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異世界で百合が咲く  作者: リーあん
3/10

転生しました

ブックマークしてくださって、ありがとうございます。

「ウィッカ様、頑張ってください。もう少しです。」

「・・・・っ。」

「もう少し、もう少しです。」

「・・・・っ。・・・っ。」


ーポン


「オギャーーー‼︎」

「生まれました!生まれましたよ、ウィッカ様‼︎」

「はーー、はー。・・・マイラ、私の子を見して頂戴。」

「は、はい。ウィッカ様、優しく丁寧に抱いてくださいね?」

マイラは、ウィッカに注意しながら赤ん坊を渡した。

「ふふっ、わかっているわよマイラ。二人目だもの。」

ウィッカは、微笑みながら赤ん坊に囁いた。

「生まれてきてくれて、ありがとう私の可愛い子。」

「ウィッカ様!「なに?マイラ。」名前は、決めているんですか?」

「ええ。決めてあるわよ。この子の名前は、アリアネス。アリアネス・フィフトリアよ。どうかしら?」

「いい名前だと思います。すいませんが、ウィッカ様。私は国王様にウィッカ様が無事出産した事を伝えてきますので、安静にしててくださいね?ウィッカ様。」

そう言って、マイラは部屋から出て行った。

「そんなこと分かってるわよねー、アリア?」

「すー。すー。」

アリアネスは、小さな寝息を立てて寝ている。そんなアリアネスを見てウィッカは、笑った。

「ふふ、アリアったらもう寝てるのね。ふふぁー、私も少し寝ようかしら?」

ウィッカはアリアネスを揺り籠に連れて行き、額にキスをした。

「おやすみ、私の可愛いアリア。」




□◇□◇□



(お腹空いた。)そう思うと、どこからか赤ん坊の泣き声が聞こえてきた。

「おぎゃーー。おぎゃーー。」

「どうしたんちゅかー?アリアちゃん?」

隣から女の人の声が聞こえ、その女の人が自分に近づいてきた。その女の人は、自分のことを抱きかかえた。

(ああ、そういうことか。)

さっきどこからか聞こえた赤ん坊の泣き声。女の人が言ったアリアという言葉。そして、自分を抱きかかえたということ

「えっと、オムツは、濡れた様子は無いから、お腹が空いたんでちゅか?アリアちゃん?」

「あー、うー。」

「ちょっと、待ってねーアリアちゃん。」

(そっか・・・自分は、いやは、転生したんだ。アギウスに‼︎)そう思ってると、目の前に2つの山があらわれた。

「はーい、よく飲んでねー。」

そう言って、片方の山を私の口につけてきた。

(うわ・・・・、うん、でかいな。それに、凄く恥ずかしいし。)

「アリアちゃ〜ん。」

女の人いや、お母さんは私にそれを押し付けてくる。

(恥ずかしいけど、恥ずかしがることないよね?だって、私赤ちゃんだし、そんなやましいこと考えてないしね。そう、私は赤ちゃん。うん、赤ちゃんだししかたないよね?)私はゆっくりと口を開けそれをくわえる。

「あーむ(いただきまーす)。」

そう言って、わたしは母乳を飲み始める。

「んくっ。んくっ。」

(美味しい。凄く美味しい。)そう思い、さっきよりも強く飲む。

「んくっ。んくっ。」

ごくごくと、飲み続ける。

「ア、アリアちゃん?」

お母さんが何か言っているけど、今は無視だ。

「んくっ。んくっ。」

一心不乱に飲み続ける。

「んっ。ア、アリアちゃん?もう終わりにしよーねー。」

そう言って、お母さんは私を胸から離した。

(まだ、飲み足りないのに・・・。)わたしは、お母さんの方を見ながら伝える。まだ、飲み足りないと。手も動かして伝える。まだ、欲しいと。

「うーー、あーーー、うー。」

「えっ、まだ欲しいの?アリアちゃん。」

「うーあー。」

「うーん。後、少しだけだからね。」


それから、5分位は飲み続けたと思う。

「けぷ。」

「はーい、おやすみーアリアちゃん。」

私は、満腹になり眠りについた。


こうして、異世界生活1日目が終わった。


PS.凄く柔らかかったです。なにがとは言いませんが。

どうでしたでしょうか?感想とか評価くれると、嬉しいです。

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