表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
幼馴染のち恋模様  作者: 琴乃葉つむぎ
夢の中のあの人

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

1/92

1


放課後の屋上________

いつもより強めに吹く風。

フェンス越しに見える校庭はオレンジ色に染まって部活に励むサッカー部員を照らしている。

コンクリートの地面には、制服を着た男女の影が伸びる。


「30歳になってもお互い相手がいなかったら・・・貰ってやるよ」


彼はこちらを見ずに缶ジュースを片手に軽い口調で告げた。

夕陽に照らされる横顔がいたずらにこちらを振り返る・・・



ピピピッ ピピピッ ピピピッ



「・・・ん」

カーテンの隙間から差し込む朝日が葵のさらりとしたアッシュブラウンの髪を包む。

ゆっくりと目を開けると、いつもの寝室。


(久しぶりに見たな・・・)


学生時代の淡い思い出を夢に見てスッキリしない気持ちで起き上がる。


柚月葵28歳。

毛の細いアッシュブラウンの髪は首元までの長さに落ちている。落ち着いた雰囲気だが意志の強そうな大きな瞳が印象的だと言われる。

私は地元のタウン誌の編集者として日々、馬車馬の如く働いている。地元であるこの霜月は大都市の外れにある下町エリアだ。高層ビル群が見える距離だがこのエリアは建物が低く、商店街なんかもある。私は生まれ育ったこの場所が大好きで地元の良さを広く伝えたいと思い編集者となった。


3月下旬の仲春らしい朝。今日も出勤のためベッドから出て支度を始める。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ