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1学年2クラスってマ!?

6時5分、檜山ヒヤマ 亥央イナカ起床。つい先週まで小学生だった亥央、春休み中の不規則な生活がたたり寝不足気味で重い瞼をこする。今日は流瀬ながせ中学校の入学式であった。学校迄30分程の距離ではあるが亥央はギリギリが好みではないので家を出る1時間半前にきっちり起きることを目標としている。

1階へと降りるとレンチンされた冷食と菓子パンが置いてある。亥央の両親は共働きで6時前には家を出るので亥央にとっては普段通りのことであった。

亥央は正直不安であった。小学生の頃は周辺にあまり小学校がなかったため同じ学校になっていた友達が、中学校になってほとんどの友達が亥央と別の中学校に言ってしまったからだ。学校初日からそんなどんよりとした気分だった亥央はいつもより若干早めに学校へと向かった。

________________入学式中、、、

私は今とても退屈で、とても不安だ。仲の良い友達はみーんな別中に行っちゃうし、おんなじ小学校の人はクラスも一緒になったことのない人が3人だけしかいないからだ。他の小学校の出身の人もなんかみんな私を気にする素振りもないから余計に憂鬱だ。

「早く終わればいいのに────。

そんなことを思っていた矢先、あの子がいた。夢の中で見たあの子が─

__________________

「以上、52名をこの学校の生徒と認める。」

__________________

「皆さんこんにちは。担任を努めさせていただく、田辺 花と申します。田辺先生、花先生と呼んでください。この学校に務めるのは今年で3年目になります。」

20代後半に見える女性が自己紹介をした後、クラスの各々が順番に自己紹介をして行った。そこにあのこの姿はなかった。その後学校案内等を終え全員が帰路に着いた。

__________________家にて。

―LINE―

イナカ「私の学校1年52人しかいなかったんだけど

!小学生の3分の1だよ!?1学年2クラスしかないし」

ミウ「えっ、!少ないね!?ウチは1年生200人だったよー。まあ40人くらいは元々同じ学校の人だけだけれどねー。」

ミウは私の1番の親友である。私の良き理解者で自分の事のように考えてくれる。最高の友達だ。

__________________

夕食、宿題を普段通りひとりで終え、ようちゅーぶを開く。亥央は推しの、【猫尾 スーシィ】の配信を見る。いつ聞いても癒されるそのボイスは小学校の頃からのお気に入りであった。それから24時ぐらいまで配信を見ると、明日も学校なので眠りについた。

お読みいただきありがとうございます。ルアテフです。これが初めての創作です。気に入って貰えていたらとても嬉しいです。次回もご期待ください!

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