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優しい手 1



ーーー妹が羨ましかった。


ピアノも上手くて、勉強も出来て。

おまけに友達もいっぱいいて人気者。

そんな妹を両親はとても可愛がっていた。


私もいっぱい頑張った。

元々頭も悪いし、ピアノなんて出来ない。

だから人一倍頑張った。

でも、無理だった。


「どうして、桜はこんなに出来ないのかしら」


お母さんの言葉を聞いて、なんだか自分のやってることが馬鹿らしかった。


学力の低い高校に入学して、途中で辞めて、近くのコンビニでバイトをして。

なにもかも中途半端な生き方。

それでも、無理をして頑張っていたあの頃よりましだった。





********************






「おつかれさまでしたー」

「おつかれ~」


コンビニの裏口から出て帰り道を歩く。

ここら辺は街灯が少ないから真っ暗。

けど、星がよく見えるから結構好き。


明日は休みだ。どうしようかな。

ためていた本を読もうか。

久しぶりにどこかに出掛けようか。

そんなことを考えながら、下を見ないで歩いていたら


「っ、」


転がっていた缶に躓き、前に倒れる。

まずいっ、と前に手を突き出したその時、突然黒い穴が現れ


「ぇ」


悲鳴をあげる暇もないまま、吸い込まれるように落ちた。




初めての投稿作品です!

文下手だし、誤字脱字あると思いますが、温かい目でお読みください

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