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異世界で百合が咲く  作者: リーあん
4/10

冒険者になります

私がアギウスに来て、12ねんが経ちました。今日、私は城を出ます!なぜなら、冒険者になるからだー!




□◇□◇□




と言う事でやってまいりました、冒険者ギルド。城には負けますがでかいですね。では、いざ参らん!


ギルドに入り、受付をしにいく。ああ、受付はもちろん綺麗な人のとこに行きます。常識ですよね?


受付にいる3人の内1人は、男だから無視してと。どっちにしよう?うーん、人が少ない方にしよう!うん。


「すいませーん。」

「はい、なんでしょうか?」

「ギルドカードを作りたいんですけど。」

「わかりました。では、これに名前を書いて血を一滴垂らしてください。」

「はーい。」


(うーん。ラノベとかだと、止められたり絡まれたりするのになー。ちょっと残念。)

針を指に刺し血を垂らす。

(うー、地味に痛いよー。)


「はい、できました。」

「では、少し待ってください。」

「はーい。」


「おい、嬢ちゃん。」

(テンプレキター。さぁ、オッちゃん。言うんだ、『女子供には無理だ。どうしてもって言うなら俺が冒険者のイロハを教えてやるぜー』って。ゲス顏で。さぁ、はやく。)

「俺は、とやかく言うつもりはねぇ。けど、冒険者を舐めちゃダメだからな。道具とかの準備を怠るなよ。これは、俺からの餞別だ。少しでもいい装備を買うんだな。じゃ、また会えたら会おうぜ。嬢ちゃん。」


オッちゃんの話を聞いて、目頭が熱くなる。私はこんないい人に悪態をついたのか。


「オッちゃん、ありがとうございます。」

腰を90°に折り、礼をする。

オッちゃんは、振り返らず片手を上げるだけ。

「いいってことよ。」


(かっこいいー!オッちゃんマジでかっけーよ。)

私は、ギルドに対する面識を改めた。


「終わりましたよ、アリアさん。」

「ありがとうございます。あれ、私名前おしえましたっけ?」

「ギルドカードに名前書きましたよね?あ、これなくさないでくださいね。紛失しましたら、再発行にお金がかかりますんで気をつけてください。」

「ああ、なるほど。あ、はい。わかりました。」


「では、ギルドカードとギルドランクについて説明しますね。」



□◇□◇□



「ーーーと言うことです。わかりましたか?」

「はい、わかりました。」

「それでは、説明は以上です。依頼クエストは、どうしますか?」

「受けます!」

「では、ボードから自分が受ける依頼を取ってきてください。」

「わかりました。」



えーとっ、どれにしよーかなーと。やっぱり、最初は薬草とりかな?うん、そうしよーっと。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ランク /


依頼内容 薬草の採取


納品数 10束


報酬 銅貨3枚


依頼達成期日 いつでも


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「これ、お願いします。」

「かしこまりました。では、ギルドカードを出してください。」

「はい」

受付嬢は、依頼をギルドカードに近づける。すると、ギルドカードが少し光った。

「もう、なおしてくれていいですよ。」

「あ、はい。」

「では、いってらしゃいませ。」


受付嬢に、そう言われ私はギルドを後にする。さぁ、薬草を取りに行くか。明日に。


うん、いやだってね。オッちゃんが思った以上にお金くれたからさ、今日位はサボっても大丈夫なんだよね。うん。


だからね、今日はもうやめて宿を探すよ。



うん、ここでいいかな?『麦の宿』でいいよね。そして、私は麦の宿に泊まることにした。






こうして、私の冒険者としての1日目は終えた。






□◇□◇□




「ねぇ!アリアネスお姉様は、見つかったの?」

「いえ、まだ見つかっておりません。」

「なんであんたがついていながらお姉様を脱走なんかさせるのよ⁉︎」

「すいません。私の力不足です。」

「おい、ロロ!トルテを責めるなよ!姉ちゃんを倒せる奴なんかこの城にはいないんだから!」

「わかってる、わかってるわよー!けど、納得できないの!!どうして、お姉様は城を抜け出してまで冒険者になろうとしたのよ!?」


「ーーーーーーめに。」

「えっなに?」「なんだ?」

「出会いを求めるためにと言ってました。」


「「意味わかんねーよーー(ないわよーー)!!」」











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