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鉄と海の帝国  作者: 007
第2章 加熱

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香港消滅2

香港沖合に集結したのは大日本帝国海軍連合艦隊第1艦隊〜第7艦隊・第11艦隊・第12艦隊であった。第1艦隊は呉鎮守府所属、第2艦隊は横須賀鎮守府所属、第3艦隊は佐世保鎮守府所属、第4艦隊はウラジオストク鎮守府所属、第5艦隊はダッチハーバー鎮守府所属、第6艦隊は高雄鎮守府所属、第7艦隊は夏島鎮守府所属、第11艦隊は釜山鎮守府所属、第12艦隊は大湊鎮守府所属であり、香港への戦略艦砲射撃を敢行する為に集結した。

参加しなかったのは地理的に距離のある地中海艦隊でありイラクリオン鎮守府所属の第8艦隊と、第9艦隊(サイゴン鎮守府所属)・第10艦隊(ディエゴガルシア鎮守府所属)だった。海軍連合艦隊の主力である艦隊決戦兵力たる第1艦隊〜第12艦隊の内で、9個艦隊も香港沖合に展開していたのである。

第1艦隊は超弩級戦艦天照級8隻を主力にし、第2艦隊は超弩級戦艦富士級8隻を主力にし、第3艦隊は超弩級戦艦讃岐級8隻を主力にし、第4艦隊は超弩級戦艦因幡級8隻を主力にし、第5艦隊は超弩級戦艦越前級8隻を主力にし、第6艦隊は超弩級戦艦常陸級を主力にし、第7艦隊は超弩級戦艦陸奥級を主力としていた。第11艦隊と第12艦隊は水雷艦隊ながら装甲空母雲龍級1隻を主力としていた。大日本帝国海軍連合艦隊の保有する戦艦64隻の内、第8艦隊配備の超弩級戦艦扶桑級8隻以外が集結したのである。

そして開始された戦略艦砲射撃は、香港を地獄絵図に変えた。第1艦隊は55センチ3連装砲4基12門を搭載する超弩級戦艦天照級8隻、第2艦隊は55センチ3連装砲4基12門を搭載する超弩級戦艦富士級8隻をそれぞれ有しており、1回の斉射で192発の55センチ砲弾を発射。

第3艦隊の超弩級戦艦讃岐級8隻、第4艦隊の超弩級戦艦因幡級8隻はそれぞれ51センチ3連装砲4基12門を搭載している為に、1回の斉射で192発の51センチ砲弾を発射。

第5艦隊の超弩級戦艦越前級8隻、第6艦隊の超弩級戦艦常陸級8隻はそれぞれ48センチ3連装砲4基12門を搭載している為に、1回の斉射で192発の48センチ砲弾を発射。

第7艦隊の超弩級戦艦陸奥級8隻はそれぞれ46センチ4連装砲4基16門を搭載している為に、1回の斉射で128発の46センチ砲弾を発射。

単純に砲弾は704発も香港に降り注ぐ事になったのである。破壊力で考えると55センチ砲弾の炸薬量50キロ192発の9600キロ、51センチ砲弾の炸薬量45キロ192発の8640キロ、48センチ砲弾の炸薬量40キロ192発の7680キロ、46センチ砲弾の炸薬量34キロ128発の4352キロ、合計30272キロもの炸薬量が香港に降り注ぐのだ。もはや隠れる場所も無く、着弾すれば大地を抉りそれが一斉に爆発する為に、地震のような振動も起こし香港は鋼鉄の嵐に次々と呑み込まれた。

しかもそれぞれの艦隊からは装甲空母雲龍級を発艦した、九九式艦上爆撃機が次々と爆撃を敢行した。爆撃も壮絶であり大量の500キロ爆弾と250キロ爆弾が降り注ぐ事になった。これだけの破壊力は大日本帝国海軍連合艦隊だけしか発揮出来なかった。何せ集結した超弩級戦艦が数回斉射するだけで、後の戦術核に匹敵するメガトン単位の投射量になったのだ。

もはや香港は瓦礫の山であり、地獄のような業火に包まれていた。それでも大日本帝国海軍連合艦隊は艦砲射撃を止めず、果てには巡洋艦や駆逐艦まで接近しての艦砲射撃を開始した。そして数時間に及ぶ艦砲射撃を終え、大日本帝国海軍連合艦隊は主砲の砲身寿命を迎えた事から撤収を開始した。

香港は汎ゆる建造物が破壊され尽くされ、中華民国は香港を放棄する事にした。こうして香港は事実上地図上から消滅した都市となった。だがそれは長い第二次世界大戦に於いて唯一の都市では無く、今後も破壊し尽くされる都市の最初とされたのであった。

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