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佐竹さんちの日常  作者:
席替え編 活友視点
15/17

無理です

物凄い短いです。

てか、本当におまけです。

「ちょ、おま、机に落書きすんなっていってんだろうが!」


「……ちぇ、わかったよ。しょうがないなあ」


「いや、なんで俺の消しゴムで消すの? お前ので消せや」


「だってもったいないし」


「お前がかいたんだろうが! 消しカス自分で捨てろ、俺におしつけんなよ! ……ああっ?!ちょ、今度は消しゴムに落書きしてんじゃねえよ?!――消せ、それェェ!」


「あーはいはい、わかったわかった。そんな怒るなって」


 席替えをして、休み時間。後ろから聞こえるこのあたかもイチャついたような会話に不快、としか言い表しようがないからだ。

 先週、佐竹の家に遊びに言ったときの帰り道、朱音はたしかに佐竹とは普通の友達でしかないといっていたはず。なのに前の席にいるあたしに見せ付けるようにイチャつくとは、嫌がらせなのだろうか?

 ……そんなわけがない、と思っていても嫉妬してしまう自分に嫌気がさす。朱音はただ単に、本当に佐竹のことは友達として好きなんだろうから。

 まあ席も近いことだし、多少のことは我慢――


「お前なに考えてんだ?!じょうぎで消しゴム削るなよ!」


「だって、落書きしたの消せっていったじゃん」


「だからって削るか?!もうそれ、ケースにはいらねえじゃん! どうしてくれんだよ?!」


「消しゴムごときでそんな怒るなって。ほら、前校門のとこで配ってた消しゴムあげるから許せ」


「ったく。……お前は物を粗末にしすぎなんだよ……っておい。何これ。ワックのトナルトさん?」


「うまいっしょ? ボクだと思って大切にしてね?」


「……こんなんいるかァァァ!」


「うわ、ひど。それ力作なのに!」


 ……無理です、嫉妬で狂いそうです。

女の子視点で書くのは難しいですね。

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