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泡は、歌う。

作者: 言折双二

お題頂きましてつくりました。

遅れて申し訳ないです。

お名前を出して良いのかお聞きしていないので出しませんが、お題をくださった方ありがとうございました。

 週末、最後の平日。会社の帰り。


 人が流れていた。止まることはない。

 なぜならそこは、目的地ではないから。中間地点、駅である。

 此所にいるのはどこかに行く途中の人と、どこかに帰る途中の人。

 殆どがそのどちらかなのだが、駅の前、少し広くなったところ、人通りの多いところに一人の少女がいた。

 白いワンピースを来ているのだが、その白は少しくすんでいる。汚れがまとわりついているのだ。

 だが少女は美しい。見た目がどうというのではない。彼女の周りの空気が美しい。

 なぜか、それは彼女の周りに歌が満ちているから。

 少女は歌う。声が広がり、空気が輝くような。歌を。


 足を止めた、耳を奪われた。

 声に、旋律に、空気に。

 そして、何よりも彼女に。

――いや、違う。

 足を止めたのではない。

 足が止まったのだ。

 意思で、ではない。

 魂が、進むことを拒絶した。

 セイレンのような。

 その歌声。


 ・


 また違う週末の日。


 僕は家への道を歩く。

 近所のスーパーで特価品を買い込んで。

 肉に豆腐に野菜にきのこ、安い特価品を買い込んで浮いた分のお金を握りしめ踏み込むのは洋菓子店。

 半年に一度くらい雑誌に載るこの店はその後の一週間は客でごった返すが、それが終われば地元民の行きつけに戻る。

 その店の名物・焼きプリンを二つ買う。

 甘い物が好きではない僕もこの店のプリンは素直に美味しいと思う。そして、このプリンは彼女の好きな物だ。

 これくらいの贅沢は許されてもいいだろう。加湿器を買って若干金欠だけど。暖房代がかさむ季節が厳しくないとは言わないけれど。

 僕の足取りは軽い。なぜなら彼女が部屋に居るはずだからだ。


 ・


 家に帰る。ドアを開ける。

 向こうから光は差し込まない。

「ミヤコ?」

 部屋の奥に声をかけた。居るのはわかっている、彼女の一つしかないスニーカーが玄関に出たままだからだ。

 台所のテーブルの上に買い物してきたビニール袋を置く。寒いから鍋、と決めて、流し横の鍋をとって、水を張り火をかける。

 沸くまで時間が掛かるのでその間にミヤコの様子を見ることにする。寒い廊下を通り寝室の扉を開く。ベッドの上、布団に膨らみ。

「ミヤコ、大丈夫?」

 風邪をひいたといって、朝はベッドから出てこなかった。熱もあったし、ベッドは彼女が占有した、加湿器も付けて暖房も付けたのだが。

「うー、あんまり」

 ミヤコは力なく答える。声も枯れている。

「暖房は切ったの?」

「暑かったから、顔が」

 布団に半ば潜り込みながら答えた。

「欲しい物は? 冷たいタオルとか」

「あ、それ欲しい」

 端的な言葉で伝えるのは体力が無いからだろう。

 だったら、長い会話は毒だと思い台所に戻る。

 鍋はまだ沸いていない。風呂場から洗面器を持ってくる。

 氷庫から幾つかの氷を出して洗面器に入れる。ひたひたくらいの水を入れてぐるぐるとかき回せば冷たい氷水のできあがり。部屋干しをしていたタオルを一枚掴む。手頃なサイズに折り曲げてそれを浸す。

 シンクで絞ればできあがりだ。冷たい濡れタオル。

 持って、寝室の扉を開ける。布団から出ている額にそのタオルを乗せる。

――んー、と気持ちよさそうな声が聞こえる。

「何かあったら呼んで、ミヤコの分の雑炊も作っておくから」

「うー、そんなに、食べられない……」

「――何が食べたい?」

「えっと……ぷりん?」

 何故疑問系。

「それは食後のお楽しみ、だ」

「わかった――じゃあ出来たら呼んで」

 了解、と答えてキッチンに戻る。

 鍋からは湯気が立っていた、出汁をとる作業を始める。


 ・


 あの日。駅前で彼女を見た日。僕は彼女を誘った。

 家に来ないか、と。

 汚れた服にぱさついた髪、彼女の外見はどう見ても定住者のそれには見えなかった。根無し草、というのだろうか。

 歌っている間に同情するような目をした通行人からおひねりとして千数百円を貰っていたようだが一泊するには心許ない金額だろう。

 誘いの言葉に勿論最初は怪しむ様な見上げる目つきでこちらを見てきていたのだけれど、彼女の腹の虫が鳴く音を皮切りに、せめて夕食を奢らせてくれ、とそういう方向に話を持っていった。

 腹の虫の音を聞かれる事に、人並み程度の羞恥心はあるのだろう、彼女は頬を染めながらついてきた。

 ファストフードの店で良いと言い張る彼女と若干気取ったレストランに入ろうとする僕と、折衷ということでラーメン屋に入った。

 立地的に今の時間は集客の谷間らしく、入ったときには僕ら以外に二組の客しかいなかった。彼女は遠慮するでもなく、チャーシューダブル――二倍肉の入ったラーメンを注文し、チャーハンと餃子を頼んだ、そして、あまつさえ麺をむさぼった後に替え玉を注文し、杏仁豆腐までのコンボを決めた。

 彼女は少女と呼んで差し支えのない見た目で、体格的にも線の太い方ではなかった。当然の様に食べすぎだ。

 しかも、油物で腹を満たした彼女を仕方がないので家に連れて行った、病院に連れて行くのもどうかと思ったのだ。食べ過ぎで搬送なんて、女の子には不名誉だろうし、保険がきくとも思えなかったし。あと、家が近かったから。

 彼女を背負って、荷物を持った。彼女の荷物は鞄一つだけだった……。


 ・


 警戒していた野生の獣も一度、食べ物で釣ると寄ってきたりする。

 と、まぁ、そんなことを思いながら僕はその日、家にいた。

 土曜日は特別やる予定もなく、彼女が目を覚まさなかったから。

 一昨日出た小説を二冊、買って部屋の隅に積んで置いたのを読む。読み終わった頃に彼女は目を覚ました。既に昼過ぎ。時計は二時を過ぎている。

 まだ、警戒の目で見ている彼女。は、と息を吐いて彼女の前にコンビニの袋を置く。

 中には胃薬とミネラルウォーター。

「まだ気分が悪かったら飲みな。まぁ、若いから大丈夫かもしれないけど」

「う」

 彼女は一瞬迷ったけれど耐え難かったらしくペットボトルを手に取った。

 胃薬はいらないらしい。口を開けて中身を飲む、一息に三分の一くらいが無くなる。

「喉乾いてた?」

「――油っぽい」

 喉が、だろうか。確かに昨日あれだけの暴食をしていたのだからそうなるのも仕方がないと思う。だが、その事に思い当たっていれば、中国茶みたいなのを買ってきたのにな、と後悔。

「茉莉茶ならあったとおもうけど、飲む?」

「まつり?」

「えーっと、ジャスミンティー、かな」

「――要る」

 了解、といって、台所に向かう。

 コンロにやかんをかける。

 入れている間に考え事。

 彼女は僕を敵視しているだろうか?

――気配だけを向けてそちらを窺うとごそごそと体をまさぐる音。

 信頼されていないのはしょうがない。会ったばっかりだし。

 まぁ、そういうことをすると思われているのは若干心外だ。

 次に鞄をまさぐる音がする。それも開けてない。

 着替えさせてもいないのはどうかと思ったが余計なことをして警戒感を増しても仕方ない。

――がさ、と音がした、振り向くとドアの影からこちらを窺っている。

 気付かないふりをして、ポットにお湯を注ぐ。三十秒ほどまって、ポットの中のお湯をやかんに戻す。茶葉を三杯分ポットに入れて蓋をする。やかんが再沸したら湯をポットに注いでもう一度、蓋。

 抽出を待って棚からコップを二つ出す。

 お盆の上にポットとコップ二つを載せて。

「出来た」

 わざと聞こえるように口にする。

――がたたん、と小さく物音。

 彼女が慌ててベッドの方に戻ったようだ。

 その音が静かになるのを待ってお盆を持つ。

 ベッド脇の小さな机にお盆を置いて、横の座布団に座り壁を背に。

「僕も此所で飲んで良いかな?」

「――私の家じゃない」

 了承の言葉と受け取る。

 ポットから二つのコップに均等に注ぐ。

 部屋にジャスミンの香りが広がる。彼女の側にカップを一つ置いて。

 彼女がそれに口をつけるのを見ながら。

「えっと、いくつか聞いても良いかな」

「……」

 彼女は何も言わない、ただ、茶を啜る音が返ってくる。

 何を聞こうか、と思って、名前や年、どうしてあんなところで歌っていたのか、それを聞くのは面倒ごとになりそうで止めておく。

 ただ、名前が無いのは不便だから。

「なんて呼んだらいい?」

「――ミヤコ」

 歌っているときとはまるで違う感情の薄い声でそう答えた。


 ・


 思い出しながら鍋の準備を進めていく。

 きのこを先に入れる、肉も一緒に。

 野菜を先に入れるのが普通だと思うのだけれど。

――雑炊用の出汁を完成させるのが先決だと思ったのだ。

 十分ほど鍋を煮て、肉ときのこは茹だっている、出汁を別の片手鍋に取る。

 ご飯を用意し、雑炊を作る。

 鍋は自分の分だけなので適当に、切った野菜を放り込んで弱火。

 放っておいて、雑炊を持っていく。

「出来たよ、ミヤコ」

「んー」

 弱々しい声、甘えるような声。

 布団の中。

 ベッド脇の小さな机に雑炊の入った鍋を置いて。

 少しだけ、布団を剥ぐ。

 目を閉じて、力の無い笑みがある。

「食べられる?」

「んー、大丈夫」

 背を起こして布団をばんばんと叩く。此所に置け、と言っているのだろう。

 お盆をそこにおいて片手鍋からよそう。スプーンを渡す。

「吹いて冷ましてやろうか?」

 冗談で言ったのだが。

「――はん」

 鼻で笑われた。


 美味しいと言いながら食べているミヤコは置いといて、自分の分の鍋を食べた。

 こちらが食べ終わる頃には向こうでも食事の音が無くなっていた。

 冷蔵庫からプリンを出して、寝室に持っていく。

 ベッド脇に置いてさっきの雑炊を下げる。

 わぁ、と声をあげるミヤコ。嬉々とした表情。

 それを横目に見ながら俺は野菜ジュース。冷蔵庫にあった奴だ。結構前の物らしく賞味期限まであと二日。

 二つ買ったプリンの一つは明日、ミヤコが食べるかもと思い残した。

 ミヤコが別容器のカラメルソースをプリンにかけるのを見ながらちびちびとジュースを飲む。

――と。

「――?」

 妙な感じ。

 ミヤコが好物のプリンを食べているのに、反応が鈍い。

 なにか……、言いたいことも言えない感じ。

 最後の一匙まで食べて。

 ミヤコは。


「ちょっとそこの鞄、取ってくれる?」


 ・


 言われたとおりにベッドの足側に置いてあった鞄を取る。

 書類鞄の様な形、着の身着のままだったミヤコの唯一の荷物。

 中身は――しらない。

 がさがさと、音だけはする。

 最初は着替えでも入っているのかと思っていたが、そうでもないらしい。

 なぜなら、あの日。食べ過ぎで俺の部屋に連れ込んだ次の日のうちにミヤコの着替え一式を買いに出たからだ、それこそ、下着から何から洗濯用の予備も含めて。

 その時靴を買い忘れたのだが、ともかく。

 ミヤコは初めて、鞄を僕の目の前で開ける。

 中身は。

――書類?

 書類鞄だから、と言うわけでもないだろうけど。

 中にあったのは、何枚かのA4の紙と、縄? 瓶は、サプリメントか?

 盗み見るようにしながら、色々と考えて。

 しかし、そんな思考よりも明確に。

 渡される、先のA4の紙を。

「見ろって、か?」

「いいえ、見て良いよ、って」

 見て良いよといっても、見たいと言っていない以上その源泉は『見せたい』だ、或いは『見てほしい』、だったら。

――がさり、と意を決して読む。

「――っ!」

 そこには痛みがあった。


 ・


 一読しただけでは詳しい内容は解らない、幾つかの事実が当然の事として説明がなかったり、固有名詞の持ち主が解らなかったり。

 何の予備知識も無く、未読の小説のクライマックスを開いてしまったような。

 それぐらいの不理解。

 だが、その不理解を乗り越えても痛みを残すのは。

「これは、誰の?」

「とのか――最後に名前が書いてあるでしょう?」

 解ってる。印刷された三枚のA4用紙のうち、唯一の手書きは最後の署名だ。

 宮部都歌、と丸っこいくせ字で書かれている。整ってはいないが、丁寧で、可愛らしい印象を受ける字。

「君は」

「ミヤコといったでしょう、いえ、ミヤコと呼べと言ったはず」

「君は――ミヤコなのか?」

 その問いにミヤコは――少女は淡く笑う。

「名前は誰に貰う物なの? 私は都歌、『みやこのうた』、でも、捨てたの、とのか、が夢を捨てたの、誰も彼もとのかにそんなことを望んでいなかったから。皆が望んだのは、勉強の出来る子で居て欲しい、優しい子で居て欲しい、従順な子で居て欲しい、良い子で居て欲しいって、そんな事。誰にも欲しがられず、自分でもそうあることが出来なかった、だからとのかは歌を捨てたの」

「――そんな」

「そんなこと、何処にでもあることよ、別にとのかが特別不幸だった訳じゃない。周りから望まれている姿、自分のなりたい姿、自分の楽で居られる形。境界線は誰だってせめぎ合いで決まるの」

 物語としては良くある。大会社のご子息様が芸術家の道に落ちていく話。伝統芸の跡継ぎが外の世界を求める話、人魚の姫が人間の王子様に恋をする話だってそうだ。

 周りが望む形と自分の楽な形があって、周りが望む形の外に出ようと思えば何かが必要だ。それは情熱であったり、夢であったり、努力であったり、声を引き替えにする覚悟や魔法使いの助力。

「馬鹿よね、脊椎動物が背骨を無くして立っていられるわけがないのに」

 背骨、骨格の中心だ。それが無くては自分でないというようなこと。

――夢だって、背骨になる。

「自分の楽と、周りの望みに答えようとして、とのかは自分の背骨を折った。自分を自分たらしめている物がなくなれば、それは自分だとは思いたくない物になる」

 宮部都歌という少女は、周囲の重圧から歌を捨てた。

 歌を捨てることで、周りの望む『宮部都歌』として完全になるはずが、残ったそれは少女にとって、自分だとは思いたくない物だった。

 そのあと、どういう細かい事が起きたのかは知らない。けれど、歌を捨てたはずの少女は歌を捨てた何かになることが出来ずにあの駅前に立っていた。

 立っていて、歌を歌っていた。

「嘘よ、それは」

 何が嘘なのか。

「私はもう、歌が無いもの」

 僕には聞こえたのに、綺麗な歌が。

「私はミヤコだから」

 その言葉に決意を感じた。――そして、『遺書』から顔を上げると、彼女は瓶を手にしていた。サプリメント、等ではない。もっと別の。

 流れるように四錠、手に取り飲み下した。止めるタイミングが無かった。


 ・


 鞄の中を覗いた日から二日経った。


「君はまた、面倒な事例を持ってくるね」

 僕の目の前にいたのは白衣の男、高校時代の先輩。ここはあの日、薬を飲んだミヤコを連れて行った知り合いの病院だ。胃を洗浄して貰おうと思ったのだが、どうも、あの時に飲んだ薬は毒劇物でなく睡眠薬の様な物らしい。それでも、規定量は一回一錠で、あの量が多すぎることに変わりはなく目を覚ますのは遅かった、単純に多くの薬を飲んだだけのせいではないと先輩は言っていた。

 とはいえ、その別の要因は心因で詳しくは解らないと言っていた。

「面倒、ですか?」

「んー、君。あの子を保護したのが二週間前だって言ったよね」

「はい、金曜日だったので、正確には十六日ですか」

「――ん」

 カルテを見る先輩。そこにはここからでも写真が貼ってあるのが見える。

「それは、あり得ないな」

「っと、なにがですか?」

「保護した。それから二週間したあと睡眠薬の過剰摂取でこの病院に連れてきた……それはいいさ。けれどね、その間――出会いから、睡眠薬を飲む直前まで会話をしていた?」

「会話、くらいするでしょう」

「――綺麗な声で?」

「えぇ、透明にも感じるくらいの」

 は、と息を押し出す先輩。

「ありえない、ね」

「だから、なんで」

 反論しようとしたところでカルテを見せられる。

 いや、その写真を。

 見たところで解るはずもないのだが。

「治せるものだ、けれど、しかし、現状では声が出るはずがない。明瞭に聞き取れる様な声が出れば奇跡、透明感など――どうしようもないね」

「――睡眠薬の副作用で」

 ふん、と先輩は一度頷く。

「睡眠薬を摂取したときに皮膚を爛れさせるような薬品を喉に落としたとすれば、たしかに、今声がでない状況とそれまでは声がでた状況での辻褄は合うね」

 そう答える先輩は既に答えを持っている表情。

「何が、言いたいんですか?」

「――簡潔に言おう、君が彼女に出会ったときには既に声が出せなかった筈だ。傷の塞がり方から見れば、どう考えてもだ」

「え?」

「つまり、君は、声を出せない筈の彼女の歌を聴いて、彼女を助けたと言うことだよ」

「――そ、そんな」

「ふむ、君、彼女を連れて帰るつもりなら、殺されないように気を付けた方が良いんじゃないかな?」

 そういって、先輩は意地悪そうに笑って続ける。

「或いは、彼女が泡になって海に還らない様に、だ」


 ・


 皮肉を言う先輩に言う言葉を持たず、僕はミヤコの病室を訪ねた。

――綺麗な歌が聞こえる。

――それはセイレンの声。

お題は、鞄、でした。

秘密を隠す物であり、旅人の伴であり、容れ物です。

鞄というのは、本棚と同じくらいに人格が出るんじゃないですか?


また、お題募集しています。

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