表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界で百合が咲く  作者: リーあん
6/10

薬草採取

私が走ってから数分後、森の入り口付近についた。


「あれ?そういえば私って薬草ってどんなのか知らないよね?」


今回受けたクエストは、薬草取り。つまり、現時点ではクエストを達成する事は、できない。


「えーこれ詰んだ?えー、どうしよう?」

私は考えた。そして、1つの閃きが脳をかける。

「そういえば、私って鑑定もってたじゃん!」

城で、ぬくぬくと育っていたから使い道がなかったから忘れていた。


(鑑定)

そう、頭の中で念じると自分の頭の中に情報が入ってくる。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

薬草


傷口に塗ったり、煎じて飲むことにより怪我が治ったり体力が回復する。だが、気休め程度。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「おおー!鑑定すげー!」

私は、薬草を取り辺りを見渡した。


「えっ?この付近にあるのほとんど薬草じゃん!」

頭に入ってくる情報は、ほとんどが薬草だった。私は鑑定を使い、薬草だと頭に表示されるとすぐに摘んで行った。気がつくと、入り口付近の薬草は取り尽くしてしまった。


「やっちゃった感はあるけど、まぁいいか。それよりこの大量の薬草はどうしようか?」


鑑定が使えたから浮かれてた気がする。全く鑑定ってやつは罪作りなスキルだぜとふざけていたら、思い出した。鑑定と合わせてあと2つのスキルをもらってた事を。



アイテムボックス

その名の通り、アイテムを入れる事ができるスキル。収納量は、不明。



マップ

自分が今どこにいるのかが分かり、どちらに行けば街などに行けるかも分かる。それに、自分の周辺にいる生き物がいるのかが分かる。その生き物に敵意が有るか無いかも。


私は、念じてみる。

(アイテムボックス)


しかし何も起こらなかった


なぜ何も起きないのか疑問に思いながら、薬草に触れてもう一度念じてみる。

(アイテムボックス)


すると、さっきまでそこにあった薬草がなくなった。


「えっ、どこにきえたの?」

そう思うと、頭に表示される。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

薬草×73


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

結構薬草とったんだーと思うとつぎの疑問が浮かぶ。


「どうやって出すの?」

出し方がわからないから、薬草をしまったときと同じ様に念じる。

(アイテムボックス)


しかしなにもおこらなかった


次は詳しく念じる。

(アイテムボックス、薬草でてこい!)

すると、すべての薬草が出てきた。


なんとなくアイテムボックスの使い方を覚えた私は薬草をしまい街に戻る事にした。


(次はなんのクエストを受けようかなー)と思いながら。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ