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一人の少女が死んだ。それが始まりだった。


ある日、まだ七歳の少女が死んだ。

車にはねられて。

ひき逃げだった。

遠くから見て人がいた。

黒い車だったそうだ。

それ以外のことは距離のせいもあって、よく分からなかったそうだ。

その人が救急車を呼んだが、少女は助からなかった。

即死だった。

そして少女をひいた犯人も特定されることはなかった。


その日、ばあちゃんと一緒に買い物に行くことになった。

俺の村は県道の山の中にあるわき道を入って進んだところにある。

わき道は村とつながっている。

と言うより、村としかつながっていない。

村の一番奥で道は終わっている。

だからその道を通る者は、村に入る者か村から出ていくものだけだ。

村には一応いろいろと売っている店が一軒あるが、品ぞろえが多いとは言えない。

だから村の者は頻繁に街に買い物に行く。

村から県道に出るまで車で二十分。県道から町まで十五分と言ったところか。

「この先だね、女の子がひき殺されたところは」

「そうだね」

ばあちゃんが言った。

そこは村から出てもうすぐ街の中心と言うところにある横断歩道だ。

目撃者によると、黒い車の信号無視だそうだ。

通って場所はすぐ分かった。

道路沿いにまだいくつかの花が添えられていた。

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