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刀神 紫焔  作者: Szak
10/11

鬼神鈴鹿という一族

鬼神歴00002年


鬼神では珍しく2人の女の子が産まれたまでは良かったのだがこの女の子が顔も姿形もそっくり(今でいう一卵性双生児)で産まれたため問題とされていた。鬼神の姫神が双子で産まれた場合どちらかを処分するか2人とも処分するか2人が成人し姫神の儀までに選ばなければならないとされている。


 双子で産まれた子に1人には一鬼もう1人には雙葉と名付け姫神の儀までに2人とも大事に育てられていたのだが鬼神の長がそろそろ、どちらかを姫神にするか決めねばならないと言いだしておりそれはどちらかを処分するということである。ここで困るのがどちらを処分(追放含む)するかということなのだが一鬼は鍛冶が出来雙葉は闘術が出来る2人とも才能に恵まれておりどちらを処分するにしても鬼神族的に損失でしかないと長は考えているのだが当の一鬼は自分は一族から抜けても生きていけるが雙葉は無理だろうと考え雙葉は雙葉で姉の方が姫神として相応しいと思っており自分が居なくなればいいと考えていた。


 「納得出来ません姉上が姫神の儀を受けるべきです!」


 「何を甘えたことをいっておるのだ雙葉、おまえが受けないでどうするのじゃ?」

 

姉一鬼が姫神の儀辞退し妹である雙葉に受けさすように長に進言していたところを雙葉に聞かれてしまったことが喧嘩の発端ではあるのだが雙葉が一鬼の才能のことで口を滑らしそうになったため一鬼が雙葉の口を塞ぎに行ったのだった。


 「姉上には鍛冶以外にも鬼が・・・・」


 「雙葉よ、それ以上発言すれば我はお前を斬られねばならなくなる!」 


 「(姉上がこんなにお怒りになるの初めて見た気がするとはいうものの姉上に口を塞がれてるのに発言とか出来ないわよ!)」


 「お前たちはこんな所でなにを喧嘩しておるのだ!」


 「長の勘違いですよ、私たちは話し合い()()()()をしてただけで喧嘩なんてしてないですよね?雙葉。」


一鬼は雙葉と話してる所に突然長が入って来たため雙葉の口を塞いだ状態で長と会話することになり雙葉に同意を求めるが口を塞いでいるため返事が出来ず必死に首を縦にふり肯定していたが長はそれを訝しんだ目で見ておりこれからのことをどう説明するか頭を抱えてしまっている。


鬼神 おにがみ

荒ぶる神もしくは精霊のことを指している。

鬼神【きしん】とは違い姿形は目視することは出来ず特定の条件化であれば視えることもあるという。


鈴鹿一鬼の才能は鍛冶と鬼神術おにがみじゅつ2つの才能を持ち合わせていたのだが長に対しては鍛冶しかなかったと報告していたのだが双子の雙葉はこれに気づいており姉の足手纏いになりたくないという思いから長に報告をしていない。


闘術

あらゆる戦闘における戦技・武技・魔術・魔技と言ったものをその戦闘において最善の選択をし勝利に導くと言われ続けている術。


雙葉は鬼神の中でもかなり珍しい形で闘術を開花させており姉一鬼はそれがどういうことか知っており姫神の儀は雙葉以外無理だと判断し自分は一族から抜けようと考えて始めた時期もこの頃である。


一鬼の鍛冶は本来のそれとは違い鍛冶で鍛冶場を造り素材を入れ鬼神術おにがみじゅつで精霊や荒ぶる神を呼び出し鍛冶の工程を終えるため試し斬り以外では製作者である一鬼は持つことすら出来なかったとされている。



一応完結しました!

ただ、補足的なものは更新するかもしれません。


ありがとうございました!

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