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異世界で百合が咲く  作者: リーあん
8/10

武器を貰う

ブックマークありがとうございます。

「そこの嬢ちゃん、有金を置いてきな!それだけで勘弁してやるからよぉ〜。」


私は有無を言わず殴る。まずボディに一発。相手がくの字に曲がったとこに顎にパンチを決める。


ドッ、ガッ


「ゴパァ、ガフ。」

相手は倒れて起き上がらない。どうやら、気絶したようだ。

私は倒れた相手に近づき、相手が持っている物を奪っていく。必要最低限の服だけを取らずに。


「うわ、この人銀貨4枚と大銅貨6枚も持ってる。ラッキー!それに、この剣とか結構高そうだし。」


私は物を奪い盗ると、相手を道の端に寄せる。


「私ってやっさし〜!」



えっ?そんなことをしていいのかって?いいに決まってんじゃん。相手の方から襲ってきたし。それに私、最低限の服は残してるしね。


私は襲ってきた人を残し、店へと向かう。

店に向かう途中、さっきと同じような奴が2人もいた。もちろん、ボディから顎の順にパンチを決め、相手をのした。そしてさっきと同じく、最低限の服だけを残し道の端に寄せた。


この2人は、結構溜め込んでいたみたいだ。2人合わせて大銀貨2枚と銀貨6枚もあった。それに、ナイフ2本にサーベル1本も奪っ、ゲフンゲフン、貰った。私の懐はホクホクだ。はっきり言って、雑貨屋のおっちゃんが教えてもらった所に行かなくてもいいけど折角だし行ってみる。それから10分位歩くと、それらしき武器屋にたどり着く。


(ここ、本当に武器屋なのかな?)

私がそう思う程に店は、店らしくなかった。まず、営業してるかも怪しい雰囲気だし、人が住んでいる様子も無かった。私は雰囲気にたじろいながらも店?に入っていく。


「すっすいませーん。」

少し声が上ずってしまった。

「誰かいませんかー?」


返事が返ってこない。やはり、人はいないようだ。

私が帰ろうとした時背後から野太い声が聞こえた。

「俺に何か用か?」

私は後ろを見た。そこには、凄く恐い人が立っていた。頭はハゲていて顔に傷が一本入っている。目は鋭くこちらをみている。筋肉がもりあがっていて身長は190はあると思われる巨漢だ。


(ヤッさんだ!絶対にこの人はヤッさんだー!)

私はそう思い生き残るための行動をとる。

「いえ、すいません。雑貨屋のおっちゃんに知り合いが武器屋をしてるって教えて貰ったのでここにきたのですがどうやらいないみたいです。失礼します。」

私は早口でいい、この場を後にしようとする。


「まぁ、まて。」

「遠慮しときます!」

私はそう言いながら店の外に出ようとする。

「だから、まてって。」

ヤッさんはそう言い、私の腕を掴んだ。

「離してください!私は、まだ死にたくないんです!」

「だから落ち着けって言ってんだろガァーーー!」

ヤッさんはそう言い、私に拳骨を落としてきた。

私は瞬時に軌道を読み、拳骨を避ける。

「ほぅ、今のを避けるか。」

私は逃げる為に掴まれた腕を振り払おうとする。

(くっ!このヤッさん力が強い!)

こうなったら、魔法を駆使してでも逃げてやる!

身体強化ブースト

「えっ、おいやめろって。ほら、手を離すからさ。なっ?」

ヤッさんが言った通りに手を離したので、身体強化ブーストは解除する。だが、ヤッさんへの警戒は怠らない。

「そんなに警戒すんなって。俺が悪かったからさ。」

私はヤッさんを睨みつける。

「悪かったって。詫びに武器をやるからそんなに睨みつけんなよ。」

「えっ、本当ですか?」

私はすぐに睨みつけるのをやめる。

「現金な奴だな。」

ヤッさんは、笑いながら言う。

「ついて来い。」

私はヤッさんが部屋を出て行くのでそれについていく。






部屋を出て奥にある部屋に行く。その部屋に入ると、様々な武器が並べられている。剣や槍や斧などの武器からよくわならない武器などが並べられている。


「うわー綺麗ー。」

知らぬ間に口から零れていた。

「そう言われると造ってる甲斐があるな。」

ヤッさんがそう言った。私はそれを聞いて驚いた。

「えっ!これ全部ヤッさんが造ってんの?」

「ああ、そうだぞ。俺がお前に説明しようとしたのにお前が逃げ出そうとしたんじゃないか。それより俺はお前に名前を教えたか?」

「ええっ!じゃあ雑貨屋のおっちゃんが教えてくれた人ってあなた?」

「ああそうだぞ。何度も言おうとしたのにお前が俺の話を聞かなかったんじゃないか。」

「す、すいません。その動揺していて。それより名前って?」

「まぁ、いいさ。俺を初めて見た奴は大体こうなるしな。さっきお前言ってただろ?俺に向かってヤッさんって。」

「えっ、マジですか?」

「ああ、言ってたぞ。」


やっちゃったーーー!893ぽかったから何度もヤッさんって心の中で言ってたから、つい言っちゃったーーー!


「いやその、勘です。」

お願いこれで騙されてーーーーー!

「凄い勘だな。じゃあ改めて俺の名前を教える。俺の名前はヤーザクだ。親しい奴からは、ヤーさんかヤッさんって呼ばれてる。お前は、何て名前なんだ?」


やっぱり、ヤッさんじゃん!名前を並び替えたら893になるじゃん!


「おい、お前の名前はなんなんだ?」

ヤッさんが私に聞いてくる。

「アリアです。」

私は答えた。

「そうか、アリアこの中から好きな武器を持っていけ。お前にくれてやる。」

「えっ?いいんですか?気に入った人にしか売らないんじゃ?それにくれてやるって?」

「俺はお前を気に入ったんだよ、しかも特別にな。だから、お前に武器をくれてやるよ。」


えっ?マジですか?やったぁーーー!これで武器代が浮いたーーー!


「ありがとうございますヤッさん!返せって言っても返さないですからね?」

「そんなこといわねぇよ。さっさと選べや。」

「わかりましたー!」


(うわー、いろいろあるなぁ〜。剣だけでも一杯あるし、斧やメイス、槍にランス、それにバルハートやククリ刀なんかもある。)

私は1時間位悩み貰う武器を決めた。


「では、このメイスにレイピアそしてこの大鎌をお願いします。」

「へぇ、変わった選択だな。全部使い勝手が違うけどいいのか?」

「ええ。私は、どの武器もある程度使えますからね。」

「そうか。じゃあ後で届けようか?さすがに邪魔だろ大鎌は。」

「いえ、大丈夫ですよこれ位。」

私はそう言いレイピアを腰に掛け、メイスを腰につけ、大鎌を持つ。

「すげぇな。男でもいっぺんに持てる奴はすくねぇぞ。」

「ふふん。私は強いですからね。」

私はそう言いながら店を出ようとする。

「あっそうだ!私を気に入った理由ってなんですか?」

「ああ理由か。理由は2つだ。まず俺の拳骨をかわしたこと。次にその力だ。」

「それだけですか?」


私はそんな理由でと思った。


「お前それだけってなぁー。大体俺の拳骨を避けること事態難しいはずなんだぞ。最近いた奴で気に入ったのは精々拳骨を避けるのじゃ無くて拳骨の当たる場所を変えた奴なんだぞ。これだけでも結構凄いことなんだぞ!それにその力はおかしい。俺の力でもギリギリだったしな!」


(ヘぇ〜そんなものなのかなぁ。まぁ、いいか。タダで武器もらえたし。)

「そーなんですか。まぁ、ありがとうございます。大切に使いますね。」

私はそう言いヤッさんの武器屋を後にした。



私はヤッさんと別れた後、周りに人がいないのを確認してアイテムボックスを使って貰った武器をしまった。武器をしまった後、麦の宿に行き夕食を食べて寝ることにした。



こうして私の冒険者としての2日目が過ぎた。











評価などお願いします。明日から、学校があるので週1更新になるかもです。

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