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縁などいらん、今すぐ断ち切れ  作者: 浅葱雪兎
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柚木崎、クール・・・?

なんとか登場柚木崎さん!

柚木崎さんその小説・・・!

友人ってあの人ですか!


聞きたい事満載の

イケメン後輩×ツンツン先輩第9話


衝撃的事実発覚から1日後。

俺、茶新さあら 多喜たきは気まずい場面に

直面している・・・。


俺は図書委員にも入っている。

今日は当番の日なので先ほどから貸し出し

カウンターに座っている。


そして、噂の柚木崎ゆきざき 透流とおるさんは

読書が趣味だ。放課後によく本を借りに来る・・・。


この意味が君たちにわかるか?

そうだ・・・。

今俺の目の前に柚木崎さんがいらっしゃるんだ!!


なぜだ!普段は全然気にならない・・・、ていうか

どっちかっていうとよく、話をするほうだったのだが

今は何を話せばいいのかわからん!!


高氏たかうじ!貴様のせいだぞっ!!

お前が変な情報を聞かせるから!!

なに?俺が話せって言ったって?

・・・、気にすんなよそんなこと。


「茶新くん?・・・どうかしましたか?」

「はっ!?いいえ・・・なんでもないです!」

「そうですか?具合が悪ければ言ってください」

「ありがとうございます。大丈夫です。」


あっぶねー・・・。

なんか考えてたの顔に出てたか?


「あ、そうだ柚木崎さんこの前言ってた本、返却されて

きたんで借りていきますか?」

「本当ですか?ではお借りします。」

「ちょっと待っててください。」


えっと・・・。あった!

これ、小説か?『薔薇酩酊ばらめいてい』?

なんか仰々しい題名だな・・・。


チラッ

!!!!!??

あ、あらすじが!!あらすじ気になって見たら!!

(OLの結城奈央は友人に連れられてホストクラブ

へ行くことに。そこで出会ったホストクラブナンバー2の

ムツキに一目惚れしてしまい━━!?)


えぇぇぇぇぇぇぇぇーーー!!?

ホホホ、ホスト!?恋愛もの!?

え?これってアレ?お兄さんのことを重ねて!?

お兄さんもナンバー2だよな?

いやいや!!ないないない!!


「茶新くん?どうしたんですか?」

「ひぃっ!いや!はははっなんでもないですっ!」

「・・・?」

「はい!コレ!!柚木崎さんが言ってた小説です!!」

「どうもありがとう」


気になる。めっちゃ気になる!!

聞いたらやばいか・・・?

でもすごい気になる!!


「あの」

「はい?」

「柚木崎さんもそういう恋愛物って読むんですね」

「あぁ、これですか。これは友人に勧められましてね。」

「あぁ!そうなんですか。ははは・・・」

「では、失礼しました。委員会頑張ってくださいね」


・・・。はぁ。

なんか一気に疲労感が・・・。


多喜たき~、委員会終わったぁ?」


あ、なんか疲労感が増した気がする。


「多喜?どったの?」

「なんでもない」

「?」


ちょっとした緊張感から解放されたと思ったら

次はこいつか・・・。


みつる、図書室なんだから静かにしろよ」

「あ、そっかわりぃ」

「で、なんで来たんだよ。なんか用か?」

「一緒に帰ろうかと思って」

「ふーん」

「冷たいわね多喜君!」


さて、貸し出し名簿の整理するか。


「無視はひどいぜ」

「黙れよ」


「そういやさっき高氏たかうじが泣きながらクラス来たぜ」

「なんで」

「『今日面談が入っちゃってぇ、さーら先輩と一緒に帰れないんです!!

さーら先輩に、じゃあな。って言ってもらえないなんて・・・

俺、俺、今日の夜どうやり過ごせばいいんすかぁ~~!!』って。」

「声マネうぜぇ」

「けっこー似てるでしょ?」


似てるからこそうざい。

で、しかも高氏のセリフもうざい。

夜は寝て過ごせ。それ以外に何がある。


「多喜なんか疲れてる?」

「んー?あぁ、さっきちょっとな・・・」

「え?なになに何があったの!?」

「・・・。柚木崎さんが来たんだよ」

「えっ!?」

「うるさい」

「ごめんっ」


あまりにもしつこく聞いてくるので

とりあえず先ほどのことをすべて話した。


「はぁー・・・。『薔薇酩酊』ねぇ。」

「お前が気にすんのそっちかよ」

「いや、だってなぁ・・・。あのクールな柚木崎せんせー

が今、まさにその『薔薇酩酊』って本を読んでるのかと

思うと・・・ふふっ。」

「・・・。」


そこで笑うなよ。確かに俺も題名見たとき

びびったけど・・・。


「題名より内容を気にしろよ」

「あ~、ホスト×OL?でもよくある話だろ?」

「そうか?」

「多喜は恋愛もの見ないから知らないだけだよ」

「でもな、昨日聞いたばっかりだから余計・・・」

「まぁね。今までだったら意外だな~ですんでたのが

今はそうもいかないよな」


しかも友人に勧められてって・・・。

深く考えちゃうだろ?どうしても。


「その柚木崎せんせーが言ってた友人ってやっぱり

高氏のお兄さんなのかな?」

「俺はそうかなって思ったんだけど・・・」

「だとしたら、高氏のお兄さんはどういうつもりで

その本を進めたのか・・・だよな。」


どういうつもりって・・・。

・・・もっとホストのことを知ってもらおう的な?

なんかやだな、それ。


「・・・。なぁ!」

「なんだよ?」

「多喜、委員会もう終わる?」

「あとこれ片づけて終わり」

「よし!保健室行こう!!」

「はぁ!?なんで!?」

「気になることは本人に聞いたほうが速い☆」


速い☆じゃねーよ!聞けねーからモヤモヤしてんのに。

こいつの根性は変に座ってるというか・・・。

鋼の心臓をもってるというか・・・。


「ほらほら早く行くぞ!!」

「おい!待てって!」


充がバタバタと保健室に走り去ってしまった・・・。

この野郎・・・。

行きたくないけど・・・、やっぱり気になるし・・・。

あぁもうっっ!!


充が来ると絶対変なことになるんだよな・・・。

またもや疲労が増しそうな嫌な予感・・・。


次回!保健室へ突入!

柚木崎から語られる真実とは!!

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