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夢追人  作者: 北西みなみ
第三話
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ガールズトーク 梨亜

ガールズトークの内容は、男性陣の夢や希望を壊さないために、知られちゃいけないものですよね。うんうん。

ちゃぽん。


「ふぅ、気持ちいい」

「本当に」


只今私は、美奈と共にお風呂に入っています。


交渉の末、無事に隊長が美奈の家に泊まれる様になったのですが、「どうせなら、今日は皆うちに泊まらない?」と美奈が言い出したので、お言葉に甘えることになりました。


最初は、着替えとかもないし、と遠慮しようとしたのですが、お客様用の各種お泊まりセットも完備されていました。ここはホテルですかね?


そしてこの家は、複数人一緒に入れる広さの浴室が複数あるんだそうで、着替えなんかも普通に何人も同時に出来るようになっていました。ここは温泉宿でしょうか?


思わず口調が丁寧になってしまいましたよ?


何はともあれ、一緒にお風呂入ろうよ、という美奈と共に入っているのです。



因みに、美奈は着痩せするタイプだった。


特別に物凄く大きい! という程ではないけど、それでもきちんと主張する程出ており、くびれ部分はきゅっとしまっている。


きめ細やかな肌はほんのり赤く色付き、湯気を纏って……って、私は痴漢か?


はっと正気に返った私は、変態ちっくな事を考えながら体を凝視していたのを気付かれない様、話し掛けた。


「今日は本当にありがとう。飲茶とっても美味しかった」


私のお礼にとっても嬉しそうに笑う美奈。


「いえいえ、どういたしまして。気に入ってくれたらよかった」


良かったら帰りにいくつか持っていって、と言われ、喜んでお願いする。


結局全種類なんて食べられなかったので、食べてみたいものがいっぱいあったんだ。楽しみ楽しみ。


「あれ、全部美奈が作ったの?」


「うん。あれもこれも、っていってたら、いつの間にかあんな量になっちゃった」


流石に作りすぎたかな、と笑う美奈。


「でも、よくあんなに作れたね? 私、とてもじゃないけど、あれだけのレパートリーは出てこないよ」


まぁ、私がそんなに料理得意じゃないってのは置いておいて……。


「あぁ、それは、以前計人が飲茶に興味もって、片っ端から食べてみたいって言った時があってね」


店によって、違うものもあるし、よく食べたがっていたから、と、自分で作れるようになってしまったそうだ。


計人の為に、あの料理を……。


「愛されてるなぁ、計人」


思わず呟くと、くすくすとこぼれるような笑顔が返ってくる。


「うん、とっても」


その笑顔は、計人には勿体ないくらいの笑顔だった。


「でも、梨亜ちゃんもだーい好き」


「私も大好き! これからもよろしくね」


そうして湯船の中で二人、はしゃぎあって色んな話をした。


早く美奈の疑惑が解かれて、監視の必要なくなった状態で仲良くなりたいなぁ。


美奈のためにも、私自身のためにも頑張ろうと思った。

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