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部活戦争  作者: ふぃな
3/15

まさかの高校初日で朝寝坊をし、ありがちな少女漫画の展開になった俺はどうすればいいのだろうか。

 朝になった。空は雲一つない快晴で、とてもすがすがしい。

 そんななか、今日から高校生。俺、風野凛は、大胆に寝坊をしていた。よく考えれば昨日の考えはフラグを立てていたのかもしれない。

 俺は今、アニメの世界でよくある、トーストを咥えながら猛ダッシュの登校をしている。実に走りづらく、トーストを何度も落としそうになる。といってスピードを緩めると、完全に遅刻する。どうしたものか。いっそのことトーストを投げ捨ててやろうか。

 まあ俺は食物の大切さを知ってるからそんなことはしないがな。

 そして、目前に曲がり角があった。ここを左に曲がれば高校はすぐそこだ。こういうときにアニメだと横から超絶美少女が飛び出してきてぶつかってちょっと仲良くなるっていう展k(ドンっ


 ぶつかったああああああああああああああ!!!!????

 

 まじかよ絶対ないと思ったのにwww嘘だろwwww

 いや、そんなことを考えてる場合ではないのだ。相手は倒れているのだ。


 「ご、ごめん。こっちの不注意だった。」


 と言いながら相手を見る。

 超絶美少女だった。顔は綺麗に整っており、黒髪ロングの清楚な感じで、そう。まさに大和撫子みたいな子だ。と思った。


 「チッ。お前のせいで学校遅刻すんじゃねーかよ!ん?いやまてよ、こいつのせいにして学校遅刻すればいいんじゃん♪この人に急に襲われて...って言おう!よしそうしよう!」

 「ちょっと待て!!」


 え?なにこれ夢でも見てるのかな?こんな清楚な感じの子がこんなこと言うとか。夢か。ならば納得がいく。夢ならこの遅刻もなかったことになるしね。平和に事が進むね。


 「おい、なんだよ。なんか用でもあんのか?」


 夢だな!!決定!!おkだ!!夢決定!!


 「んまあ、お前なんかに関わってる暇はねえんだ。俺は行くぞ。」


 可愛らしくも、威厳のある声で、俺に向かって言い、美少女は去って行った。

 そのあと、自分の頬をつねり、痛かったことを確認し、再び猛ダッシュで学校にかけていった。

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