「なろうなろう」
熱にうなされたので初投稿です。
「ついにできたな。俺たちの最強の小説が!」
「ああ。お前と共同で意見を交換しながら書き続けて3ヶ月。ようやく納得のいくものができたな」
「さっそく投稿しようぜ! きっと1週間もしたらハイファンタジーランキングで1位だぜ!」
「そうだなさっそく――」
「――どうしんだよ? はやくしようぜ」
「いや、そういえばこの小説タイトルを決めてなかったな」
「ん? そういえばタイトルがうまく決まらなくて後回しにしてたんだっけか」
「さすがに今の『なろう(仮)』じゃまずいだろう」
「そうだよな。それだとどんな内容かわかんねえし。それに、面白くなさそうだしな」
「ここは無難に『なろうの冒険』とか『なろう・クエスト』なんてどうだ?」
「なんか安直過ぎないか? まるで20~30年前のラノベのタイトルみたいだぜ」
「そう言われると確かに―」
「サブタイトルも欲しいよな。なんかかっこいいし!」
「ああ。諺なんか参考にしてるとかっこいいよな」
「そうなんだよ! 『なろう ~最強、成り上がり、ハーレム、勘違い、ざまぁの5つのタグのうち、三つ欠く物は、なろうと呼ぶに値しない~』なんてどうよ?」
「コピペして張っただけにしてはなんかかっこいいな」
「だろ?」
「でも流行を取り入れたタイトルが欲しいな」
「流行り?」
「そうだな例えば、『なろうの力で異世界無双! ~出版社をすべてボツになった小説を小説投稿サイトに投稿したらなぜかランキング1位になったのだが~』なんて流行りのタイトルっぽくなるぞ」
「なんかすげぇ長えな?」
「ランキング上位はみんなこんなんだよ」
「よし! どうせだったらとびっきり長いタイトルをつけようぜ!」
「それなら――」
「それに――」
「これも――」
「ならこれも――」
――――――
「「できた!」」
「これなら読みもせずにクソだと言われることもないぜ!」
「ああ、ここまで長いとタイトルで内容がわかるし、地雷だと言われることもないだろう」
「さっそく小説にタイトルをつけて投稿だ!」
□□□□
「なんか出てきたぞ?」
「なになに――」
【syosetu.comの内容】
【作品タイトルは100文字以内で入力してください。】
【OK】
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