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何日も続けて森に入った。

ばあちゃんと一緒に。

その間に二度、事故があった。

その瞬間、ばあちゃんは二度とも県道のほうで特に強い気を感じたと言う。

しかし二度とも、こっちが県道の近くにはいなかった。

急いで向かったが、まるで間に合わなかった。

「最初から県道の近くで待つのはどう?」

「うーん、それだと県道で猟銃をぶっぱなすことになるぞ」

「それはまずいなあ」

「できたら森の中で仕留めたいものじゃな」

そんな会話をしていると、ばあちゃんが顔を上げて言った。

「近くにおるぞ」

ばあちゃんは目を閉じた。

そして目を閉じたまま、ある方向を指さした。

俺はその方向に目を向けた。いた。

頭の大きな人形が。

いや体は人形だが、顔はそうではなかった。

その顔は、死んだ少女そのものだった。

小さな人形の体に、生きた少女の頭が乗っているのだ。

俺は呆気に取られていたが、我に返った。

慌てて銃を構える。

すると人形の少女が動いた。

――速い!

その辺の小動物よりも素早い動きだ。

猟銃の狙いがつけられない。

それを見ていたばあちゃんが言った。

「いいから打て!」

撃った。しかし当たらない。

そうこうしているうちに人形少女はあっという間に遠ざかり、見えなくなった。

生きた人形が消えた先をしばらく見ていたばあちゃんが言った。

「今日はもう帰るか」

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