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部活戦争  作者: ふぃな
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またまた運命の出会い(笑)をしてしまった俺は、幸福なのか、不幸なのか。

現在時刻、八時五分。金剛高校は規則として、八時十分には教室にいなければならない。

 俺は今、下駄箱にいる。先ほど、ものすごい美少女と運命の出会い(笑)をして、失望をしていた。もうこのまま遅刻していいんじゃないか?と思うぐらいだ。

 がしかし!遅刻して先生に目つけられるなんてごめんだ。

 ちなみに俺は、とても足が速い。毎日十キロも走っていればそうなるのだろう。五十メートル走は5.9だ。はははww

 時間も時間なので俺は下駄箱に靴をしまい、真新しい上履きを履いた。そして、案内板を見て、教室を探した。見つけた。


 「「五階!?」」


 うっそだろwww五階とかwww

 って待てよおい。今誰かと声かぶったよね。

 そして俺は後ろを振り向いた。


 「えへへ...。」

 

 美女が微笑んでいた。その美女は、髪の毛がショートカットで、少し茶色っぽい感じの。まさに元気ですよっていう感じの美女だった。


 「君も新入生なの?」

 「はいー。」

 「五階とか遠いねーww」

 「絶望的ですよねー!たとえるなら春の季節に杉の木に括り付けられた時ぐらい絶望的ですねー!」

 「んー?うぅん...。」

 

 この子は何を言っているんだろうか。

 

 「まあ、とりあえず行こうか?初日から遅刻なんてシャレにならないしー。」

 「そうですね!行きましょう!」


 なんなんだ、この元気で比喩がおかしい子は。


 俺はまた、運命の出会い(笑)をしてしまったようだ。

 

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