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縁などいらん、今すぐ断ち切れ  作者: 浅葱雪兎
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本日、お出かけ日和2

ようやくお店についた三人。

喫茶店を出てからなんとなく高氏を

意識してしまう多喜。

いつになったら素直に認めることができるのか・・・!


イケメン後輩×ツンツン先輩第20話

色々とあったがようやく落ち着いて店までこれた

俺とみつる高氏たかうじの3人。


充が俺たちを引っ張りながら来たのは、最近できたばかりの

大きいショッピングモールだった。


「わ~‼広いですね!」

「充、どこから行くんだ?」

「ん~まずは服屋かなぁ!」

「それ、お前が行きたいだけだろ・・・。」

「だってせっかく来たんだから、自分のも

見たいじゃん~」


まったく、俺のプレゼントはどこへ行ったんだよ・・・。


「おい、高氏。行くぞ、あんまりうろちょろすんな‼」

「は~い!」

「そこ~、親子じゃないんだからさぁ~」


誰が親子だ、誰が‼

こんなでかい息子は持ちたくない。


「あった~ここだ!」

「綺麗な店だな。」

「この店ねぇ、安くて品もいいって話し聞いてて

ずっと気になってたんだよね~」

「うん、安いという言葉は大好きだ。入るぞ。」

「はいは~い。」



ふ~ん。

まぁまぁいいのあるな。値段もけっこう安いし、

いいとこ発見したな。


「あ、これいいな・・・」


濃い緑のチェック模様の上着を見つけた。

家にある白いTシャツと合いそうだな・・・。


「どれですか!?」

「うわっ‼なんだよいきなり?」

「さーら先輩の好みを今日中に調べつくします!」

「なんだそりゃ」


変なことを喚きながら、高氏は俺が見てた服を

まじまじと見つめてる。


「さーら先輩は緑が好きなんですか?」

「好きっていうか、なんとなく緑とか黒系が多いかな?」

「緑か黒ですか、ふむふむ。」


多喜たき~‼コレ見て!すごくね?」

「お前はまた、随分派手なの持ってきたな・・・」

「派手なものバーンって着たほうがテンション上がるじゃん!」


よくわからない理由を言いながら充が見せてきたのは、

蛍光色っぽいオレンジ色のパーカーにでかでかと

白色でスマイルマークがプリントされてる服だった。


「わぁ‼その服新庄しんじょう先輩っぽいですね‼」

「でしょ~‼明るい色のほうが元気アップするし!」

「わかります!色の効果はすごいっすよね‼」


なんだかこいつら、女子か?

高校生の男二人が洋服についてキャッキャッと

語り合う姿は、俺から見ると異様な光景でしかない・・・。


「よし、運命感じたから買ってくる!!」

「決めるの早いな。」

「さーら先輩は買わないんですか?」

「んー?うん、俺はいいや。絶対欲しいってわけでもないし。」

「そうですか・・・。」


なんで高氏は落ち込んでるんだ?

意味が分からん。


「お待たせ~」

「おう、次は?」

「ん~・・・、多喜は行きたいとこある?」

「行きたいとこか・・・、本屋かな。」

「じゃあ本屋行こうぜ!高氏も本屋でいい?」

「はい!」


三人そろってぞろぞろと本屋へ向かう。

今日は新刊発売だからな・・・。

最近一番のお気に入りだから楽しみだ。


「俺、小説のほう行ってるな。」

「了解~、俺漫画~。高氏は?」

「あ、じゃあ俺も漫画で」

「んじゃあ、行こうぜ~」


充と高氏が漫画のほうに行くのを何となく見届けながら

小説のほうに向かう。


「・・・あった。」


目当ての本を見つけてから、とりあえず、他にいいのが

ないか探す。


「・・・・・・・・・。」


「・・・・・・・・・・・・・。」


なんだろう、いつもなら本屋に来ると本を探すのに

夢中になるのに今日は集中できない・・・。


・・・、あいつら何話してんのかな。

まぁ、くだらないことばっか話してるんだろうけど・・・。

別に・・・、気になってるわけじゃないけど。

なんかあいつらいつの間にか仲良くなってるというか・・・。


「・・・はぁ、何考えてんだ俺。」


駄目だなんかおかしいぞ。

流されるな俺!!

高氏は男!俺も男!ノーホモ!!


「さっさと済ませて帰ろう。」


_____________________________________


「すまん、待たせた。」

「ぜんぜん~大丈夫だぜぇ。」

「・・・////」

「?高氏は何で顔赤らめてんだ?」

「な!なんでもないっす!!」

「?」


気になる・・・。

!!いや、気にならない!全っ然気にならない!!

充がニヤニヤしてるしどうせまた、からかわれただけだろ、うん。


「早く行くぞ、次は何処だ!」

「多喜なんでいきなり急いでんの?」

「別に急いでなんかない!!」

「??」


「で・・・、ここでいいのか?」

「そうそう、ここ~」

「ここって、アクセサリーショップだろ?」

「今どき男子はアクセサリーの一つや二つ持つもんだぜ~」

「ふーん・・・、高氏お前何もじもじしてんの?」

「え!?もじもじなんかしてないです!!」

「いや、してんじゃん。」


誤魔化すにしたって無茶だろ。

スゲーもじもじしてるし・・・。


「はいはいそこ~、イチャついてないで入るよぉ」

「イチャついてねぇっっっ!!!」

「ムキになるあたりがもうww」


今日のこいつはなんなんだ、ウザさに磨きがかかってるぞ!

どうにかしてくれ!!


「お、これかっこい~。どうよ多喜?」

「まぁ、似合わなくもないな。」

「微妙な感想だなぁ・・・。」

「お前ならこっちのほうが似合いそう・・・。」

「え~どれ?」


緑色の石がついてるピアス。

ガラスかなんかで出来てるとはいえ、宝石みたいな

輝きはちゃんとある。


小さめの緑の石の周りに細かい装飾が

施されている。

充はピアスの穴開けてるし丁度いいだろ。


「ほらコレ。お前の目・・・っつってもカラコンだけど

色そっくりだし。」

「おぉ~確かに!いいなコレ値段もお手頃価格!!」

「お前は主婦か」

「多喜君が俺のために選んでくれたから買ってこよ~っと」

「言い方がなんか嫌だ。」

「なんでよ!?」


俺がお前のために選んだみたいに聞こえるだろ。


「てか、高氏はどこ行ったんだ?」


ふと周りを見ると近くに高氏の姿が見当たらない。


「さぁ~?どこいったんだろうねぇ。」

「お前なんか知ってんだろ?」

「え~知らない・・・、ちょっとそんな嫉妬

むんむんの目で睨まないでよ・・・。」


はぁ!?


「嫉妬!?誰が!?」

「え?多喜が。」

「ふざけんなお前!!」

「ちょ!いたいいたいいたい!!」

「コロス!絶対にコロス!!」

「暴力反対!!」

「知るか!!」


友人を手にかけるなんてしたくはなかったが・・・、

仕方あるまい。

さらばだ充。恨むなら自分を恨みな。


「さーら先輩!!お待たせしました!!」

「高氏・・・。」

「さーら先輩?どうかしたんですか?」

「いや、なんでもねぇ。」


ポイッドサッ


「ぐえっ」

「!!さーら先輩!新庄先輩が!!」

「あ、やべ落としちゃった」

「落としちゃったって・・・。」

「おい充起きろ。」


パンッパンッパンッ


「多喜君・・・、それ起こす気ある?」

「さぁ?」

「この・・・、鬼畜め・・・。」

「あ、あの!そろそろお昼ですよ!ごはん食べませんか?ね!」

「そういえば腹減ったな。よし行くか。」

「はい!!」


「高氏よ・・・、多喜をそれとなく止めてくれたのは嬉しいが

そのまま俺を置いていくのはどうなの・・・?

なんて冷たいカップルなんだ・・・。」



なんかほざいてる馬鹿は放っておいて

さっさとフードコートに行こう。

次回!フードコートでてんやわんや!


・・・・の、はず!!です。

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