉に入ると

そこは寝室だった。

目の前には大きくて寝心地良さそうなベッド。


「ほら、寝ろ。」

「ん・・・、藤堂はどこで寝るの?」

「ん?あ~・・・、ソファーで寝るから気にすんな。」

「ふーん。」

「おやすみ。」

「お、おやすみ・・・。」


久しぶりのおやすみの挨拶に少しドキドキしたものの

眠気は限界まで達していたのか、

すぐに瞼が降りた。


次に目が覚めたとき、まさか自分を抱きしめながら藤堂が

横に寝ているなんて思いもしない俺は、翌朝、朝っぱらから

自分が叫び声をあげるはめになるとは知らずに

のんきに眠りこけたのだった──。






ようやく終わりましたよ充の過去編!!

長かったです‼暗かったです‼

この子どれだけ不幸なんですかね?

(私のせいなんですけどね・・・)


次はようやくメインの話~‼

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