解説 陸軍兵備紹介
九二式軽戦車
全長4メートル
全幅2メートル
最大速度65キロ
武装
38ミリ砲1門
8ミリ機銃2門(1門は主砲同軸)
最大装甲厚30ミリ
乗員4名
1930年の『第四次軍備拡張三カ年計画』により開発された大日本帝国陸軍の軽戦車である。機械化歩兵師団・機甲師団・空挺師団に配備されているが、運用方法は機械化歩兵師団と機甲師団で速度を活かした捜索連隊に配備され、空挺師団は貴重な装甲車輌として重宝される。
九三式中戦車
全長5.8メートル
全幅3.8メートル
最大速度50キロ
武装
58ミリ砲1門
8ミリ機銃2門(1門は主砲同軸)
最大装甲厚50ミリ
乗員4名
1930年の『第四次軍備拡張三カ年計画』により開発された大日本帝国陸軍の中戦車である。広大な大日本帝国領土を縦横無尽に駆け巡る事が可能な、汎用戦車として開発された。
九式重戦車
全長9メートル
全幅4.8メートル
最大速度42キロ
武装
75ミリ砲1門
45ミリ砲2門
8ミリ機銃6門(3門は主砲副砲同軸、2門は車体後部銃塔搭載)
最大装甲厚95ミリ
乗員4名
1930年の『第四次軍備拡張三カ年計画』により開発された大日本帝国陸軍の重戦車である。九式重戦車は車体前部に副砲塔2基を並列、その後方の一段高い車体中央部に主砲塔1基、その後方の一段低い車体後部に銃塔2基を配した多砲塔戦車である。その巨体と重量から日本列島よりも大陸側の領土での運用が基本的になる。
九三式小銃
全長1120ミリ
重量3.8キロ
口径8ミリ
使用弾薬8✕51ミリ弾
装弾数8発
発射速度20発/分
有効射程310メートル
1930年の『第四次軍備拡張三カ年計画』により三三式小銃の後継として開発された、大日本帝国陸軍の半自動小銃である。ボルトアクション式だった三三式小銃とは違い、ガス圧作動方式を採用する事により射手はボルトを操作する事無く、連射が可能となった。これにより第二次世界大戦前半は、世界枢軸同盟各国陸軍を圧倒する事になった。だが中盤以降は自動小銃が登場した事により、歩兵装備主力の座から陥落した。
三式機関短銃
全長870ミリ
重量3.8キロ
口径9ミリ
使用弾薬9✕22ミリ弾
装弾数50発
発射速度880発/分
有効射程180メートル
1930年の『第四次軍備拡張三カ年計画』により開発された、大日本帝国陸軍の機関短銃である。空挺師団や特務陸戦師団に配備されている。
九五式重機関銃
全長1720ミリ
重量60キロ
口径13ミリ
使用弾薬13✕99ミリ弾
装弾数ベルト給弾式200発
発射速度1220発/分
有効射程2000メートル
1930年の『第四次軍備拡張三カ年計画』により開発された、大日本帝国陸軍の重機関銃である。時期的にアメリカ合衆国陸軍のM2ブローニング重機関銃と比べられる事の多い、大日本帝国の新型重機関銃になる。
それもその筈で皇軍戦略情報局が設計図を盗み出した、丸パクリの重機関銃となる。だが幕府陸軍からの冶金技術により大日本帝国は、更に重厚な重機関銃を実用化出来たのである。
九六式軽機関銃
全長1020ミリ
重量11キロ
口径5ミリ
使用弾薬8✕51ミリ弾
装弾数箱型弾倉120発
発射速度945発/分
有効射程950メートル
1930年の『第四次軍備拡張三カ年計画』により開発された、大日本帝国陸軍の軽機関銃である。個人が携帯可能な重さになり、三脚を用いて制圧射撃を行う。
幕府陸軍からの冶金技術の集大成的、軽機関銃である。
