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ヤンデレの妹が定期的に違う男を家に連れ込んでる。もう慣れた。

作者: 静真希

 ごく普通の高校生、佐藤翔太にはヤンデレな妹、紗香がいた。

 家に帰れば、定期的に違う男の叫び声がする……そんな生活を送る男の子の話です。

 突然だが、みんなはどんな属性を持っているだろうか。熱血、クール、ツンデレなどなど創作物においてキャラを魅力的にするために無くてはならないものだ。


 そんな中でもかなり昔の方から存在し、今でも一部に熱狂的を得て一作品に一人はいる……は言い過ぎか。


 まぁとにかく今もかなりな数存在する属性、それこそがヤンデレ。


 そして僕、佐藤翔太の妹、佐藤紗香が持っている属性だ。


 


 「ただいまー」

 

 空もすっかり黒くなった午後7時、部活でヘトヘトになった体に鞭を打ち、やっとの思いで家のドアを開ける。


 そんな僕におかえり、なんて言葉は飛んでこない。


 代わりに聞こえるのは顔も見たことない男の悲鳴。こんなこと僕の家では日常茶飯事だ。


 もう僕は慣れてしまったが、どうも心が少しもろかったらしい母さんは5年前から精神的な異常で入院しているし、父さんは逃げる様に単身赴任してまった。


 幸いお金は毎月父さんが振り込んでくれているし、家事は僕が一通りできるから特に困ってはいない。


 今日は部活が長くなることが朝から分かっていたから晩ご飯は朝の内に作っておいたから温めるだけで完成だ。


 これは3年前くらいに発見したことなんだけど朝カレーを作っておいて夜に食べると初日から2日目のカレーが食べられる。僕の人生において最大のライフハックだ。


 「……うん。朝味見した時よりも美味しい!」


 やっぱり2日目のカレーはこの世で一番美味しいな。


 これさえあれば世界から戦争なんてものは無くなるんじゃないか。なんてバカみたいなことを考えながら僕は2階への階段を登る。


 廊下の突き当たりが紗香の部屋だ。まずはノックを2回、それで部屋の中から物音が聞こえなくなったらドアを少し開けて話しかける。これが紗香が決めた部屋に入る時のルールだ。


 もしノックをしても中からの物音が消えなかったら少し時間をおいてまたノックをするということを紗香が気づくまで続けるというルールもあるけど幸い紗香は耳がいいのか今まで1度で気づかれなかったことはない。


 「紗香、晩ご飯できたけどもう食べる?」


 僕が紗香にそう呼びかけると紗香のベッドで手足を縛られた状態で横たわっている長身の爽やかな青年が真っ赤に腫らした目を少しだけ輝かせた。


 部屋の様子を見るにきっと半日はこの状態なんだろう。


 きっとお腹も空いているだろうから彼氏君もどう?なんて聞いてみたが


 「もう、ダメだよ兄さん。田中君は私が作った物しか食べられないから」


 と、紗香に断られてしまった。


 カレーは後で自分で温め直して食べるから先に食べてもう休んで欲しいとのことだったので僕は1人での晩ご飯となった。


 時折り先程の青年のものと思われる叫び声が聞こえてくるが慣れてしまえばいいスパイスだ。ほら、カレーがこんなに美味しく


 「……いや、これに関しては2日目のカレーが美味しすぎるだけだな。2日目のカレー最高!」


 そんなこんなでこの世で最大級の幸せを存分に味わった僕はお風呂に入り、眠る準備を始める。


 現在時刻は午後10時。高校生にしては少々お早い就寝だが、今日は朝から早く起きてカレーを作ったり、部活が遅くまであったりとなかなかハードな1日だったからこれくらいがちょうどいいだろう。


 真上にある紗香の部屋からジャラジャラと聴こえてくる鎖の音に少しだけ彼氏君に同情しながら目を閉じた。





 「兄さん起きて、朝だよ。……兄さん」


 「うおぉ!起きた!起きたから!」


 「……先にリビングで待ってるからね」


 僕は部屋中に広がる寒気と全身からなり続ける危険信号で目を覚ます。


 どうやら僕は少しだけ朝に弱いようでたまに起きるのが遅くなる日があってそんな日は毎回紗香が起こしに来てくれるのだがいかんせん起こし方が個性的なせいで現在僕は寝坊=永眠となる可能性を孕みながら生活を送っている。


 バクバクとうるさい心臓をそのままにリビングに行くとテーブルの上にはホットサンドらしきものがあった。


 「これ、紗香が作ったの?」


 「うん、今日はたまたま早く起きちゃったから朝のニュース番組見てたらホットサンド特集がやってたから食べたくなって」


 「別に自分で作らなくても僕が作ってあげたのに、時間だってまだまだあるし」


 「私も最初はそのつもりだった。でも……負けたから」


 「ん?負けたって何にさ?」


 「目覚ましじゃんけん。前見た時も負けたから今日は絶対勝とうと思ってた。でも負けた。だからこれは私自身への戒め」


 ホットサンドを作るなんて戒め生まれて初めて聞いた、もしかしたら紗香はヤンデレであると同時に不思議ちゃんでもあるのかもしれない。


 「……早く食べよう。冷めちゃう」


 「あ、うん。そうだね。いただきます」


 そのホットサンドは、とても懐かしい味がした。


 昨日、僕が今日の晩ごはんの分も見越して作ったカレーの味だ。


 ひと口味わうたびに泣きそうになったが、きっとホットサンドが美味しすぎたせいだ。


 ホットサンドを食べ終えた僕たちはそれぞれ学校に行く準備をするために自分の部屋へ戻る。さっさと準備を終わらせた僕は昨日出来なかった掃除と洗濯を始める。


 食器も洗おうとしたが流石に時間が無く、帰ってからやることにした。 


 掃除機をかけ終わった頃には紗香も準備を終えて部屋から出てきた。学校指定の鞄からはジャラジャラと音が鳴り、カーディガンのポケットから収まりきっていない手錠が見えている。


 ……もはやヤンデレというよりもSMクラブの嬢だな。 


 紗香もどうやら準備が終わったようなので、恒例の質問をする。


 「あのさ紗香、昨日は彼氏君は?」


 これの質問をすると紗香は決まって悲しそうな顔をしながら首を横に振る。


 「兄さんが寝た後すぐに帰ったよ。やっぱり私は重すぎるって、……振られた」


 いつも通りだ。今回の彼も紗香の愛を受け止めきれなかったようだ。いや、たぶん紗香の愛を全て受け止められる男なんてこの世にはいないだろう。紗香の愛はきっと相手を傷つける。


 今から僕が放つこの言葉は、新たな被害者を生む言葉だ。それでも僕は紗香にいつもの言葉をかける。


 「まぁ、次こそ上手くいくかもしれないし、はやく新しい恋が見つかるといいね」




 「起立!気をつけ!礼!」


 「ありがとうございましたー」


 ふぅ、やっと4限の授業が終わった。うちの高校はまぁまぁ偏差値の高い学校なのでもちろん授業のレベルも高い。正直ついていくだけで精一杯だ。


 当然同級生のレベルも高く、毎日刺激を受けてばかりだ。


 「おい、大変だ翔太!朝にみんなで『コンビニのお釣りで新500円出るまで学校行けま10』したせいで昼ご飯が買えない!どうしよう!お金貸して!てか奢って!」


 …………本当に刺激を受けてばかりだ。


 たった今僕に人間の愚かさを学ばせてくれたこいつの名前は源正平。僕とは中学の頃からの付き合いで今でもたまに昼ごはんを一緒に食べる仲だ。


 「全く、何してんのさ」


 「いや、違うんだって!圭佑がやろうって言い始めたんだって!」


 別に誰が言い出したかなんて聞いてない。ていうか誰も止めないどころか乗った時点で完全に同罪だろ。


 「なぁ、翔太マジ頼む!このままじゃ5限の体育でぶっ倒れる!」


 土下座する勢いで僕に頼み込んでくる正平。良く見ると目にはうっすらと涙を浮かべている。……なんだかここまでくるとかわいそうに思えてきた。


 「はいはいわかった、わかった。貸すだけだからね」


 「よっしゃあ!マジ助かる!そうと決まれば早速食堂行こうぜ!」


 先程まで目に溜めていた涙を一瞬で枯らして僕の腕を掴んで連れて行こうとする正平。しかたない。今日くらいは奢ってやってもいいかな。


 そんなことを考えていた矢先に正平のトンデモ発言が僕の耳に届く。


 「いやー、マジ腹減ったー。俺今朝カレーでさ、あんまり食えなかったんだよ。朝からカレーなんか重すぎるっての」


 「よっしゃ、今すぐ食堂行こう。そんでもってディベートしようぜ!」


 その後、僕と正平のディベートは大変盛り上がった。そして僕らは食堂で殴り合いという前代未聞の事件を起こし、生徒指導室へと送られた。




 生徒指導室にいたため5限の体育に遅れて参加した僕たちはもうチーム別の試合が始まってしまっているという理由で見学となり、体育館の端っこの方で座っていた。


 他のみんなはバレーをしている。随分と楽しそうだ。正直僕もやりたい。


 しかし、いくら願ったところで結局バレーに参加することはできないのでバカを睨んで呪おうとしていると突然、正平が窓の外を指差し声を上げた。


 「あ、見ろよ!グラウンドで1年の女子がソフトボールしてるぞ!」


 「ほんとだ、ラッキー。お、紗香ちゃんもいるじゃん」


 「マジで!?やっぱくそかわいいな」


 どうやらこのバカはさっきまで怒られていたことはもう忘れたらしい。外にいる女子、というか紗香を見て盛り上がっている。ていうか、他の男子も混ざってきてるし。


 「くっそー俺も紗香ちゃんと付き合いたい!」


 「でも紗香ちゃん、めっちゃヤンデレらしいぜ」


 「え、マジかよ……」


 そう、別に紗香は自分がヤンデレであること隠していない。むしろオープンにしている。なのにも関わらず、何故か紗香には悪い噂が立たず、ひっきりなしに彼氏ができる。まぁ、その理由は簡単なことなんだけど。


 「……でも、それでも全然いいよな〜」


 「あぁ、あのかわいさなら何でも許せちゃうよな」


 「むしろ萌える」


 そう、外見だ。さっきから僕もこいつらも紗香に対してかわいいとしか言っていないがそれは少しだけ違う。


 佐藤紗香という少女は、世界一の美少女なのだ。もちろんこれは僕が兄バカということではない。整った顔、さらりと美しい黒髪、胸は控えめだが全体的に見れば完璧なスタイル。


 僕だって妹じゃなかったら絶対好きになっていた。それくらいに紗香はかわいい。あらゆるマイナスを打ち消すほどに。


 そんなことを考えていると正平が僕に話しかけてきた。


 「なぁ翔太、実際紗香ちゃんのヤンデレってどんなレベルなんだ?確かに他の女友達とかと話せなくなるのは困るけど、正直な話紗香ちゃんと付き合えるなら余裕でおつりが出るぜ?」


 「うーん、正直僕もよく分かんないんだよね。彼氏といる時は絶対自分の部屋だし。でも確かに紗香を振った全員がその後転校してるってのも怖い話だよね」


 「そーなんだよ!実際の体験談が聞けないから紗香ちゃんと付き合う妄想をするときに全然捗らないだよ」


 「……実の兄の前で普通そんなこというか?」


 「ていうか今までの彼氏は全員紗香ちゃんから告白してるのも謎だよな。中にはお世辞にもカッコいいとか言えないやつもいたし」


 「……恋多き乙女なんじゃないか?」


 いつの間にか話に参戦してきた他のバカ達の質問にも答えていると僕の中でどんどんと紗香に対する疑問が増えていく。確かに紗香は俗に言うヤンデレだ。付き合った彼氏は全員交友関係を縛られていたようだし、文字通り縛られているところもよく家で見る。

 

 ……それにしては自分はあまり縛っていないというか、普通ヤンデレって自分も相手のことしか考えられなくなるものじゃないのか?でも、僕との関係はそこまで悪くない……と思う。今朝の記憶だけなら仲良しとも見える。


 僕のヤンデレへの認識が間違っているのか?……ダメだ分からなくなってきた。


 結局、5限どころか放課後になってもこのモヤモヤは解決しなかった。



 「ねぇ君、佐藤翔太だよね?」


 モヤモヤした気持ちを抱えたまま帰ろうとしているといきなりなんかチャライ人に絡まれた。スリッパの色を見るに3年生みたいだけど僕に何のようなんだろうか?


 「あ、あの先輩、何か僕にようですか?」


 「うんうん、そんな感じ。だからさ、ちょっとだけこっち来てよ」


 「ちょ、ちょっと」


 僕が否定する間もなく先輩は僕を校舎裏の方へ連れて行こうとする。あ、これカツアゲだ!そう気付いた時にはもう遅く僕は3年生数人に囲まれていた。チャライ先輩は一歩一歩僕の方へ詰め寄ってくる。


 「おいおい、そんな怖がんなって。そこまで酷いことはしないからさ」


 「……今日は僕そんなにお金持って無いですよ」


 「まぁまぁ、今回はそれが主な目的じゃないからさ」


 「ですから『コンビニのお釣りで新500円出るまで学校行けま10』したせいでお金なんて…………え?カツアゲじゃないんですか?」


 「だから違うって、今回僕が聞きたいのは君のい「平原先輩」ん?」


 「紗香?どうしてこんなところに」


 先輩が何かを言いかけたところで先輩の後ろから紗香がひょこっと出てきた。


 「兄さん、私は平原先輩にしか用はないから早く帰ってくれない」


 「え、でも先輩さっき何か「早く、帰って」わかった!わかったから!その目やめて!」


 美人の真顔は怖いと言うけど紗香の場合は特に怖い。生きた心地がしないからここは早いところ帰ろう。先輩は僕を呼び止めようとしていたけど無視させてもらった。無理、マジ怖い。少し歩いたところで振り返ると紗香は先輩と何かを話していた。


 他の先輩達は僕と同じく先に帰るよう言われたらしい。ガタイのいい先輩たちが小さな女の子の睨み一つで蜘蛛の子を散らすようにその場を去っていく姿は結構シュールだ。


 「あの先輩に用があるって言ってたけど、もしかして新しい恋の対象なのかな」


 少し離れた所から2人を覗くと、そこには楽しそうに笑う紗香がいた。


 先輩の顔は見えないが紗香の表情を見るにきっといい感じだろう。


 僕は1人河川敷を歩きながら考える。もしかしたらいつの日かあの先輩家に連れてくるかもしれない。


 あの先輩チャラそうだったからな。近いうちにあの先輩の悲鳴が家に響き渡ることだろう。


 「フフッ、何で僕は妹が彼氏を家に監禁するのを前提に考えてるんだよ」


 自分の思考が随分とおかしなことになっている事に気付いて思わず笑ってしまいながら、僕は、急遽作らねばいけなくなった夕飯の献立を考えながら帰路についた。






 少し時間を戻して翔太がモヤモヤを抱えながら7限の授業を受けていたころ1年の教室には二人の少女がいた。


 「いやー1組が研究授業のおかげで私達は7限無しなんて最高だね」


 紗香とは小学校からの腐れ縁である梨花はイヤホンをつけている紗香にも伝わるように大きめの声量で話しかける。


 「梨花……うん、そうだね。おかげでいつもより早くから聞いていられる」


 紗香にイヤホンを外す意思はないらしい。


 それを今までの経験から察した梨花は、やれやれといった様子で隣の席に座る。


 「一応聞くけどさ、何聞いてるわけ?」


 そんな事を聞く梨花の質問に紗香は、なにを分かりきったことを、といった表情で答える。


 「何って……兄さんに付けてる盗聴器の音声に決まってるでしょ」


 「決まってるって、お前なぁ……」


 いつも通りの答えに呆れた顔をする梨花には目のくれず、意識をイヤホンに傾ける紗香。


 すると突然、紗香が勢いよく立ち上がる。


 「急にどうしたんだよ」


 突然立ち上がった紗香に驚きながら、梨花が問いかける。


 そんな友人の問いには気もくれず、紗香は何かを呟きながら歩き出す。


 「おい!どこ行くんだよ!」


 梨花は紗香の腕を掴む。が、その手は一瞬で払われる。


 「危ない……兄さんが危ない!」


 そう言い残して紗香は教室を走り去っていく。


 1人取り残された梨花はしばらくボーッと立っていたが外から聞こえてくる怒号で意識を戻す。


 外を見ると、確か平原といった3年生と紗香が揉めている。


 いや、揉めているというには少し先輩の勢いが弱い。


 「またやってるよ。あいつ」


 梨花は、一見可愛く見える笑顔で相手を追い詰めている紗香を見つめながら呟く。


 「昔、自分が原因で兄のことを虐めてた連中の弱みを彼女になって握るなんて………普通するか?」


 「ほんと、……気色悪い」


 

 佐藤翔太(17)

 すっかり妹のヤンデレに慣れてしまった適応力の高い人。昔、虐められていたことを覚えてはいるけど、あんまり気にしていない。本編の後、冷蔵庫の中にろくな食材が無いことを知り、絶望します。1日目のカレーも好きだけど2日目のを初日から食べれるなら、それを食べる。


 佐藤紗香(15)

 美少女の皮を被った異常者。昔からブラコンだったが、兄が自分のせいで虐められていることを知って、自分の可愛さを利用して相手の弱みを握っていたら周りからヤンデレだと思われた。兄を虐めるようなゴミと嘘とはいえ付き合うのは死ぬほど嫌だが、兄が虐められる原因を作った自分への戒めとして、今日の蕁麻疹と戦っている。

彼氏に振られたフリをすると翔太がいつもより優しくしてくれるので嬉しい。


 紗香の歴代彼氏たち

 昔、紗香が妹にいること羨み、翔太を虐めていた者たち。まさか、妹があんな化け物だとは思ってもいなかった

紗香に誘われて、ウッキウキで部屋に入ったら最後、地獄を見る。自分を好きと言ってくれていた紗香の口から放たれる暴言、肉体的な傷を負うわけでは無いが確実に精神にダメージを与えてくる監禁状態、なぜかそんな光景を生暖かい目で見守ってくる翔太。このコンボでどんな男も心に深い傷を負い逃げるように引っ越していきます。


 もし次の機会があったら『精神科に入院中の母親、入院中にギャンブルにハマったせいで一生退院できまん』とか書きたい。

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