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部活戦争  作者: ふぃな
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幸福という名の不幸を手にしてしまった俺は、しかたなくスポーツに生きることにした。

友人に書いてみてと言われたので書きましたー。期待はしないでくださいよ!!

 高校生というのはとても素晴らしいものだ。

 何が素晴らしいかって?そんなのは数えきれないほどある。たとえば、新しい出会い。新しい出会いは、すごく魅力的だ。恋が芽生えたり、友人との友情を深めたり、絶世の美女と廊下の曲がり角でぶつかって運命の出会いをしたり!!!

 まあ最後のは妄想として、前者2つは正しいだろう。

 しかもそれだけではない。部活なども高校生活で重要な事である。部活の仲間と熱い友情を誓いあって一つの目標に向かって突っ走る。青春だな。いいね青春!!テンションあがるね!!!

 まあとにかく、高校生とは素晴らしいものなんだ!!

 と、俺は思っていた。しかも小学校の頃からだ。いや、絶世の美女の下りは中学校からかんがえたんだけどね?

 俺の幸福という名の不幸は中学校で姿を現した。

 もちろん中学校では部活があり、俺はバスケ部に所属していた。そのバスケ部は昔から弱小で、県大会には、何十年も出場していなかった。

 そんなとき、俺は「バスケをやれば、女子からモテる。」という謎の先入観から、バスケ部に入った。そのときから、この幸福という名の不幸は確定していたのかもしれない。

 バスケ部としての初めての試合。俺はスタメンで出場した。元からセンスがあったのか、運動神経がよかったのか、弱小校のなかではエース級になれた。

 少し天狗になっていたころに、その試合はおこなわれた。

 結果は敗北。それも大差をつけられてだ。対戦相手の学校は、二群、三群も出してきた。完全になめられていた。それがアホみたいに悔しかった。

 そしてアホみたいに練習した。ほんとにアホみたいに。毎日十キロ以上走って、五時間以上自主練を繰り返していった。そんな俺の熱にひかれたのか、部活の仲間も自主練に付き合ってくれた。

 そして二年生のある日、顧問からあることを言われた。

 

 「お前に知らせがある。お前はこの県の代表選手の候補に選ばれた。」

 

 俺は喜んだ。しかもそのあと、候補から、正式な代表にも選ばれた。自主練の時間を七時間に増やした。

 そしてなんと、俺は日本で注目されたプレイヤーとなった。

 そこで気付いた。俺の自由はなくなったと。これからは、永遠にバスケをしなければいけない。そして、日本が俺に注目された今、拒否権はない。

 そのことに気付いたときから、自主練はやめた。

 一生に一度の中体連。優勝した。全国に行き、優勝した。


 そして高校も勝手に決められた。


 その高校の名は、、、、、、、、金剛高校。


 

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