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高デ部  作者: だらくーん
2/11

第2話

俺は固まってしまった


だって美少女3人がいる部活とは思わなかったし、てっきり

「俺と一緒に太陽に向かって走ろう」

みたいな暑苦しい奴がいるかと思ってたがそうでもなさそうなので安心してると


「本当にあのよう分からないチラシで新入生が本当に来たわ」


「だからいったじゃん、あのチラシで新入生いっぱい来るって」


「きましたけどまだ一人しか来てませんよ、てか物好きもいるもんですね」


「ヒャッハー」


これは歓迎されては..ないか

なんか驚かれてるし


あれてかもう1人いるのかと周りを見てみると、そこには非公式ゆるキャラがいた、

でも色は青色って


「○ナッシーのぱちもんがいる!」


「あれが気になると思うけど、貴方名前は?」


「て、天涯ははるきょ、ゴホン天涯晴翔です」

ミスったはるきょってなんだよ、

やっぱり中学のときろくに女子と喋ったことないから、

まあ男ともしゃべってないんだがと思ってると

「フフ、私はこの部活の部長の檻崎(おりさき)紗理奈(さりな)二年です。

これからよろしくね」


この人は透き通りそうな銀髪のロングヘアーで少したれ目だが見た目も喋りがたも凄く落ち着いている


「ハロッハーみんな大好き智美(さとみ)ちゃんだよ~よろなのだー」


「ごめんなさいね、根は良い事なんだけど、名前は大角(おおかど)智美二年生よ」


部長が名前を言ってくれた子は茶髪のショートカットでピンクのカチューシャを付けている


まあ痛い子ってのはわかった


「始めまして中学でボッチであったであろうダメな人さん。

水輝(みずき)麗美(れみ)同じく二年です。

あっ知り合いになったからってあまり喋りかけないで下さい汚れそうなので」


水輝先輩は名前を言っただけかもしれないが、俺の心はズタボロになった

水輝先輩は黒髪セミロングで眼鏡を付けている。

いかにも勉強を出来るような感じがする、今度勉強教えてもらおう、

多分ボロクソに言われそうだが

などとおもっていると


「ヒャッハー、我は伝説のゆるキャラの弟子○ナッキーこと、

白川(しらかわ)夏希(なつき)

アタシのことはナッキーとよんでナキ、

これからよろしくナキ」


「ごめんなさいね、

この子もチョットあれな子で、

いっつも着ぐるみ来てるから私達も本人の姿みたことないのよ、でも多分良い子だから」


「えっとこのパチモンも前からいるんですか?」


「ええ勿論一年前からいるわ」


一年間ずっと着ぐるみ来てるんかとびっくりした、

絶対夏暑いってまあ学校内だけだろうけど


それはさて置き一番疑問に思っていることを聞いた


「あの結局この部活ってなにするとこなんですか?」


すると部長が

「あの部活紹介のチラシじゃ意味不明だったよね

この部は高校生になって中学とは違う自分になりたいっておもってる子をサポートしたり高校二年、三年やけど、今とは違う自分になりたいっておもってる子をサポートする部活よ」


あれ何か意外と真面目な部活だし、

てかチラシと全然言ってること違うじゃん‼︎

いや微妙にあってるか

いやまてよ、って事は俺がこの部活にはいる必要ないな

ってことでサポートしてもらうようにしようとおもっていってみた


「実はこの部活に入るんじゃなくて、高デしたいんでサポートしてもらいたいんですが、なんか期待させちゃてすみません」


「何いってるの?貴方はもう部員よ」


「えっどういうことですか?」


「部室でてすぐにはりがみはってるからみなさい」


と言われたので出ると確かにはりがみがあった

さっきは緊張しててわからなかった


えっとなになに、

「注意、今日高デ部部室に一歩でも入ると部員になります、強制です、質問などの場合はまた後日きてください」


「なんじゃゃこりゃゃー」


「見ての通りよ、だってそうでもしないとはいってくれないだろうから」


「いやこんな事したら余計誰も来ないでしょ」

「貴方がきたじゃない」

ニコッと笑いながらそういった


かわええ‼︎

ってそうじゃなくて、自分がやろうとしてたのを忘れるなっと心のなかでいいきかせた


「でも俺は中学と同じ思いはしたく無いんです」


「どう言うこと?」


「それはー」


中学何があったか全て話した


「そう、そんな大変辛いことがあったのね」


「はい」


「ならよけいこの部活に入った方がいいわ」


「はい?」


「だって依頼出来た人が変わったいく家庭をみて俺もああいうふうにしたらいいかも、とかおもえるし、

なにより私達がいつども貴方を全面的にサポートできるじゃない」


まだ良く理解してないこともあるけど

まだあってちょっとしかたってないのに真剣に俺のこと考えてくれて、めっちゃいいひとだし、俺いままでこんなこと言われたこと無かったからちょっと泣きそうになったがこらえて決意した。


「この部活にはいります」


「うん改めてこれからよろしくね」


こうして俺の高校生活が始まろうとしていた



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