ぷろろーぐ
初投稿です。頑張ります。
「どうすんだよ!」
「どうするって、私だって驚いてるんだから分からないわよ!」
(うるさいです。)
喧騒の中目が覚めた。目を開けると、周りの景色と目の前にいる二人に気が取られた。周りは、どこを見てもただ白い景色が広がっているだけで、何とも殺風景な所だ。けれど、そんなことはあまり気にならない。
気になるのは、目の前にいる二人の女性だ。一人は、女性にしては背が高く、その長い四肢が何とも艶かしい。目は切れ長で肌は綺麗な小麦色をしている。髪は黒色で腰辺りまで伸ばしている。胸はおとなしめだ。もう一人は、女性の平均的な身長に対し胸が凄くでかい。ゆったりとした服の下からも存在感を放っている。目は少し垂れていて鼻も少し低い。けれど、それが彼女の可愛さを引き立てている。肌は白く、髪は明るめの茶色で肩まで伸ばしている。少しだけ、ウェーブがかかっている。まぁ、なにが言いたいかというと二人とも凄く綺麗で可愛いと言う事だ。そんな事を思っていると
「あ、あの」
声をかけられたので、そちらに目を向ける。目を向けると、二人の顔が赤くなっていた。
(どうしたんだろ?)
「あのですね、その、私達二人は貴方の考えている事がわかるんです。だから、その貴方が思った事に対して嬉しいと言うか恥ずかしいと言うか。」
(ええー!イヤないない。もし、そうだったら凄く恥ずかしいしね、うん。)
「まぁ、信じないわな普通。だから証明してやるよ。今、お前こう思っただろう『ええー!イヤないない。もし、そうだったら凄く恥ずかしいしね、うん。』てな」
うわーお、一字一句合ってるよ、うん。これはあれだね、うん。認めるしかないよね、うん。
(恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい。穴があったら入りたいとは、この事だよ⁉︎)
「まぁ、その何だ」「あ、あの、その」「「ごめんなさい。」」
(謝らないで⁉︎余計恥ずかしくなるだけです!)
温かく見守ってください。