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始まり
どうも私の名前は山崎小百合です
やまざき さゆり
突然ですが皆さんは自分の住んでいる街
地域、場所の良さを考えたことがありますか？
まぁ、突然言われてもってなると思いますけど…
私はもちろん。
でんちょうぶですから。___
4月1日 入学式
『えーですからにしてー』
校長の話はそんなにも長くは無かった入学式
私は念願の高校生活を送るのである
と、言いたいところだけど
「ねぇねぇ、君！」
「え、私ですか？」
「そう！ねぇ！自分の住んでいる街や地域、場所の良さを知ってみたい、教えてあげたいとか思わない！？」
「え」
最初は変わった勧誘だなーとか
変な人だなーとか
それくらいだったんですけど。
変な部活って気になるじゃないですか
「あ、私2年の山崎小百合です！
伝町部に入らない！？」
「でんちょうぶ？」
でんちょうぶとは何か。
「うんと…とりあえず部室来てよ！」
そして引っ張られて行くことに。
まぁ。いっか
