[題材『対価』]
人は何かをなすとき対価を差し出す。
仕事をする場合、こちらは労働力と時間を渡し、その労働力の分のお金を貰う。
この契約は平等に行われる。
何かをなすときにもそれは変わらない。
自分が欲する物を貰う為には自分も何かを差し出さなければならない。
この契約に不当だと思う者もいるだろう。
だからと言って「払わない」という選択をとることは出来ない。
これは必ずしも行われる絶対の摂理なのだ。
不当な分はきちんと払われる。足りない分を他の部分から補って。
何が払われるかは分からない。
それはお金かもしれない。それは大事な物かもしれない。
それは……自分の運命かもしれない。
貴方は平等な契約を行っていますか。
行っていないものは必ず、貴方の物を対価にしていきますよ。
もう一度お聞きします。
貴方は平等な契約を行っていますか。
そして、きちんと対価を差し出していますか。
ご利用は計画的に